すこやかな肌へと導く。おすすめの洗顔フォームや選び方を紹介

すこやかな肌へと導く。おすすめの洗顔フォームや選び方を紹介

BEAUTY

May 21, 2020

年齢とともに肌の状態も変わってきます。気になる肌の悩みがあるならば、まずは毎日の洗顔を見直してみませんか。古い角質や汚れを落とし肌をすっきりと整えてくれる洗顔は、スキンケアの基礎となる重要なステップです。そこでこの記事では、洗顔の基本や洗顔フォームの選び方を解説。あわせて、肌をいたわるおすすめの洗顔フォームも紹介します。

目次

  1. 洗顔の基本を押さえよう
    1. 洗顔の役割とは
    2. 洗顔方法について
    3. 洗顔フォームに使用される洗浄成分
  2. 洗顔フォームの選び方
    1. 肌の悩みに合わせて選ぶ
    2. 使用感で選ぶ
    3. 香りで選ぶ
  3. おすすめの洗顔フォーム
    1. オラクル エッセンシャル クレンザー
    2. アルケミー フォーミング クレンザー
  4. すこやかな肌作りのためには丁寧な洗顔を

洗顔の基本を押さえよう

毎日何気なくおこなっている洗顔について、もう一度その役割や方法をおさらいしてみましょう。

洗顔の役割とは

肌本来の力を引き出すために、毛穴の汚れや古い角質を取り除くことが洗顔の役割です。肌に付着する汚れには、汗・古い角質・ホコリなどの汚れと、メイクアイテムなどの油分を含んだ汚れの2種類があります。その2種類それぞれの汚れに合わせた洗浄成分によって汚れを落とし切ることが、すこやかな肌への第一歩です。

「朝はメイクをしていないので、水やお湯のみの洗顔で大丈夫なのでは?」と思われるかもしれません。しかし、寝起きの肌には睡眠中に分泌された汗や古い角質、空気中のホコリなどの汚れが付着しています。これらの汚れは、水やお湯だけでは落とし切れないものもあるので、洗顔フォームを使い、しっかり洗い流すことが大切です。

さらに、メイクをした日の夜の洗顔では、2種類の汚れを落とす必要があります。順番としては、メイクアップリムーバーで油分を含んだメイク汚れを落とした後、洗顔フォームで古い角質や肌に残っている汚れを洗い流し、肌をリセットしましょう。肌の汚れをしっかりと落とすことで、その後に続く化粧水や乳液といった基礎化粧品が浸透しやすくなります。

洗顔方法について

肌の汚れを落とすことも大切ですが、洗い過ぎは肌に必要な水分や油分まで流してしまうことにつながります。正しい洗顔の積み重ねが肌を整えるので、毎日の状態を観察しながら、肌に合った洗顔をおこないましょう。

洗顔の前に、まずはキメが細かく弾力のある泡を作ることが重要です。手のひらを逆さにしても落ちないくらいの濃密な泡が理想。その泡をクッションとして、肌と手のひらが直接触れないほどの優しさで洗いましょう。泡が汚れを吸い取ってくれます。

洗顔の順番は、皮脂の出やすいTゾーンから。その後顔全体とフェイスラインも忘れずに洗います。最後に、生え際などの洗い残しに注意し、30~34℃のぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。その際、シャワーの水流は肌への刺激になるため、直接顔に当てないように注意します。洗顔後もタオルで肌をこするのではなく、押えるようにして優しく水分を拭き取りましょう。

洗顔フォームに使用される洗浄成分

洗顔料に含まれる洗浄成分の種類は「合成界面活性剤」と「脂肪酸石けん」の2つに分類されます。合成界面活性剤を主成分とする洗顔フォームは軽やかな泡立ちが特徴。一方、脂肪酸石けんを主成分とする洗顔フォームは豊かでキメの細かい泡が特徴です。
さらに洗顔フォームには、下記のような理由から、油脂などを精製した脂肪酸が含まれています。

1.数種類の脂肪酸の組み合わせで洗浄力・泡質などを最適なものに調整できる。
2.皮膚に良くない油分を使わずに洗浄力を維持できる。
3.洗顔フォームの製造過程で発生する、肌に刺激となる成分を取り除きやすい。

すこやかな肌のために、洗顔フォームの成分はしっかりと確認して選びたいもの。潤いを守る成分と、汚れをしっかりと落とす成分が、バランス良く配合された洗顔フォームを選びましょう。

洗顔フォームの選び方

今まで何気なく使ってきた洗顔フォームをこのまま使い続けるべきかどうか、迷うことはありませんか。ここでは、洗顔フォームを選ぶ時のポイントを「肌の悩み」「使用感」「香り」に分けて解説します。

肌の悩みに合わせて選ぶ

洗顔フォームは、自分の肌質や肌の悩みに合わせて選ぶのが基本です。

乾燥肌
乾燥肌には、保湿成分をたっぷりと含んだ洗顔フォームがおすすめです。洗い上がりのしっとり感を肌で確認して選ぶと良いでしょう。また、肌の潤いを奪わないよう泡立ちも大切。泡で出てくるタイプの洗顔フォームであれば、手間なく豊かな泡で洗えて便利です。

オイリー肌
オイリー肌には、洗浄成分と保湿成分がバランス良く配合された洗顔フォームがおすすめです。肌の油分が気になる人は、洗浄力の高さだけで洗顔フォームを選んでしまいがちですが、潤いを奪われた肌は乾燥を補うために、皮脂を活発に分泌するようになってしまいます。洗浄力だけではなく、潤いにも着目して洗顔フォームを選びましょう。

敏感肌
敏感肌には、刺激となる成分が少ない敏感肌用の洗顔フォームがおすすめです。バリア機能が落ち、肌が敏感になると、わずかな刺激がトラブルの原因になることも。そのため、皮膚への刺激が少ない成分で作られたものが安心です。洗顔の際は、密度の高い泡で洗い、洗顔後に使うタオルの質にも注意して、敏感な肌をいたわりましょう。

毛穴汚れやくすみ
毛穴汚れやくすみといった肌悩みには、良質なクレイや酵素入りの洗顔フォームがおすすめです。クレイは皮膚の汚れを吸着、酵素は古い角質を除去するので、肌の透明感をアップさせる効果が期待できます。

使用感で選ぶ

洗顔フォームは毎日使うものだからこそ、使用感にもこだわりましょう。その日の肌の状態や、気分によって使い分けるのもおすすめです。

固形石けんタイプ
固形石けんは洗浄力が高いものが多く、さっぱりとした洗い上がりが特徴です。洗浄力を重視したいけれど、上手く泡立てられないという人は、泡立てネットを使ってみてはいかがでしょうか。

クリームタイプ
クリームタイプの洗顔フォームは、濃密でクリーミーな泡を作りやすいのが特徴。さまざまな成分を配合できることから、使用感のバリエーションが豊富です。また、チューブに入っているものが多いので、衛生的に使用したい人にもおすすめです。

ミルクタイプ
ミルクタイプの洗顔フォームは、水分量が多めで素早く泡立てられるのが特徴。洗浄力が高くすっきりなめらかな洗い上がりを求める人におすすめです。

ムースタイプ
ムースタイプの洗顔フォームは、泡立てが不要なので忙しい朝におすすめ。濃密でもっちりとした泡が肌を包み込みます。ただ、敏感肌には、泡立てるための成分が刺激になる可能性もあるので、注意が必要です。

香りで選ぶ

香りの持つ効果で洗顔フォームを選ぶのもひとつの方法。目的や気分に合わせた香りの洗顔フォームなら、使うたびに気持ちもリフレッシュできますね。

フレッシュな気分で一日を始めたい朝に
グレープフルーツ・オレンジなどのシトラス系、ペパーミントなどの香り

リラックスしたい一日の終わりに
ローズ、ゼラニウム、ラベンダー、カモミールなどの香り

安眠したい夜に
ラベンダー、ベルガモット、ネロリなどの香り

おすすめの洗顔フォーム

毎日の洗顔でしっかりと肌をいたわりたい。ここでは、そんな方へおすすめの洗顔フォームを紹介します。良質な成分と香りが優しく肌を包み込みます。

オラクル エッセンシャル クレンザー

良質の天然クレイを含んだキメの細かい泡が、毛穴の奥の汚れをしっかりキャッチ。肌の潤いは守りながら、余分な皮脂や角質を洗い流します。天然の花々とオレンジやグレープフルーツのフルーティでさわやかな香りが気分をリフレッシュさせてくれます。

アルケミー フォーミング クレンザー

肌ざわりの良いキメ細やかな泡で、しっとりと洗い上げ、クリアな素肌へと導く洗顔フォーム。植物由来の酵母発酵エキス*配合で古い角質や汚れを落とし、潤いを蓄えやすい肌に整えます。シトラスがトップに広がる、グリーンフローラル調をベースとした心地良い香りも魅力です。

*整肌保湿成分

すこやかな肌作りのためには丁寧な洗顔を

洗顔は、その後に続くスキンケアの基礎を作る大切なもの。肌に合った洗顔フォームで丁寧な洗顔を続けることが、肌悩みの改善へとつながります。そのため、洗顔タイムが楽しみになるよう、配合成分はもちろん、使用感や香りにもこだわって洗顔フォームを選んでみてはいかがでしょうか。毎日の洗顔を見直し、すこやかな肌を手に入れましょう。