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頬に血色を与えるチークは、大人の女性の強い味方になってくれるアイテム。もし、可愛い印象になり過ぎるという理由でチークを若い世代のものと考えているのならば、損をしているかもしれません。とはいえ、種類が豊富なので色選びで迷うってしまうことも。ここでは、チークの色選びやよくある悩みの解決法を紹介していきます。
40代女性にとってチークは、表情をいきいきと見せてくれる強い味方。さらにチークブラシを使えば、仕上がりの美しさがぐっとアップします。この記事ではチークブラシの正しい選び方と使い方、そしてお手入れ方法を紹介します。美しさを際立たせるテクニックをぜひ取り入れてみてください。
目次
チークブラシを使ってみたいけれど、メリットがいまいち分からない人もいるかもしれません。チークブラシを使うことでチークの塗りやすさはもちろん、仕上がりの美しさまで変わってきます。ここでは、チークブラシを使うメリットを2つ紹介します。
チークの付属ブラシは持ち運びには便利ですが、サイズが小さいため使いやすさに欠けます。チークブラシの方が大きく毛量もあるので、特別なテクニックがなくても頬にふんわりと色をのせられるでしょう。肌あたりがよく、摩擦で刺激を与える心配が少ないのもメリットです。
チークブラシのしなやかな毛は、しっかり粉を含んで薄くムラなくチークを塗れます。ふんわりと肌になじむため、頬が上気したような自然な血色感を演出できるでしょう。顔の凸凹にまできめ細かくフィットし、特別な技術がなくてもチークがきれいに仕上がります。
チークブラシと一口に言ってもさまざまな種類があります。迷った時は形や素材による特徴を確認し、自分に合ったものを手に取ると良いでしょう。ここではチークブラシを選ぶポイントと、おすすめのアイテムを紹介します。
チークブラシは形状によって特徴が異なります。目指す仕上がりによってブラシを選びましょう。それぞれのブラシの特徴は下記を参考にしてみてください。
<丸平型>
最もオーソドックスなチークブラシ。先端が丸く、平たい形が特徴です。グラデーションが作りやすいので、頬骨にふんわりとチークを入れたい人に向いています。
<ろうそく型(尖り型)>
ろうそくのように先が細くなっているため、細かい部分にも使いやすいタイプです。筆を寝かせるとやわらかく、立てるとしっかりとチークをのせられます。扱いやすいので初心者におすすめです。
<斜め型>
穂先が斜めにカットされたチークブラシです。頬骨に沿ってふんわりとチークを入れられます。ハイライト用のブラシとしても使用可能です。
チークブラシのブラシ部分に使われる素材は、大きく分けて天然毛と人工毛の2種類。それぞれ肌あたりやお手入れの手間などに違いがあります。下記の特徴を確認して自分に合う素材を選びましょう。
<天然毛>
天然毛は肌あたりが良く、自然な発色に仕上がるのが特徴です。代表的な種類はヤギ、馬、リスなどで、毛が生えていた部位や処理の仕方によっても仕上がりが異なります。とくに天然山羊毛の中でも最高級と名高い、細光峰だけを使用したチークブラシは、やわらかくしなやかな使用感で上質な使い心地を求める人におすすめです。ただし劣化しやすいため、丁寧なお手入れができる人に向いています。
<人工毛>
人工毛はポリエステルやナイロンなどの合成繊維で作られているものです。天然毛とブレンドしてある製品もあります。丈夫でお手入れが簡単なことと、パウダーチークを薄く、発色良くのせられるのがメリットです。その反面、粉含みがあまり良くなかったり、商品によって肌あたりの良さや品質にばらつきがあったりします。ケアに時間をかけたくない人、動物の毛にアレルギーがある人におすすめです。
チークを自然な仕上がりにするためには、チークブラシを正しく使うことも大切です。ここではチークの含ませ方、頬への塗り方に分けてブラシの使い方を紹介します。大人の女性にもぴったりなチークの入れ方なので参考にしてみてくださいね。
チークブラシは寝かせるようにし、表面全体にチークをとりましょう。毛の流れに沿うように動かすのがポイントです。丸い筆は回しながら、平たい筆はひっくり返して両面にとるようにします。きれいに仕上げるためにも、ブラシの先だけでなく全体にまんべんなくチークを含ませてください。
ブラシにチークを含ませたら、ティッシュなどにトントンとして余分な粉を落とします。こうすることでムラになったりつけすぎたりするのを防げます。
チークを塗る時もブラシの表面全体を使うのがコツです。ブラシを寝かせるようにして、やさしく骨格に沿わせましょう。まず頬の1番高い部分にブラシをあて、力を入れずにこめかみの髪の生え際に向かって動かします。折り返して小鼻に向かってすべらせたら、Zの字を書くイメージで再びこめかみの髪の生え際方向へ動かしてください。
1度で塗ろうとせず、何度か繰り返して薄くふんわりと仕上げます。頬の高く見せたい部分にはハイライトを重ねるのもおすすめです。笑った時に最も高くなる部分にブラシを立てるようにしてのせてみてください。最後にチークの境目を指やスポンジでなじませると自然な仕上がりになりますよ。
チークブラシを長く愛用するために、お手入れや保管方法にも気を配りましょう。ここではチークブラシの毎日のお手入れと洗い方、保管の仕方、そして新しいものに取り替えるタイミングについて紹介します。
チークブラシを使い終えたら、ブラシ表面を手のひらで強めに叩いて粉を落としましょう。落ちきらない時は机にティッシュを広げ、ブラシの表面をやさしくすべらせると良いでしょう。強くこするとブラシが傷むので注意してください。
チークののりが悪くなったら、チークブラシを洗うべきタイミングです。洗う頻度は月1回くらいを目安にしてください。洗いすぎると、ブラシの傷みが早くなるので注意しましょう。
洗う際は容器にぬるま湯と中性洗剤、または専用クリーナーを入れて振り洗いをします。よくすすいだら軽く水気を切ってください。この時強く絞ったり、毛先を引っ張ったりしないようにします。また、つけ置きは毛抜けや劣化を招くので避けてくださいね。
乾かす前にチークブラシをタオルに挟んで水気を取ります。穂先を整えたら、日が当たらない風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。直射日光やドライヤーはブラシの傷みの原因になるので避けてください。
普段使用するチークブラシなら、コップなどに立てるのがおすすめです。立てることで毛先をつぶさずに済みます。持ち運び用のブラシも専用ケースに入れて保管を。
長く使わないブラシは購入時のケースなどに入れ、寝かせて保管すると型崩れを防げます。カビを防ぐためにも、湿度の低い場所で保管するのが良いでしょう。
チークブラシの毛がすり減ってきたら交換のサインです。毛先が広がったり、肌あたりが悪く感じたりした時も同様です。劣化したブラシはチークが上手にのらないだけでなく肌への刺激にもなるので、状態が悪くなったら早めに取り替えましょう。
チークブラシは、チークを簡単に美しく仕上げられる便利なアイテム。健康的でツヤのある、上気したような色づきのチークを楽しめます。チークブラシの使い方やケア方法をマスターして、いつものメイクをより美しくアップデートしましょう。