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芦田 桂子 /Keiko Ashida
朝起きたら顔がパンパン、肌がくすんで冴えない血色、肌の乾燥が進み潤い不足……そんな顔のむくみは、【朝の1分マッサージ】で解消していきましょう。今回は、保湿しながら角質を柔らかにし、肌の汚れとむくみをWで解消できる、洗顔前の簡単ツボマッサージを、現役モデルでエスティシャンでもある芦田桂子さんがご紹介します。
目次
芦田 桂子 /Keiko Ashida
私は、モデル撮影がある日の朝は必ずフェイシャルオイルやミルクを使い、リンパを流しむくみを取るマッサージをしています。洗顔前のたった1分でできるのでぜひ朝のルーティンに取り入れてみてくださいね。
まず、手をクロスして、鎖骨の内側にあるリンパを指先で刺激していきます。グリグリと痛気持ちいい程度に刺激することで、リンパが流れやすくなり、この後のマッサージの効果も上がります。
オラクル メイクアップ リムーバー ミルクを2~3プッシュして手のひらに取り、両手でなじませて少し温めます。こうして温めることで肌への馴染みも良くなり、アロマの香りも立ってリラックス効果もアップ。
その後、額、両頬、鼻先、あごにミルクを乗せて顔全体へ。額は中央からこめかみ、頬は中央から髪の生え際と、外側に向けてなじませるのがポイント。
4本の指を使い、おでこの中央からこめかみへ流すように指圧していきます。少し圧力をかけ、痛気持ちいいいくらいの強さで行って。生え際から少しずつ下へずらしながら3ラインを1セットとして、3回行います。
人差し指と中指の関節を曲げて、第二関節で眉毛を挟み、眉頭からこめかみへと3回流していきます。眉毛の上と下にツボがあるので、指の関節で眉毛をぐっと挟みながら流していくのがポイント。最後にこめかみをしっかりプッシュして。
その際にまぶたのリフトアップのツボ、眉頭の攅竹(さんちく)、眉中の魚腰(ぎょよう)、眉尻の絲竹空(しちくくう)をプッシュアップします。
最後にこめかみをしっかりプッシュすることも忘れずに。
中指の指の腹を使って、目頭の晴明(せいめい)、黒目の下にある承泣(ショウキュウ)、目尻の外側の瞳子髎(ドウシリョウ)をそれぞれプッシュしながら3回流していきます。
目の周りは特に皮膚が薄くデリケートな部分なので摩擦は厳禁。少しでも指の滑りが悪くなってきたと感じたら、もう2プッシュ程ミルクを足してください。
手のひら全体を肌に密着させ、頬全体を包むように、こめかみに向かって流していきます。下から上に流していくイメージで、最後はぎゅっと引き上げて固定するのがポイント。頬の上部・中部・下部と3ライン流すのを1セットとし、3回行います。
人差し指と中指の関節を曲げてカギを作り、あごからフェイスラインに沿って、耳の下のツボ(天容(テンヨウ))まで引き上げながら流し、耳の下でプッシュ。その後、耳の下から首筋を通り、鎖骨上のリンパの出口まで流すマッサージを3回行います。
最後は、水またはぬるま湯(30~35度位)で肌をやさしくなでるように洗い流し、タオルドライして完成です。
「やろう!と思った時は気合を入れて念入りにマッサージをするけど、その後が続かない……」なんて方も多いと思いますが、美しさを保つ上で一番大事なことは続けること。おすすめなのは、毎日のルーティンの中に組み込んで、習慣にしてしまうことなんです。美容を特別なものと考えてしまうと続かないので、生活導線に入れて何も考えなくてもやれてしまうのが理想ですね。
例えば、毎朝起きたら寝ぼけ顔のままでいいので、とりあえず髪をまとめて洗面台へ。そこで眠い顔のままミルクを2、3プッシュし、顔を洗うようなテンションでマッサージを始めてしまうのがおすすめ。最後はそのまま流して顔を洗えばいいのでラクですよね。朝は忙しいので時間を掛けず、1分だけでOK!これなら続けられそうな気がしませんか?マッサージがしっかりと毎日の習慣になってくれば、自分の肌の変化を感じられるはずです。
マッサージは気持ちの面でもリラックスしながらやることが大切なので、香りはすごく大事な要素なんです。1分間と短い時間ながらも、ゆったりと素敵な香りを感じながら行うことで「今日も1日いい顔で頑張ろう」と思えますよね。そうして気持ちから上げていくと、心も肌も、寝ている状態からしっかり起きることができるんです。
植物エッセンスの力で肌土台から整えるスキンケア「オラクル」のクレンジングミルク。美容液のような贅沢な処方で、汚れやメイクを浮かせ、しっかり落としてふっくら保湿。肌をいたわりながら柔らかくほぐし、なめらかに洗い流してくれる。クレンジングでありながらマッサージミルクとしても使えるのが魅力。うるおい豊かな植物エキスを贅沢に配合し、リラックス感あふれるシトラスフローラルの香りが、朝にぴったり。
「朝のマッサージに使うと、肌のもちもち感が1日中続いている気がします。」と芦田さん自身も、肌の変化を実感したそう。
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モデルとして、雑誌、テレビCM等で幅広く活躍。モデル業に従事しながらも多数の資格を取得し、フェイシャルセラピストや漢方スタイリスト、ベジフルビューティーセルフアドバイザーとしての活動も行っている。