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発汗作用や温浴効果があり、デトックスやむくみを解消してくれるバスソルト。その効果や香りはストレスを解消し、疲れた体をリラックスさせてくれると言われています。この記事では、バスタイムを格上げしてくれるバスソルトの種類や期待できる効果、使い方と注意点などを紹介します。
むくみは血流が滞り、余分な水分や老廃物が体内に溜まることで起こります。生活習慣の見直しやマッサージを取り入れるだけでも、改善が期待できるでしょう。むくみの原因や、すぐに取り入れられる解消方法を紹介します。
目次
夕方になると足がパンパンにむくんで辛い、そんな経験をしたことのある女性は多いのではないでしょうか。むくみを解消するためにも、まずはむくみのメカニズムについて知っておきましょう。
むくみは筋肉量の不足や、冷えからくる血行不良で起こりやすくなります。 足の筋肉には血液を循環させるポンプ機能がありますが、筋肉量が少ない、または低下していると機能は弱くなります。 それが原因で血液の流れが滞り、血液中の水分が皮下にしみ出すのが、むくみの発生メカニズムです。
また、冷えは血液やリンパの流れを滞らせます。体の末端まで血液が行き届かなくなり、余分な水分や老廃物が溜まることでもむくみは生じます。
特にむくみやすいのは、体が冷えている人と座る時間が長い人です。体が冷えると体液の循環が悪くなり、余分な水分や毒素が体内に溜まりやすくなります。座る時間が長いとお尻や太ももが圧迫される他、ふくらはぎの筋肉を動かさないことで血液を心臓へ戻すポンプ機能が十分に働かず、むくみやすくなります。
むくみは体の水分量の増加を招くため、体重が増加することも。人によっては、短期間のうちにむくみだけで3キロ以上も体重が増える場合もあります。体重が増えたからといってダイエットを始めても、むくみが原因の場合は思うように体重が減らないかもしれません。
むくみか肥満か見分けがつかない場合は、足のすねを押してみましょう。一般的に、肥満の場合は強く押してもへこみができません。へこみができたなら、むくみの可能性が高いと考えられます。
運動や入浴、マッサージなどを続けてもむくみが改善されない場合は、他の原因があるかもしれません。むくみは心臓や腎臓、肝臓などの機能が低下した時にも起こるため、長く続く場合は病院の受診を検討しましょう。特に女性はむくみの原因が更年期障害の場合もあるので、気になる時は医師に相談すると安心です。
むくみの原因は水の飲みすぎやホルモンバランス、生活習慣、食生活などさまざまなものがあります。むくみを予防するためにも、自分に当てはまるものがないか確認していきましょう。
女性の場合、ホルモンバランスの変化でむくみが起こることがあります。 生理前や妊娠・出産時は、女性ホルモンのプロゲステロンの分泌が特に盛んなタイミング。体内に水分が溜まりやすく、むくみやすい状態です。生理前のむくみは、プロゲステロンの分泌が減少する生理2~3日目くらいから収まってくるのが一般的です。
不規則な生活やストレスなどによる睡眠の質の低下は、自律神経の働きを乱す原因に。自律神経が乱れると、老廃物や余分な水分を体外へ流す代謝が崩れ、むくみやすくなります。
また、サイズの合っていない靴やガードルなどの着用による締め付けも、血管を狭めるためむくみを引き起こす一因になります。
塩分と水分、そしてアルコールの過剰摂取はむくみの発生につながります。
過剰摂取を避けたいもの | むくみが生じる理由 |
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塩分 | 体内の塩分濃度を下げようと、体が水分を溜め込むため |
水分 | 血管の外に水分がしみ出るため |
アルコール | 血液中のアルコール濃度が上がって血管が広がり、水分処理が追いつかないため |
デスクワークや立ち仕事など、長時間同じ姿勢・体勢が続くと筋肉が動かないため血流が悪くなり、むくみやすくなります。特に心臓から遠い足は、血液の流れが滞ると水分や老廃物が溜まりやすい部位です。さらに、むくんだ状態が長く続くと、水太りへとつながるリスクもあります。
空き時間に足を動かしたり、マッサージしたりする習慣を取り入れて、むくみを予防・解消しましょう。
ここでは、むくみを解消する生活習慣を紹介します。どれも簡単なので、毎日続けてむくみのない体を目指しましょう。
男性よりも女性の方がむくみを感じやすいのは、筋肉量が少ないためです。特に心臓から遠い下半身は、血液を心臓へ戻すためのポンプの役割を担う重要な部位。下半身の筋肉量が少ないと、血液を戻す力が弱まり水分が滞りやすくなります。
下半身の筋肉を鍛えて血液の流れを良くすることは、むくみにくい体をつくる一つの方法です。筋肉量が増えると熱量も増えるため、冷えの改善も期待できるでしょう。
むくみの解消には、体を温めて血液循環を高めることも大切です。日頃シャワーだけで済ませている人は、湯船につかって体を温めましょう。ただし、熱すぎるお湯は交感神経を刺激して血管を収縮させ、逆に体を冷やしてしまうので注意が必要です。お湯の温度はじんわりと汗をかく程度の38〜40℃くらいが適しています。
また、手足のむくみが気になる時は、お湯を入れた洗面器などで末端の血管を温めるのも効果的です。
塩分は水分を溜めこむ性質があるため、摂りすぎには注意しましょう。味のアクセントがほしい時は、塩の代わりに酢やハーブなどを使ってみてはいかがでしょうか。
むくみを防止するため、積極的に摂取したいのはカリウムとビタミンB群です。
意識して摂取したい栄養素 | 働き/むくみを防止する理由 | 多く含まれる食材 |
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カリウム | 塩分の吸収を抑えて体外へ排出する | ・ほうれん草
・小松菜
・バナナ など
|
ビタミンB群 | 水分代謝を助ける | ・肉類(豚肉、レバー)
・魚類(かつお、まぐろ)
・穀類(黒豆、玄米)など
|
時間に余裕がある時は、肺や心臓への負担が少ない半身浴を取り入れてみてください。 38〜40℃のぬるま湯で、水分補給をしながら30〜40分程度つかるのが目安です。長時間湯船につかることで、血液の流れが促進されてむくみの解消につながります。
半身浴では、発汗作用のあるバスソルトを使うとより効果的です。 むくみ解消に効果的なバスソルトの使い方はこちらの記事でチェック。
運動やマッサージもむくみ解消に効果的です。足のむくみ解消に役立つ、自宅や職場で手軽にできる運動とマッサージを紹介します。
まず紹介するのは、仕事中にもできる簡単なふくらはぎの筋肉を動かす運動です。ふくらはぎを動かすと、血液の滞りの改善が期待できます。
仕事の種類 | 運動のやり方 |
---|---|
立ち仕事 | その場でかかとの上げ・下げを繰り返す |
デスクワーク | つま先を上げて戻す、かかとを上げて戻す動作を左右交互に繰り返す |
土踏まず上方のくぼみにある、湧泉(ゆうせん)というツボを刺激すると、血液循環が良くなると言われています。
ツボ押しは、マッサージボールやゴルフボールを使用するのがおすすめです。ボールを足裏に置き、転がしたり足指をギュッと縮めたりすると効率的にツボを刺激できます。
仕事の休憩中や空き時間に簡単なマッサージをするだけでも、むくみ解消が期待できます。座ったままできる、足のむくみを取るマッサージ&ストレッチ方法は以下の記事をご覧ください。
むくみが気になったらその日のうちに解消を。夜、お風呂上がりにオイルを使ってマッサージするのがおすすめです。美脚をつくるお風呂上がりのフットマッサージの詳細は、以下の記事で詳しく紹介しています。
足だけではなく、顔や指もむくみます。むくむ部位が違っても原因は同じなので、マッサージやツボ押しなどでリンパの流れを改善させましょう。
顔のむくみの主な原因は、リンパの流れが滞ってしまうこと。マッサージで意図的に表情筋を刺激し、リンパの流れを促すことでむくみ解消が期待できます。
朝、寝起きの顔のむくみが気になる時は、スキンケアのついでにマッサージを。夜に疲れて顔がむくんでいたら、クレンジングしながらのマッサージを取り入れてみましょう。お風呂上がりに行えば、翌日の顔のむくみ防止にもつながります。
ゴッドハンドの異名を持ち、芸能人のファンも多いエステティシャン・瀬戸口めぐみさん直伝のマッサージ方法は以下の記事で紹介しています。
気になる顔のむくみは、朝の1分マッサージで解消しましょう。リンパマッサージから始まり、おでこ→眉毛→下まぶた→頬→フェイスラインとマッサージしていき、肌の汚れとむくみをWで解消するのが効率的です。
そんな簡単マッサージの詳細は以下の記事をチェック。
まぶたが重く腫れぼったく感じる時は、目がむくんでいるサイン。目のむくみはお昼ごろまでには自然と解消されることも多いですが、出かける前に解消したい場合は、目の周りをマッサージして血液循環やリンパの流れを改善しましょう。
目元のマッサージ方法や、その他の応急処置は以下の記事で詳しく紹介しています。
体内に蓄積した水分には重力がかかり、時間経過とともに下に落ちる性質があります。手は立っている状態だと下に降ろしていることが多く、水分が溜まりやすい部位。水分が溜まると手指のむくみが発生します。 指のむくみは、ツボ押し、エクササイズ、ハンドマッサージといった簡単なセルフケアで解消できます。
それぞれのやり方は以下の記事をご覧ください。
メゾンレクシアには、ボディや顔のむくみ解消マッサージに役立つケアアイテムも揃っています。どれも心地よい香りで、リラックスしながらのケアが叶います。
ふんだんに配合したエモリエント効果の高い植物成分が、うるおいとハリを与えるボディオイル。軽い質感のオイルをたっぷりとなじませてマッサージすれば血行が促され、むくみ知らずのしなやかな肌に。
化粧水前のブースターやむくみ解消のマッサージなど、マルチに使える美容オイル。植物の力を凝縮した独自のインフューズドオイルが、ごわつく肌も柔らかくほぐします。顔のむくみ解消マッサージに使うのもおすすめです。さらりと軽やかなテクスチャーなので、オイルが苦手な人にも使いやすいアイテムです。
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すっと軽やかに伸びるテクスチャーは、顔のマッサージにもぴったりです。メイクオフしながらのマッサージで、むくみのないすっきりとしたフェイスラインに。
むくみを解消するには、血流の流れをスムーズにすることが大事。むくみやすい人は、運動や半身浴を生活に取り入れて冷えにくい体をつくったり、食生活を見直したりしてみましょう。マッサージで血流を促すのも効果的なので、ぜひ試してみてください。
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