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監修者：Bella Beauty CLINIC理事長 石川 佳奈先生
BEAUTY
目元が明るくハリのある人は、年齢よりも若くみえるもの。エイジングケア※には、まず目元のケアは欠かせません。日々のスキンケアに目元美容液をプラスして、若々しい目元を目指しましょう。今回は、目元美容液を使うメリットや選び方、おすすめの美容液などをご紹介します。 ※年齢に応じたケア
目次
目元に年齢を感じたら、目元美容液の導入を検討してみましょう。目元は、顔の中でも皮膚が薄く特に「衰え」を感じやすい部分。なるべく早くケアを始めることで、若々しい印象をキープできます。
目元美容液を使うことで、どんな効果が期待できるのでしょうか。
目の下にたるみがあると、お疲れ顔になりがち。これは、加齢によって肌のハリが失われたこと、筋肉が衰え始めたことなどが主な原因といわれます。
目の下のたるみが気になる場合は、ひきしめ効果のある目元美容液がおすすめです。肌にハリが出て、目元の印象もすっきりしますよ。有効成分として、医薬部外品で厚生労働省に認可されているナイアシンアミド、ニールワン、レチノールがあります。有効性が証明されているため、おすすめの成分です。
目尻のシワは「ちりめんじわ」「カラスの足跡」などとよばれるエイジングサインの1つ。はじめは小さく目立ちませんが、放置するほどくっきりと深く刻まれていきます。これは、加齢による肌の変化、肌の乾燥などが主な原因です。
このような場合の目元美容液は、高い保湿力があるものを選びます。肌がきちんと潤っていればキメも整い、シワのできにくい肌に近づくでしょう。
クマや目元のくすみも老けて見られる原因です。もちろん若い人でも、寝不足や疲労などでクマができたり肌がくすんだりすることはあります。しかし、エイジングサインとしてのクマやくすみは、それらとはまた違うもの。肌のたるみや皮膚の乾燥、色素沈着が原因であるため、ただ生活習慣や環境を見直せばよいというわけではありません。
加齢によるクマやくすみが気になる場合は、目元美容液でお肌の水分と油分のバランスを整えることが大切。また、血行不良に効果がある目元美容液もおすすめです。有効成分としては、医薬部外品で厚生労働省に認可されているレチノールには血行促進作用があります。
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スキンケアは、油分の少ないものから肌に乗せていくことが基本です。手順としては、
化粧水
↓
美容液
↓
目元美容液
↓
クリーム
となります。
丁寧に顔を洗ったら、まず化粧水できちんと肌を保湿。化粧水で肌を柔らかくしたら、美容液、目元美容液の順番でスキンケアを進めます。肌を傷つけないよう、優しく顔や目元に塗布してくださいね。
ここまでのステップが終わったら、仕上げとしてクリームを塗りましょう。クリームの油分がフタとなって、美容成分や潤いを閉じ込めてくれますよ。
ただし、メーカーや配合されている美容成分の性質によっては、使用の順番が異なることもあります。基礎化粧品を購入したら、まずは説明書やパッケージで正しい使い方を確認してくださいね。
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一口に目元美容液といっても、種類は豊富です。価格帯も幅広いですし、どんなものを選べばよいか迷ってしまいますよね。そこで続いては、目元美容液を検討するときにチェックしたいポイントをご紹介します。
目元美容液は、肌の上でよく伸びる柔らかいテクスチャーのものがおすすめです。
油分が多く固めのものは、塗るときについつい力が入ってしまいがち。デリケートな皮膚をこすり、傷めてしまうおそれがあります。軽いテクスチャーの目元美容液を選び、目元への摩擦や刺激を最小限に抑えましょう。
また、顔の中でも目元の皮膚は薄く、とてもデリケート。よい状態を保つには、適切な水分量で潤っていることがポイントです。美容液を塗布したあと、目元がしっとり落ち着くかどうかチェックしてみてくださいね。
目元に限らず、スキンケアはコツコツと続けていくことが大切。高額な美容液を1回きりで止めてしまうより、無理のない価格の美容液を数ヶ月使い続ける方が美容効果を期待できます
エイジングケア効果を実感したいなら、目的に叶う成分が含まれていることは必須です。高い保湿力、肌のハリ回復、血行促進などさまざまな効果を期待すれば、それなりのコストは必要となるでしょう。とはいえ、目元美容液の1回の使用量はごくわずか。一見高額に思えても、日割りや月割りで考えてみれば「コストパフォーマンスがよかった」ということもあります。
目元美容液を選ぶ際は価格帯だけを見ず、成分と効果をあわせてチェックすることが大切です。購入後も納得して使い続けられるものを選びましょう。
年齢を重ねても若々しいルックスを保つには、適切な目元ケアが必須です。いつものスキンケアに目元美容液を取り入れて、きれいな目元を保ちましょう。
ただし、どんな高品質な目元美容液も、正しく使わなければ効果を感じることはできません。説明書をよく読み、効果的な使い方をマスターしてくださいね。
日本美容外科学会、日本美容皮膚科学会、日本化粧品学会所属 藤田保健衛生大学卒業。市民病院にて勤務後、大手美容クリニックにて美容外科、美容皮膚科の経験を積む。 現在はBella Beauty CLINIC理事長兼心斎橋院の院長として美容医療に携わる傍ら、美容医療に関する記事の監修も多数行っています。