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手は年齢が出やすい部位です。しかしフェイスケアと比べると、お手入れを怠りがちな部位でもあります。いつまでも若々しくいるためには、きちんとお手入れをして手の老化を防ぐことが大切です。本記事では手の老化が始まったサインや原因を解説し、手の老化を食い止めるためのハンドケアの方法やおすすめのアイテムを紹介します。
人に見られることの多い手元は、年齢があらわれやすいパーツ。きれいにケアされた指先は、清潔感のある印象を与えてくれるものです。ネイルサロンへ行く時間がない人でも、甘皮を処理するだけで魅力的な手元に。この記事では爪がボロボロになる原因、手と爪のケア方法、爪の形と甘皮の整え方などを詳しく紹介します。
目次
指先は目に留まりやすいパーツのため、割れたりボコボコしたりといった爪のトラブルは気になるものです。爪がボロボロになるのは乾燥が原因かもしれません。爪の表面に縦シワができていたら乾燥しているサインです。また横シワができている場合は、以前に行ったケアに問題がある場合も。正しい爪のケアをするために、まずは爪が乾燥する原因について見ていきましょう。
新型コロナウィルスの感染予防対策として、こまめな消毒や手洗いが習慣となっています。1日に何度も繰り返す手洗いは、肌に必要な油分まで洗い流し、手や爪が乾きやすい状態に。日常的な家事で使われる洗剤には界面活性剤が含まれているため、手や爪の乾燥を招きます。ゴム手袋を着用するなどの対策をしましょう。
またネイルオフする時に使うリムーバーの使い過ぎも、爪を乾燥させる原因となります。ノンアセトンタイプのリムーバーが、爪の乾燥予防に効果的です。
紫外線は肌だけでなく爪の水分も奪うため、日焼けによっても爪は乾燥します。日焼け止めや手袋を使った紫外線対策や、ハンドクリームなどを使った保湿対策をしましょう。
過度なダイエットによって栄養バランスが乱れると、爪のうるおいに必要なタンパク質やビタミン、ミネラル不足から爪が乾燥しやすくなります。
また鉄分が不足すると貧血になるため、血液の流れが悪くなります。すると、酸素や栄養が体の末端まで行き届かず乾燥しやすい状態に。特に生理のある10代~40代は、貧血にならないように注意しましょう。爪のうるおいをキープするためにも、バランスのとれた食事を心がけたいものです。
乾燥による爪トラブルの予防・改善は、しっかりと保湿することが重要です。ハンドクリームを使ったケアなら、手元も同時に保湿できます。ここでは、乾燥による爪トラブルをケアするパックやマッサージなど、おすすめのケア方法を紹介します。
まずは、手軽にできるハンドクリームを使ったネイルパックを紹介します。やり方は、ハンドクリームを手から爪の先までしっかり塗りこみ、ゴム手袋などをしてお湯につけるだけ。手元を温めることで保湿成分が手や爪にしっかり浸透し、ハンドクリームの効果をアップさせます。使用するハンドクリームは、爪まで保湿できるタイプを選ぶのがおすすめです。
手作りネイルオイルを使ったネイルパックもおすすめです。ネイルオイルは、ホホバオイルに好きなエッセンシャルオイルを1~2滴入れて混ぜれば完成です。保湿効果のあるエッセンシャルオイルによって、爪のケアをしながら香りによるリラックス効果も期待できます。
パックのやり方は、爪のサイズにカットしたコットンに、ネイルオイルを染み込ませて爪にのせるだけ。さらに蒸しタオルで指先を包み10分ほど温めると、オイルが爪に浸透しやすくなります。
ネイルケア用のオイルやクリームを使った、爪のマッサージも効果的です。まずは、ネイルオイルを甘皮がしっとりする程度塗ります。続いて、親指と人差し指を使って爪を挟みながら、オイルが浸透するようにマッサージ。
さらに、手全体から爪の先までマッサージすると、血液の流れが良くなります。爪の先まで栄養が行き届くので、健康な爪の生成を助けてくれるでしょう。力を入れすぎないように、気持ち良いと感じる程度で行ってくださいね。
毎日爪のケアをしているのに効果が感じられないなど、爪のダメージが強い場合は、補修ネイルを取り入れてみてください。補修ネイルは爪をコーティングして外的刺激から守るだけでなく、うるおいや栄養を与えてダメージも補修します。色付きタイプもあるため、ダメージでネイルができない人にもおすすめです。
厳選した植物成分を使ったスキンケアアイテムを展開する「メゾンレクシア」から、おすすめのハンドクリームをご紹介。心地良い香りに癒されながら、手や爪のケアをしましょう。
ヒマワリ芽エキスを始めとする、保湿効果の高い植物成分を贅沢に配合し、うるおいのある手元を保ってくれるハンドクリーム。
肌なじみが良くべたつかないテクスチャーと、天然香料を主体としたフローラル調の香りが爪先から癒してくれます。
指先は仕事や家事で毎日酷使しているため、トラブルを抱えている人も多いはず。そこで、手元を美しく見せられるネイルケア方法を紹介します。ネイルケアに欠かせない爪やすりの使い方も紹介しているので、気分に合わせて好きな形にトライしましょう。
爪の長さを整えるには、エメリーボードやネイルファイルと呼ばれる爪やすりを使うのがおすすめ。爪切りでカットすると、爪の層がずれて二枚爪の原因となるためです。
長い爪の場合は、一度爪切りでカットしてから爪やすりで断面を整えましょう。爪やすりを往復させると爪に負担がかかってしまうため、一定の方向に動かすのがポイントです。
爪の形を整える時も爪やすりを使います。爪に対して45度の角度で、一定の方向に動かしましょう。自爪の形を活かすのが理想ですが、仕事や見せたい印象、ネイルなどに合わせて爪の形を選ぶのもおすすめです。爪の形ごとの特徴や印象は下記を参考にしてみてくださいね。
<ラウンド>
全体的に丸みを帯びたナチュラルなカットです。仕事などで爪を伸ばせない人におすすめ。かわいらしいネイルとの相性が良いです。
<オーバル>
ラウンドよりも縦長で、側面に丸みのあるカット。指先を長く見せ、女性らしい印象を与えてくれるので、上品なネイルが似合います。ただし、欠けやすいので注意しましょう。
<スクエア>
爪の先端が四角い形にカットされたスクエアは、大人っぽいフレンチネイルとの相性が良いです。角に丸みをつけたスクエアオフはやわらかい印象に。スクエアは爪にかかる力が分散しやすく、割れにくいのが特徴です。
甘皮は爪の根元にある薄い皮で、爪を保護する役割をもっています。この甘皮をケアすると、爪に水分が行きわたりやすくなります。
ケアのタイミングはお風呂上りなど、甘皮がふやけてやわらかくなっている時がおすすめです。綿棒にガーゼを巻き、らせんを描くように甘皮を優しく取りましょう。力を入れすぎると、爪に負担がかかるため注意。メタルプッシャーやニッパーなどの道具を使う際も、甘皮を押し上げすぎたり、切りすぎたりしないようにしてくださいね。
爪の表面に凹凸があると、手触りやネイルの仕上がりが悪くなってしまいます。ネイルポリッシャーやバッファーなどで爪の表面を整え、ツヤを出しましょう。やり過ぎすると爪が薄くなり、痛みを感じる場合があるため注意してください。
手元は自分でもよく目に入りやすいパーツです。きちんとお手入れされた手や爪は、ふと目に入った瞬間に気持ちを明るくしてくれるでしょう。ネイルサロンに行けない人も、基本のやり方を知っていれば自分で簡単にセルフケアができます。こまめな保湿や爪のケアで、きれいな自爪を手に入れてくださいね。
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50g 3,300円(税込)