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「朝は時間がない」「朝の化粧水はベタつくから嫌」という理由で、朝のスキンケア時に化粧水を避けたいと思う人もいるかもしれません。朝に化粧水をつける重要性や使用時のポイントなどを紹介します。
化粧水を付ける時は、優しい手つきでしっかりとなじませることが大切です。しかし、いつもなんとなく使っている人も多いのではないでしょうか。そんな人に向けて、化粧水の正しい使い方と注意点、肌悩み別のケアのポイントを紹介します。
目次
化粧水の役割は、肌にうるおいを与えてキメを整えること。肌が乾燥するとバリア機能が低下し、外的刺激を受けやすくなることで、さまざまな肌トラブルを招いてしまいます。化粧水で水分や保湿成分を与えると、肌がなめらかになるだけではなく、後から使用する美容液や乳液・クリームなどの浸透※を良くする効果も期待できます。
※角層まで
化粧水は、洗顔後にたっぷりと付けるのが基本です。まずは化粧水を使うタイミングや順番、適量を確認しておきましょう。
化粧水は、基本的には朝晩の洗顔後に使います。洗顔やクレンジングで肌の汚れを落として清潔な状態にしてから、なるべく早く付けて肌を乾燥させないことが大切です。
化粧水は洗顔後すぐ、スキンケアのファーストステップとして使用します。スキンケアアイテムは、一般的には水分が多いものから使うと覚えておくと良いでしょう。
<スキンケアの基本的な順番>
クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液・クリーム
例外として、化粧水のなじみをよくするブースター(導入化粧水・導入美容液)は、化粧水の前に付けます。
1回で使用する化粧水の量は、500円玉大程度が目安です。肌が乾燥していると感じたら、多めに付けても構いません。反対に、適量よりも少ないと肌への負担が大きくなるので注意が必要です。
コットンを使う場合は、摩擦を避けるために適量よりも少し多めにするのがおすすめ。適量は製品によっても違いがあるため、パッケージの記載をチェックしましょう。
化粧水の付け方は、手もしくはコットンを使う方法の二通りあります。手はコットンよりも摩擦が起きにくく、かさつきや吹き出物といった肌の微細な変化に気づきやすいので、肌荒れが気になる場合は手で付けるのがおすすめです。手で付ける際の手順を解説します。
清潔な手に化粧水を適量とって、手のひら全体に伸ばします。1回で行うと手からこぼれてしまう場合は、2〜3回に分けても構いません。
化粧水を伸ばした両手のひらを顔の中心に置き、内側から外側に向かって優しく押すようにしながら移動させて均等になじませていきます。手のひらを顔から離す時に吸い付くような感覚があれば、化粧水がなじんでいるサインです。デリケートな目元や、凹凸の多い鼻周りのような細かい部分は、力が入りにくい薬指の腹などを使って優しくプレスしましょう。
化粧水を全体に塗り終えたら、手のひらで顔を優しく包み込むようにしてハンドプレスし、肌にじっくりと化粧水をなじませます。手に残った化粧水は、フェイスラインや首筋、デコルテに広げて保湿しましょう。化粧水がなじんできたら、すぐに美容液や乳液・クリームを塗ってうるおいを閉じ込めます。
コットンを使う方法は、顔全体にムラなく化粧水をなじませやすいのがメリット。保湿を重視したい場合は、コットンを使うと良いでしょう。コットンを使う際の手順を解説します。
摩擦を減らすために、適量より少し多めの化粧水をコットンに含ませます。目安はコットン全体がひたひたになるくらいの量です。コットンは中指と薬指にのせ、人差し指と小指で両端を挟み込むように持つのが基本です。
まずは頬や額など、面積の広い部位から化粧水をなじませていきます。頬は内側から外側に円を描くように、額は中心から外側に向かってコットンをすべらせましょう。コットンを動かす際はゴシゴシと擦らず、軽くパッティングするようにして化粧水をなじませていくのがポイントです。
目元や鼻周りなどの細かい部分は、コットンを折り曲げて力を加えないように気をつけながら優しくプレスします。コットンが乾いてきたと感じたら、その都度化粧水を足しましょう。
化粧水を全体に付け終えたら、両手で顔全体を包み込んで10~15秒ほどハンドプレスをします。化粧水がしっかりとなじんだら、次のスキンケアに移りましょう。
化粧水を付ける時は摩擦を避け、塗り残しがないようにすることが大事です。化粧水の効果をしっかりと発揮するために、注意したいポイントをチェックしておきましょう。
顔の皮膚は薄くてデリケートなので、強く押したりゴシゴシと擦ったりしないよう注意が必要です。圧や摩擦は肌にとって刺激になり、シミやシワなどの肌トラブルを招く原因となります。
ハンドプレスやパッティングの際も、過度に力を込めすぎないよう気をつけましょう。ハンドプレスは手のひらで包み込むように優しくじんわりとした力で、パッティングは軽い力でリズミカルに行うのがポイントです。
化粧水がしっかりと付けられていない部分は乾燥が進んでしまうため、塗り残しがないように気をつける必要があります。特に塗り残しやすいのは生え際やフェイスライン、鼻の頭など。忘れず塗るようにして、顔全体にうるおいを補給しましょう。
乾燥やベタつき、ハリ不足などのよくある肌悩みには、それぞれに合った化粧水の付け方をするとより効果が期待できます。化粧水を使った悩み別のケアのポイントを紹介します。
乾燥が気になる時は、コットンでのパッティングよりもハンドブレスがおすすめです。適量よりも多めの化粧水を手にとり、優しくなじませることで、肌の奥までじっくりとうるおいを届けられます。
セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分を含む化粧水を使うと、より効果的です。日中の乾燥が気になる場合は、スプレーやミストタイプの化粧水で乾燥対策を行いましょう。
肌のベタつきが気になる場合も保湿は欠かせません。肌の水分と油分のバランスが崩れると、肌がベタつくだけではなく、テカリやニキビなどの原因になります。
化粧水は顔全体に塗り広げた後、両手で顔を包み込むようにハンドプレスしてしっかりとなじませましょう。その後すぐに、乳液やクリームを重ねて水分の蒸発を防ぐのがコツです。特に皮脂が気になる部分には、化粧水でひたひたにしたコットンを貼り付けて、3~5分ほどパックする方法もおすすめです。
ハリ不足やフェイスラインのゆるみが気になる時は、化粧水を塗り広げる際に下から上に向かって、少し引き上げつつ付けることを意識してみましょう。最後は肌を引き上げた状態で3秒間ほど静止して、化粧水をなじませます。強く引っ張ると逆効果になるおそれがあるので、摩擦や圧がかからない程度に優しく行うのがポイントです。
メゾンレクシアには、植物の濃密なうるおい・美容成分で肌をしっかりケアし、すこやかな肌リズムをサポートする化粧水や、化粧水の浸透※を助けるアイテムが揃っています。
※角層まで
肌のキメを整えるシラカバエキスや、ツヤとうるおいを与えるヒマワリエキスなど、厳選した植物成分を贅沢に配合したミストタイプの化粧水。シュッと一吹きするだけで顔全体にうるおいを与えながら、同時に肌を引き締めます。洗顔後すぐの「つなぎ」としてはもちろん、持ち歩いて日中の保湿にもおすすめです。
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*整肌保湿成分
ヤチヤナギやトウキンセンカ、ニンジンをヒマワリ種子油に約500時間漬け込んで抽出した、メゾンレクシア独自のインフューズドオイルを贅沢に配合した美容オイル。肌を柔らかく整えて化粧水の浸透※を促してくれるので、ブースターオイルとしてもおすすめです。肌のすみずみまで美容成分を引き込み、ケア効率の良い肌へと導きます。
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朝晩の洗顔後は、たっぷりの化粧水で肌にすばやくうるおいを届けて。化粧水を付ける際は、摩擦や圧が加わらないようにすることが重要です。今回紹介した付け方を参考に、化粧水のケア効果を最大限に活かしましょう。
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