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体とは違い、ついつい放置してしまいがちな顔の産毛。気になってはいるけれど「肌を傷つけるのが怖くてできない」という人も多いのでは?正しい剃り方を実践すれば、肌を守りつつトーンアップが叶います。顔の産毛を剃るメリットや、正しい剃り方とアフターケアを紹介します。
目次
美容に敏感な女性にとって、顔の産毛処理は欠かせないケアの一つ。顔の産毛を手入れすると、肌が明るく見えたり化粧の仕上がりが良くなったりと、メリットがたくさんあります。まずは顔の産毛を剃るメリットについて見ていきましょう。
顔の産毛を剃ることで肌の色がワントーンアップし、透明感のあるツヤ肌に変わります。産毛は顔全体に生えていて、産毛といっても黒い色をしているため、剃ることで肌の色が明るく見えるのです。産毛と一緒に古い角質や毛穴の汚れも除去されると、くすみの改善にもつながります。
顔の産毛がなくなると、ファンデーションを均一に塗り広げやすくなり、化粧ノリが良くなります。ファンデーションが肌にフィットして長時間経っても崩れにくくなる他、毛穴にファンデーションが溜まってしまうことも防げます。
カミソリで産毛を剃る際は、肌に蓄積された古い角質や汚れもそぎ落とされます。ピーリング効果によって肌のざらつきやゴワつきが取り除かれることで、肌の生まれ変わりを意味するターンオーバーが促進されます。
ターンオーバーの周期は年齢とともに乱れやすくなるもの。理想的なターンオーバーの周期(約28日)に合わせて、月1回顔剃りを行うとよいでしょう。
肌への負担を抑えるには、顔を剃る前の準備が重要。肌を清潔な状態にして、クリームなどで整えておくのがポイントです。顔剃りの下準備について紹介します。
顔の産毛を適切に処理するため、顔剃り専用のアイテムを用意しておきましょう。
<準備するもの>
肌が乾燥した状態で産毛を剃ると、肌が傷ついて雑菌が入るおそれがあります。ぬるま湯で洗顔して肌を清潔にした後、蒸しタオルを5~10秒ほど顔に当てて肌を柔らかくしておきましょう。お風呂に入った後、肌が温まっている状態でケアするのもおすすめです。
<蒸しタオルの作り方>
加熱後はタオルが熱くなっているので、広げて冷ましてから使ってください。
肌をカミソリの刺激から保護するため、顔全体にクリームを塗っておきます。クリームを塗る際は、毛を逆立てるように毛の流れと逆方向に手を滑らせるとシェービングしやすくなります。
敏感肌の人やカミソリを使うのが苦手な人は、シェービング専用のジェルを使うのもおすすめです。うるおい成分が配合されたタイプなら、刃の滑りが良くなるだけではなく、うるおい成分の効果でつるつるの肌に仕上がります。
その他にも、洗顔料の泡をフォームとして使う方法もあります。きめ細かいなめらかな泡がクッションとなって肌を守り、そのまま洗い流せるので便利です。
顔のシェービングは、産毛の毛流れに沿って上から下にカミソリを優しく滑らせるのが基本です。パーツごとのポイントと、顔剃りに関する注意点を紹介します。
最初に額の輪郭を剃り、生え際から眉に向けて下方向に剃り進めます。自然な印象になるよう、髪の生え際と眉の上は1センチほど残して剃りましょう。
こめかみも同様に、生え際から1センチほど残して上から下に向かって剃ります。頬の辺りは頬骨に沿って内側から外側に、頬骨の下部分は上から下に向かって剃りましょう。目に近い部位のため、カミソリの刃が目に当たらないように慎重に剃ってください。
口元は、鼻からあごに向かうイメージで下方向に剃りましょう。鼻筋を上から下に向かって剃った後、小鼻の丸みに沿って上から下に剃ります。口角の辺りは外側から内側に、あごは唇の下から先端に向かって上から下に剃ります。鼻の下は産毛を剃り残しやすいので、念入りなチェックをお忘れなく。
フェイスラインも同様に、顔の輪郭に沿って上から下に向かって剃り進めます。皮膚がたるんで剃りづらい場合は、反対の手で押さえながら優しく刃を滑らせましょう。あごの裏側は、のど元からあごの先端に向かって剃ります。
何度もカミソリの刃を当てると肌が傷ついてしまうため、どのパーツもなるべく一度で剃るようにしましょう。はじめに塗ったクリームをはがすような感覚で、カミソリの刃を押し付けすぎずにゆっくりと動かします。
カミソリを動かす方向は、顔の上から下が基本です。毛の流れに逆らう「逆剃り」は肌を傷めるため絶対に避けてください。特に生理中や肌荒れしている時などは、肌トラブルが起きやすいので顔剃りは控えた方がよいでしょう。
産毛を剃った後は肌が敏感になっています。肌トラブルを防ぐため、保湿や紫外線対策などのアフターケアを行いましょう。顔の産毛を剃った後のケアについて紹介します。
産毛を剃った後はすぐに保湿をしてください。肌がデリケートになっているため、いつもより丁寧で入念なケアが必要です。まずは濡れたタオルで顔を優しく拭き、化粧水を2~3回重ね付けして肌を整えます。最後に乳液・クリームでうるおいを閉じ込めましょう。
使用するアイテムは普段使っているものでも問題ありませんが、アルコールを含んでいない化粧水など、できる限り低刺激のアイテムを選ぶのがおすすめです。刺激の少ないアイテムで保湿を十分にしておくことで、顔剃り後のヒリヒリやかゆみ、赤みが出るといった肌トラブルを防げます。
顔剃りをした直後は、直射日光に当たるのは厳禁です。産毛には紫外線から肌を守る役割もあります。さらに産毛を剃って肌がデリケートになっている状態で紫外線に当たると、炎症などの肌トラブルの原因になりかねません。なるべく外出前に産毛を剃るのは控えるか、どうしても外出が必要な場合は、日傘や帽子で紫外線対策をしましょう。
顔の産毛を剃る際に使う洗顔フォームや、顔剃り後のスキンケアには、厳選された濃密な植物エキスをたっぷり配合しているメゾンレクシアのアイテムがおすすめ。顔剃りを行う際にぴったりのアイテムを紹介します。
植物由来のクリーミーな泡が肌の上を転がりながら、古い角質や毛穴の細かい汚れまでしっかり吸着する洗顔料です。エモリエント効果の高い植物オイルやエキスが肌荒れを防ぎ、キメの美しいなめらかな肌に整えます。美容成分もたっぷり配合されたきめ細かな泡は、ボリューミーすぎず顔剃りに最適です。
美肌のための成分がバランスよく調和した、アルケミー独自の美容成分・酵母発酵エキスVEGAL®*を高配合した化粧水。浸透型ヒアルロン酸※1やスーパーヒアルロン酸※2など、厳選11種の保湿成分がみずみずしく満たし、トラブル知らずの肌に整えます。顔剃り後のケアはもちろん、乾燥肌や肌荒れに悩んでいる人におすすめです。
*整肌保湿成分
※1 加水分解ヒアルロン酸(保湿成分)
※2 アセチルヒアルロン酸Na(保湿成分)
肌にハリを与えるエゾウコギ根エキスや、キメを整えるヒマワリ芽エキスを始めとした、31種類もの植物成分を贅沢に配合したシートマスク。顔剃りは不要な角質を取り除くため、その後のスキンケアの浸透力※2がアップします。
顔剃り後のスペシャルケアにシートマスクを取り入れれば、濃密な美容成分が肌のすみずみまで深く※2行き渡り、まるで生まれたてのようなハリ・ツヤ・透明感※1のある肌に。
※1 うるおいを与えることによる肌印象
※2 角層まで
顔の産毛を剃る際は、なるべく肌に負担がかからないように前後のケアも含めて優しく丁寧に行うのがポイント。定期的に行い、処理後のアフターケアもしっかりすることで、美しいなめらか肌をキープできます。剃り方の基本を守って、明るい素肌を手に入れましょう。