大人のお悩みを解決するチークの使い方とは?顔タイプ別の塗り方のポイントも解説

大人のお悩みを解決するチークの使い方とは?顔タイプ別の塗り方のポイントも解説

BEAUTY

Dec 01, 2020

メイクをする際、チークは使わないという人も多いかもしれません。しかしチークを使うことで、頬周りに自然な血色感をプラスできるだけではなく、小顔に見せたりたるみをカバーできます。顔のタイプ別に合わせたチークの塗り方や悩みのカバー方法を知り、メイクに取り入れて若々しい表情を実現しましょう。

目次

  1. チークを塗るべき理由
    1. 健康的に見える
    2. 小顔効果がある
  2. 顔タイプ別・チークの塗り方のコツ
    1. 丸顔さん:ななめ塗りでシャープに
    2. 面長さん:頬骨の下に横長に
    3. 逆三角形さん:丸くふんわりと
    4. 四角形さん:頬骨の上から楕円形に
  3. 大人におすすめのチークの選び方
    1. ピンクやコーラル系で血色感や透明感を
    2. 乾燥対策にはクリームやリキッドタイプを
  4. お悩み別・チークの塗り方のコツ
    1. リフトアップを実現したい
    2. 頬骨の出っ張りをごまかしたい
    3. 夕方のお疲れ顔をなんとかしたい
    4. 顔を華やかに見せたい
  5. チークの塗り方一つで若々しくなれる

チークを塗るべき理由

チークは若い世代が使うものだと思っている人もいるのではないでしょうか。ですが、ぬり方や色を工夫すればどんな年代の方でも使いこなすことができるアイテムです。まずは、大人の女性のメイクにチークが必要な理由を解説します。

健康的に見える

チークの主な役割は、頬に暖色系の色を乗せて血色感を出すことです。頬に赤みが差していると、顔に血が通っているように見えて健康的で若々しい印象になります。青白い顔よりも、頬に赤みがあると明るく健全なイメージを演出しやすいのです。
また、頬だけではなく顔全体を明るく見せる効果も期待できます。特に、よく疲れて見られるという悩みを抱えている人は、メイクにチークを取り入れると改善できる可能性が高いです。

小顔効果がある

自分に合ったチークの塗り方を実践できれば、小顔に見せることも可能です。頬に色を乗せることで顔の立体感が増し、たるみや輪郭をカバーする役割を果たしてくれます。

また、塗り方を工夫すれば輪郭のコンプレックスもチークで解消できます。チークを若い世代だけのアイテムと思わず、大人の女性もメイクに取り入れて顔にメリハリをつけてみてはいかがでしょうか。

顔タイプ別・チークの塗り方のコツ

チークの塗り方は、輪郭によって似合うものが異なります。顔にメリハリを出し、より華やかに仕上がるようなチークの塗り方を輪郭別に紹介します。

丸顔さん:ななめ塗りでシャープに

輪郭に丸みのある丸顔さんは、チークをななめに入れると顔をシャープに見せられます。頬骨の高い位置から、こめかみにかけてななめにチークを入れてみてください。サッと入れるだけでも、正面から見た時に立体感が出ます。

丸顔の女性がチークを円形に入れると可愛らしさが際立ち、かえって若作りしているように思われかねないので注意しましょう。

面長さん:頬骨の下に横長に

面長の人は、縦の長さを和らげるために、頬骨より少し下の位置にチークを入れるのがポイントです。チークは頬骨の高い位置に入れるのが一般的ですが、面長さんの場合は高い位置だと余白が目立って間延びした印象になってしまいます。
そのため、頬骨よりやや低めの位置に横長に入れるのがおすすめです。

逆三角形さん:丸くふんわりと

シャープな印象の逆三角形さんは、丸顔の人と対照的にチークを丸く入れるのがおすすめ。顔の中心から外側に向かって、ふんわりと円を描くように入れると優しく華やかな雰囲気に仕上がります。

反対に、ななめに入れるとシャープさが際立ってしまい、顔立ちがキツい印象に見えてしまう恐れがあるので注意が必要です。

四角形さん:頬骨の上から楕円形に

エラが気になりがちな四角形さんは、チークで影を演出してみましょう。頬骨の高い位置からこめかみに向かって楕円形にチークを乗せるまでは基本の塗り方ですが、その後にエラの部分にもチークを乗せてみてください。

チークは血色感を演出するだけではなく、塗る場所によっては影にもなってくれます。エラ部分にチークを乗せて影を作れば、輪郭を引き締めて見せることも可能なのです。

大人におすすめのチークの選び方

店頭には、さまざまな種類のチークが並んでいます。ただカラーバリエーションも豊富なので、かえってどんなものを選べば良いのか迷ってしまう人も多いかもしれません。ここでは、大人の女性におすすめのチークの選び方を紹介します。

ピンクやコーラル系で血色感や透明感を

チークはピンクやレッドといった華やかな色が多いですが、大人の女性は落ち着いた印象に見せたいからかベージュやブラウン、オレンジ系を選ぶ傾向があるようです。ただベージュやオレンジといった黄みが強い色は、くすみを目立たせて疲れ顔に見えてしまう恐れがあります。

だからこそ大人の女性に選んでほしいのは、ピンクやコーラル系の華やかな色。特にくすみが気になる人にはおすすめです。血色感や透明感をプラスして、肌を明るく若々しい印象にしてくれます。

乾燥対策にはクリームやリキッドタイプを

乾燥や粉吹きが気になってチークを塗るのがおっくうな人は、クリームタイプやリキッドタイプのものを選んでください。肌に密着しやすく、ツヤ感もプラスできるのがポイントです。

また、乾燥しているときでもパウダーチークを使うことは可能です。メイクの前にクリームなどで丁寧に保湿しておくと、乾燥やメイク崩れの予防につながりチークも長持ちしやすくなります。ファンデーションをリキッドタイプにするのもおすすめです。

お悩み別・チークの塗り方のコツ

チークに関する悩みを解決すれば、メイクがより楽しくなるでしょう。ここからは、よくある悩みとチークを使った解決策を紹介します。コツを押さえて、若々しく華やかな印象を手に入れてください。

リフトアップを実現したい

顔のたるみを気にして、メイクでリフトアップして見せたい人にとって、チークは強い味方になってくれること間違いなし。

黒目の下の頬からこめかみ方向に向かって、目の高さまでさっと入れていきます。勾玉のような型にチークを入れることで、自然なリフトアップ効果が期待できるでしょう。

頬骨の出っ張りをごまかしたい

輪郭は、年を重ねるごとに変化していきます。特に30代以降になると、頬のラインが痩せやすくなり、頬骨が目立つように感じる人も多く見られます。

輪郭が変化したのに昔のままのチークの入れ方を続けていると余計に頬骨を目立たせてしまうため、入れる位置には注意が必要です。
頬骨が前に出ている場合は、頬骨の下からこめかみに向かってななめにチークを入れましょう。頬骨が横に出ている人は、黒目の下と小鼻から耳を結び、交差するポイントを起点にしてみてください。横に向かってチークを入れた後、残ったチークで段差部分をぼかすと自然な仕上がりになります。

夕方のお疲れ顔をなんとかしたい

午前中にしっかりメイクをしても、時間が経つにつれて疲れた顔に見えてしまう。それは、午後になるとくすみやクマが目立ってくるのが原因と考えられます。そんな時にも、チークが大活躍します。

黒目の下辺りに直径3㎝ほど、サッとチークを乗せてみてください。くすみやクマが目立ちにくくなり目の下が明るく見えるので、疲れ顔が改善されます。

顔を華やかに見せたい

メイクがもの足りない気がする時にも、チークを活用してみましょう。単色使いでも素敵ですが、チークの色を重ねるとさらに華やかな印象になります。

コーラル系のチーク上に、ピンクやレッド系のチークを軽く重ねてみてください。少し足すだけでも単色使いとは印象が大きく変わります。また陰影ができるのでリフトアップ効果も高まるのもポイント。
ただし、やりすぎは禁物です。自然に見える程度にしておきましょう。

チークの塗り方一つで若々しくなれる

チークで頬に血色感をプラスすると、顔が明るく見えるだけではなくリフトアップ効果も期待できます。自分に合ったカラーを選び、輪郭に合わせた塗り方をするとメイクもより映え、華やかさが増すでしょう。
チークを若い世代が使用するものと思わずに、大人世代だからこそ活用してメイクを楽しんでみてください。