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監修者:日本化粧品検定特級•コスメコンシェルジュ 中村(曲尾)光世
リキッドファンデーションは塗り方や使うツールで仕上がりが変わります。美しく仕上げるには悩みに合わせて工夫を加えたり、自分に合ったアイテムを選んだりするのがポイント。リキッドファンデーションのツール別の塗り方、より美しい仕上がりにするためのコツ、おすすめアイテムを紹介します。
目次
監修者:日本化粧品検定特級•コスメコンシェルジュ 中村(曲尾)光世
リキッドファンデーションは、ファンデーションの中でも水分を多く含んでいるのが特徴。みずみずしく保湿力が高いため、乾燥が気になる時にもおすすめです。また、自然なツヤ感を演出できるのも魅力です。伸びが良く、塗り方次第で好みの仕上がりに調整しやすいといったメリットもあります。
スポンジやパフ、ブラシなど、使うツールによってリキッドファンデーションの仕上がりは変わります。何で塗るか迷った時は、ここで紹介するツール別の仕上がり、塗り方を参考にしてみてください。
スポンジ・パフは初心者の人やメイクに自信がない人でも扱いやすく、ムラなく均一に仕上がるのが魅力です。
<スポンジ・パフを使ったリキッドファンデーションの塗り方>
<ポイント>
ブラシを使うと、薄付きで素肌感のあるナチュラルな仕上がりに。ツヤ感が自然で、毛穴が目立ちにくいのも嬉しいポイントです。
<ブラシを使ったリキッドファンデーションの塗り方>
<ポイント>
手や指で塗るとリキッドファンデーションの量を調整しやすく、メイクをキープしやすくなるといったメリットがあります。摩擦を生じさせにくいため、肌のコンディションが悪い時にもおすすめです。
<手・指を使ったリキッドファンデーションの塗り方>
<ポイント>
メイク前の工夫や事前の丁寧なスキンケアによって、リキッドファンデーションの仕上がりはより美しくなります。ベースメイクをきれいに仕上げるポイントを見ていきましょう。
メイク前のスキンケアが十分にできていないと肌が乾燥し、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。その結果、メイク崩れやよれが起こりやすくなるため、事前のスキンケアは怠らず、丁寧に行いましょう。また、スキンケアの後に化粧下地を使うことで、リキッドファンデーションの密着度がより高まります。
肌の状態やメイク、シーズン特有の悩みに合わせた一工夫をすることで、メイクの仕上がりはさらに美しくなります。
悩み | メイクのポイント |
乾燥が気になる | 保湿力の高いリキッドファンデーションを使う |
肌が弱い・敏感 | 低刺激・高保湿のリキッドファンデーションを少し厚めに塗り、外的刺激から肌を守る |
シミがカバーできない | コンシーラーを取り入れる |
皮脂崩れしてしまう | 皮脂崩れ防止効果のあるリキッドファンデーションや下地を使う |
毛穴落ちが目立つ | 厚塗りにならないように薄く塗る |
ムラができてしまう | リキッドファンデーションの量を減らす |
肌が季節の影響を受けてしまう | リキッドファンデーションを少し厚めに塗り、肌トラブルや乾燥の原因となる紫外線や花粉などの外的刺激をカットする |
リキッドファンデーションを塗った後、メイクの仕上げにフェイスパウダーを使うと仕上がりがきれいになり、化粧もちもアップします。フェイスパウダーは油分が少なく、軽いつけ心地が特徴です。粒子が細かいため、肌を美しく見せてくれます。
汚れたままのスポンジやパフ、ブラシの使用は不衛生なだけではなく、メイクの仕上がりにも影響を与えます。きれいな状態を保つとメイクの仕上がりが良くなるので、週に1~2回を目安に洗浄しましょう。またリキッドファンデーションを手で塗る場合は、メイク前にしっかりと手洗いをしておきます。
自分に合ったリキッドファンデーションを選ぶと、より美しい肌に仕上げられます。仕上がりや肌質、色を確認してみましょう。
リキッドファンデーションで肌の質感を変えると、メイクの印象は変わります。好みの仕上がりを叶えてくれるものを選ぶと、理想のメイクに近づけるでしょう。
質感 | 選び方 | 効果 |
ツヤ感のある仕上がり | 保湿力が高く、みずみずしいタイプのものを選ぶ | ナチュラルな印象で、ツヤ感やハリを演出できる |
マットな仕上がり | こっくりとした重めのテクスチャーのものを選ぶ | カバー力が高く、さらさらすべすべな質感を演出できる |
自分の肌質に合ったリキッドファンデーションを選ぶと、メイクが崩れにくくなります。
肌質 | おすすめのリキッドファンデーション |
乾燥肌 | 保湿成分が配合されたもの |
脂性肌 | 皮脂コントロール効果のあるものや油分が少ないもの |
混合肌 | 保湿力が高く、量の調整がしやすいもの |
敏感肌 | 低刺激で肌に優しい成分でつくられているもの |
自分の肌色に近い色味のリキッドファンデーションを選ぶと、自然で美しい仕上がりになります。色選びのポイントは、首の色と差をつくらないこと。顔と首の色に差があると、不自然で白浮きしたような印象になってしまいます。フェイスラインと首の境目にファンデーションをのせて、違和感のない色を選んでみてください。
メゾンレクシアには、肌を労りながら美しく見せるベースメイクアイテムが揃っています。おすすめのアイテムを紹介します。
ヤチヤナギエキスやキュウリ果実エキスなど、保湿効果のある植物成分を配合した化粧下地。形状の異なる2つの粉体が余分な皮脂だけを吸着&固化し、乾燥やメイク崩れを防ぎます。肌に密着するようなつけ心地で、美しい仕上がりを長時間キープ。
カラーは、ほどよい血色感をプラスしてトーンアップして見せる「ピンク」と、肌色を均一に見せて気になる部分をしっかりカバーする「ライトベージュ」の2種類です。
肌にうるおいを与えるタイムエキスや、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐカミツレ花エキスなどの濃密な植物エキスを配合し、エイジングケア※も叶えるリキッドファンデーション。光を乱反射させて、くすみを目立たなくさせる肌補正パウダーと、毛穴や凹凸を自然にぼかす光沢パウダーを配合。美容成分で肌を労りながら、悩みをカバーしてつややかに仕上げます。
カラーは「ピンクオークル」「オークル」「ベージュオークル」の3種類です。
※年齢に応じたお手入れ
ヒアルロン酸でコーティングした微粒子のパウダーで、光のベールをまとったようなツヤ肌を演出するフェイスパウダー。うるおいを与えるキキョウ根エキス、アロエベラ葉エキスを配合し、乾燥を防ぎます。カラーはなめらかで透明感のある「ナチュラル」と、上質なツヤ感のある仕上がりの「グロー」の2種類です。
みずみずしくカバー力に優れたリキッドファンデーションは、乾燥が気になる時やメイク崩れを防ぎたい時におすすめのアイテム。自分に合ったアイテムを使うと、理想の肌に近づけます。ここで紹介したポイントを参考に、リキッドファンデーションを使ったベースメイクに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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編集者•美容ライター。元国内大手化粧品メーカー宣伝部員。過酷なサッカー少年ママライフを支える時短スキンケアとエイジングケアが得意分野。