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TOMOE
うねりやパサつき、コシ・ボリュームの少なさなど、多くの女性が抱える髪のお悩み。美髪を手に入れるカギは、頭皮ケアにあります。今回は美容サロンを経営し、モデルとしても活躍するTOMOEさんに頭皮ケアと美髪の関係性や、日々の頭皮&ヘアケアについてお聞きしました。
目次
ボリュームがあるのに、手櫛がさっと通るくらいサラサラな髪が美しいTOMOEさん。人からもよく褒められるそうです。そんなTOMOEさんに美髪のポイントをお聞きしました。
「私は個人サロンを経営しているので、日々たくさんのお客様の頭に触れています。特に40代以降の女性は“髪が薄くなった”、“毛量が減った”といった悩みを抱える人が多くいますね。
美髪のポイントは頭皮の状態です。毛細血管まで血が通っていないと、栄養が充分に届けられず、抜け毛や髪が細くなります。頭皮を健康にすると丈夫な髪が作られるので、美髪を目指すのなら頭皮ケアが欠かせません」
気になる髪のうねりやボリューム。実は髪の土台である頭皮のケアが大切です。しかし特別なケアではなく、日々の簡単なケアやマッサージで美髪に近づけられるとTOMOEさんは語ります。ハリ・コシやボリュームのあるツヤ髪を手に入れるにはどうすれば良いのでしょうか。
「私はブラッシングと頭皮マッサージにこだわっています。ブラシは猪毛を使ったイギリスの老舗ブランド「メイソンピアソン」を使用。朝はもちろん、帰宅時、シャンプー前、バスアウトケアなど、髪がダメージを受ける前後にブラッシングをしています。
その他に、頭皮チェックも欠かせない日課です。顔と頭は皮一枚でつながっているので、頭皮がたるむと頬や顎周りもたるんでしまうんです。頭皮を触って硬さを感じた時だけではなく、メイク前やお風呂上り、テレビを見ながらなど、日常の中で頭皮ケアをしています。」
「ストレスをためないこと。あとは毎日、髪の毛を優しく丁寧に扱うことも忘れてはいけません」
「ヘアオイルは香りも大事ですが、仕上がりを特に重視しています。しっかり効果があるもの、髪を保護してくれるものを選んでいますね」
取材をした日は風が強かったにもかかわらず、さらりとまとまった髪で現れたTOMOEさん。強風にも負けないつややかな髪は、日々のケアの賜物にほかなりません。TOMOEさんに、ブラッシングから頭皮チェック・マッサージなど、簡単にできるデイリーケアを教えてもらいました。
「ブラッシングは引っかかると髪が傷んでしまうので、毛先からほぐしていきます」(TOMOEさん)
<TOMOEさんのブラッシング方法>
「耳の上の皮をどのくらいつまめるかをチェックします。つまめないか、つまめるのが0.5ミリくらいなら調子が良いサイン。頭頂が固く、耳上の皮が1センチ以上つまめるようなら、たるんでいるサインです。
その他に首と頭蓋骨の境目、うなじのところをチェックします。先ほど同様に、頭頂が固く、後頭の生え際がプ二プニしていたら要注意です。自分が見えない場所でも、美しく保つように心がけています。耳の上がたるんでいる、頭のてっぺんが硬い、頭皮が溜まっている場合は頭皮マッサージをしましょう」
「耳の周りをほぐすとリフトアップにつながります。まずは耳の周辺をマッサージして生え際を全部ほぐしていきましょう」(TOMOEさん)
STEP① 耳の上
「両手の親指の付け根(母指球)を耳の上の生え際、骨と骨の継ぎ目の部分に当てます。指は頭を包むように置き、前からうしろにゆっくりと回しましょう。この時、頭皮がガクガクとする人は頭が凝り固まっている証拠です。マッサージのポイントは、上に持ち上げる時だけ力を入れること。下に向かう時に力を加えると頭皮を下げてしまうので注意してくださいね」
STEP② 耳のうしろ
「母指球(親指の付け根)を使って、前→上に向かって押し上げるようにほぐしていきます」
STEP③ 頭の後ろ、うなじ
「右手で右側の頭を支え、左手で左後ろの生え際のところを母指球を使い押し上げます。しっかりほぐれたと感じたら、反対側も同じように行いましょう。この時、右側と左側の厚みが違うことがあります。気にしなくても大丈夫ですが、自分の身体を知るためにチェックしておくと良いでしょう。」
STEP④ 頭頂部
「頭頂部で指を組み、頭皮全体を持ち上げます。髪を引っ張るのではなく、指の腹をぐっと押し付けるイメージで。ポニーテールのように、ギューッと持ち上げます。1・2・3…と数えて一気に離したら頭皮マッサージは完了です。
各マッサージの回数に決まりはなく、心地よい範囲で行ってください。頭皮マッサージをする際は、頭皮を擦るのではなく、頭皮をしっかりと掴み、その場所をキープしたまま頭皮を動かすようにしましょう。シャンプーの時のように毛根まで動かすと逆効果になる場合があるので気をつけてください。」
「私はムース状の炭酸シャンプーを使っています。泡で優しく、なでるようにつけて洗うのがポイントです。お風呂から上がったら、髪の毛よりも先に頭皮を拭きます。髪のダメージを考え、髪先は擦らずにタオルでよく包む程度にしておきます。ドライヤーは最初に頭皮を乾かし、髪先に向かって風を当てていきます。丁寧に時間をかけて乾かしていきましょう。髪を洗う時も乾かす時も、頭頂に向かって行うとフェイスラインが引き上がりますよ!」
植物が持つパワーを最大限に活かしたアイテムを展開する、メゾンレクシア。スキンケアアイテムはもちろん、濃密な植物成分を配合した頭皮用トリートメントやヘアオイルも扱っています。今回は美髪が輝くTOMOEさんに、Her ELEGANCE編集部がおすすめする2つのアイテムを試してもらいました。
頭皮環境を整えて、ハリやコシのある美しい髪に導くスカルプエイジングケア※トリートメント。厳選された植物成分が頭皮にうるおいを与え、すこやかな頭皮環境へと整えます。トリートメントをなじませるついでに頭皮マッサージをすることで、硬くなった頭皮をほぐせます。
※年齢に応じたお手入れ
デリケートな頭皮のためにシリコンやカチオン、サルフェートなどの10項目を無添加。ボディマッサージにも使えるマルチユースのトリートメントです。思わず深呼吸したくなるウッディ・スパイシーの香りが、バスタイムをより癒しのひとときに。
プレイフルエッセンスを使ったTOMOEさんの感想は?
アルガンオイルとして注目されるアルガニアスピノサ核油やユズ種子油など、濃密な植物成分を配合したヘアオイル。オイルが苦手な人でも使いやすい、さらりと軽いテクスチャーです。ブラッシングや乾燥によるダメージを受けやすい毛先までしっかりと包み、髪に自然なツヤとうるおいを与えます。
香りはブラッドオレンジやシプレスの爽やかなシトラスに、マジョラム、ベチバーをブレンド。髪がなびく度に、スパイシーで温かみのある心地よい香りがふわりと広がります。
ヘアオイル グリーンレメディを使ってみたTOMOEさんの感想は?
今回TOMOEさんにお話を伺った際、特に印象深かったのは「自分の髪を知ると何をすれば良いか分かる」という部分。顔はスキンケア時に触れて確認することが多いのに対し、自分の頭皮の状態は把握していない人が多いと仰っていました。頭皮は髪の土台となる部分。頭皮を意識したブラッシングやマッサージを毎日のヘアケアルーティンに取り入れて、TOMOEさんのような美髪に近づきましょう。
頭皮のマッサージは、顔のたるみ解消にも効果的。こちらの記事でも頭皮マッサージを紹介しています!
第6回美魔女コンテストファイナリスト/2019 MrsInternational Finalist。娘が孫を授かった時に「自分も何かチャレンジをしたい!」と思いコンテストに応募。仕事も4人の孫育ても、まだまだ存分に楽しみたいと思う根っからの楽天家。病気で髪を失った子どもに提供する、ヘアドネーションも行っている。