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むくみは血流が滞り、余分な水分や老廃物が体内に溜まることで起こります。生活習慣の見直しやマッサージを取り入れるだけでも、改善が期待できるでしょう。むくみの原因や、すぐに取り入れられる解消方法を紹介します。
デトックスウォーターとは、ミネラルウォーターや炭酸水に果物や野菜、ハーブなどを入れて数時間置いたフレーバーウォーターのこと。美肌やダイエットに効果があると言われています。本記事では、デトックスウォーターの作り方や効果別のおすすめレシピ、デトックスウォーターを美味しく飲むコツを紹介します。
目次
彩り豊かでフォトジェニックな見た目が、インスタやSNSで人気のデトックスウォーター。海外セレブやモデルも取り入れているデトックスウォーターとはどんなものなのか、その効果を紹介します。
デトックスウォーターは野菜や果物、ハーブをそのままミネラルウォーターに浸け込んだフレーバーウォーターです。入れる食材は絞ったりつぶしたりしないのが特徴で、砂糖や甘味料も使わないのでとてもヘルシーな飲み物です。
デトックスウォーターは食材のエキスがミネラルウォーターに溶け出していて、デトックス効果やダイエット効果、美肌効果など女性に嬉しい作用が期待できると言われています。しかし、その実は分かっていない点も多いようです。
とはいえ、フレーバーをつけることで水を美味しく飲めるため、毎日適量の水分を摂取する習慣が身につくメリットがあります。正しい水分補給は、便秘の解消やむくみの改善に効果を発揮します。
デトックスウォーターは、好みの果物や野菜を自由に入れて作るもの。ここでは、基本の作り方と保存方法、容器の選び方、効果的な飲み方について紹介します。
<材料>
<作り方>
<浸ける時間>
<ポイント>
デトックスウォーターは果物を皮ごと使用します。表面の農薬やワックスが気になる場合は、水で洗った後、熱湯に1分ほどさらして取り除きましょう。それでも気になる時は、皮をむいて果肉だけを使うか、オーガニックのものを選ぶなど工夫してみてください。飽きがこないように、ミネラルウォーターだけでなく炭酸水などを使うのもおすすめです。
自分で作るデトックスウォーターには、保存料などが入っていない点においては安全と言えます。しかし長くは保存できないため、作ってから24時間以内を目安に飲み切るようにしましょう。水筒などに入れて持ち歩く場合も、保冷効果が低くなるので、なるべく早く飲み切る方が良いです。
また、直輸入物のミネラルウォーターは殺菌処理がされていないものもあるため、扱いに注意してください。
常温で置くと水が腐る可能性もあるため、冷蔵庫や冷凍庫で使えるボトルがおすすめです。人気のメイソンジャーやウォーターボトルなど、中身が見える透明ボトルは見た目でも楽しめます。炭酸水を使う場合は、炭酸が抜けないようにフタがきっちりと閉まるタイプを選びましょう。
デトックスウォーターを効果的に飲むには、タイミングが大切です。おすすめは朝に起きた時。寝起きは体が水分を欲しているので、積極的にデトックスウォーターの成分を摂取しようとします。お腹が空いた時に間食代わりに飲むのも良いでしょう。
疲れた時も果物やハーブの香り、甘みでリラックスできます。1日に1~2Lの水分摂取が推奨されているので、これをデトックスウォーターに置き換えても構いません。
デトックスウォーターに使われる野菜や果物、ハーブにはさまざまなものがあります。好みのフレーバーで選ぶのはもちろん、期待できる効果によって選ぶのもおすすめ。ここでは期待できる効果別のデトックスウォーターのおすすめレシピを紹介します。
ダイエット中の人におすすめなのは、脂肪燃焼を促す酵素が含まれているグレープフルーツを使ったデトックスウォーターです。グレープフルーツの苦み成分ナリンギンには、食欲抑制効果や抗酸化作用があります。その他、便秘の解消に役立つイノシトールも含まれていますので、ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。
<材料>
グレープフルーツは香りが強いので、2時間ほど浸ければ十分です。
美肌になりたい人には、ビタミンがたっぷり含まれたベリー系の果物を使ったデトックスウォーターがぴったり。なかでも、イチゴやラズベリーが特におすすめです。
<材料>
ベリー系のデトックスウォーターは、デトックス効果も期待できます。
ブドウには強い抗酸化作用があるポリフェノールが含まれるため、デトックスウォーターに使えばアンチエイジング効果が期待できると言われています。ポリフェノールはブドウの身と皮の間に最も多く含まれるので、皮ごと浸けるのがポイントです。
<材料>
ブルーベリーなどのベリー系にもポリフェノールは含まれるので、組み合わせるとより効果が期待できそうですね。
むくみが気になる人には、きゅうりのデトックスウォーターがぴったり。一年中手に入りやすい野菜なので作りやすいです。きゅうりに含まれるカリウムには利尿作用があり、デトックス効果もあります。
<材料>
さっぱり系の食材ばかりなので、甘いものが苦手な人にもおすすめです。
疲労回復を狙うなら、梅干しのデトックスウォーターがおすすめです。梅干しには疲労回復に効果的なクエン酸や有機酸がたっぷり入っています。
<材料>
どれもさっぱりした食材ばかり。酸味が苦手なら、はちみつを足すと良いでしょう。
見た目はおしゃれでフォトジェニックなデトックスウォーターですが、中に入れる食材によってはあまり美味しくないものもあるようです。特に野菜やハーブのみを使っているデトックスウォーターは、青臭くて飲みにくいと苦手な人が多い模様。
デトックスウォーターは毎日継続して飲むことが大切です。続けやすくするためには、味にもこだわりましょう。ここでは、デトックスウォーターを美味しく飲むためのポイントや工夫を紹介します。
ハーブ系は苦味が強いものも多いです。飲みやすくしたいなら、果物を入れてみましょう。おすすめはオレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系。ただし、長時間浸けると苦みが出ることもあるので、浸けるのは短時間にしてくださいね。
甘みが強いデトックスウォーターを飲みたいなら、韓国でトレンドのフォンダンウォーターを作ってみましょう。フォンダンウォーターは、生の果物の代わりにドライフルーツを使って作ります。ドライフルーツはフレッシュフルーツより栄養価が高く、甘みも強いため飲みやすくなります。
きれいを目指す女性の間で話題の、果物や野菜を水に浸けるだけで完成するデトックスウォーター。使う果物や野菜など、食材の組み合わせによって期待できる効果や味は異なります。むくみや便秘、アンチエイジングなど、自分がほしい効果が期待できる食材を選びましょう。見た目も楽しいデトックスウォーターを手作りして、内側からきれいを手に入れてくださいね。