唇の乾燥は正しいケアで改善。カサつきの原因から効果的なリップパック方法まで紹介

唇の乾燥は正しいケアで改善。カサつきの原因から効果的なリップパック方法まで紹介

BEAUTY

Jul 30, 2021

空気が乾燥する季節になると、特に荒れやすい唇。きちんとケアしているのに唇がカサついて治らない人は、原因に合ったケアができていないかもしれません。この記事では、唇が乾燥する原因やリップクリームを使ったケア方法、スペシャルケア、おすすめのリップトリートメントを紹介しています。

目次

  1. 唇が乾燥する5つの原因
    1. 原因1.外的刺激
    2. 原因2.ストレス
    3. 原因3.栄養不足
    4. 原因4.洗顔やクレンジング
    5. 原因5.紫外線
  2. 乾燥した唇には、リップクリームを使ったケアを
    1. 蒸しタオルリップパック
    2. 湯船につかってラップパック
  3. リップクリーム以外で乾燥した唇をケアする方法
    1. ワセリンやオイルを使って保湿
    2. はちみつワセリンパックでスペシャルケア
    3. バランスの取れた食事でビタミンを摂取
  4. 乾燥した唇のケアにおすすめのリップトリートメント
    1. メゾンレクシア リップ トリートメント
  5. 正しいケアで唇の乾燥を改善し、うるおいのある唇を取り戻そう

唇が乾燥する5つの原因

唇の皮膚は薄く、とてもデリケートなパーツのため、なにげない行動が乾燥の原因となっている可能性も。さらに、唇は皮脂腺がほとんどなく、皮脂膜や角層がきわめて薄いので、うるおいを保つのが困難。そんな唇の乾燥を防ぐには、原因を知ることが大切です。まずは、唇が乾燥する原因を5つ紹介します。

原因1.外的刺激

知らないうちにやってしまう唇を舐めるクセ。一見うるおったように感じますが、舐めることで刺激を与えてしまう、または唾液と一緒に水分も蒸発してしまうので、さらに唇を乾燥させてしまいます。その上、唇のひび割れや皮ムケの原因にもなりかねません。

また、マスクと唇の摩擦によって乾燥しやすい状態になることもあります。

原因2.ストレス

唇は血液が多く巡っているため、ストレスの影響を受けやすいパーツと言えます。ストレスによって血液の流れが悪くなると、唇に十分な酸素や栄養が届かず、色が悪くなったり、乾燥したりします。また、ストレスによって体のバリア機能も低下。バリア機能のない唇はダメージを受けやすくなります。

その他、ストレスによって無意識に唇を触ってしまう人は意外と多いものです。それが外的刺激となり、唇の皮ムケの原因となることもあります。

原因3.栄養不足

ダイエットや乱れた食生活によってビタミン不足になると、唇の乾燥以外にも、唇の端が切れる口角炎や口内炎ができるといったトラブルが起こりやすくなります。また、ビタミン不足の状態で唇を舐めたり拭いたりする外的刺激を与えると、唇のトラブルが深刻になることもあるので要注意。

粘膜を正常に保ち代謝を高めるビタミンA、皮膚の代謝を促し粘膜を修復してくれるビタミンB2やB6、ストレス耐性や活性酸素を除去してくれるビタミンCなどが、唇のトラブルに効果的です。ぜひ、毎日の食事で積極的に摂取しましょう。

原因4.洗顔やクレンジング

過度な洗顔は、肌だけでなく唇の水分も奪うため、乾燥しやすい状態にしてしまいます。メイク汚れが残らないように、しっかり洗うことは大切ですが、ゴシゴシ擦ってしまうと唇への刺激となりかねません。

口紅のようなポイントメイクには、リップ専用のクレンジングを使うと負担を軽減できます。特に、リップティントなどの落ちにくい口紅を使っている時は、専用のクレンジングでないと落ちないことが多いので注意しましょう。

また、洗顔やクレンジング時は、できる限り擦らないように優しく行うのが大切です。

原因5.紫外線

紫外線による日焼けも唇を乾燥させる一因となります。体の他の部位に比べると、唇は角層が薄いためバリア機能が弱く、紫外線によるダメージを受けやすい傾向にあります。

また、紫外線のダメージを受けると唇が赤くなる、または腫れるなどの症状を起こす場合も。マスクをしていても、完全に紫外線をカットできるわけではないので注意しましょう。

乾燥した唇には、リップクリームを使ったケアを

乾燥してカサカサになった唇には、保湿効果のあるリップクリームを使ったケアがおすすめです。ここからは、乾燥した唇にうるおいを与えるリップクリームを使ったケア方法を紹介します。

蒸しタオルリップパック

リップクリームを使った蒸しタオルパックで、唇を保湿しましょう。

<用意する物>

  • タオル
  • ビニール袋
  • ラップ
  • リップクリーム

<やり方>

  1. タオルを水で濡らし、水滴が落ちない程度に軽く絞る
  2. ビニール袋に絞ったタオルを入れ、電子レンジ500Wで30秒〜温める
  3. 熱すぎる場合は予熱をとってから唇へのせ、3分ほど温める
  4. リップクリームを塗り、ラップで覆ったら再度温めた蒸しタオルを5分のせる

温めることで血行が良くなり、保湿成分が浸透しやすくなりますよ。

湯船につかってラップパック

しっかりと湯船につかってケアをする方法もおすすめ。唇だけでなく体全体の血行が良くなり、冷えによる唇の荒れ予防も期待できます。

<やり方>

  1. 唇にたっぷりとリップクリームを塗り、ラップで覆う
  2. 湯船につかりながら蒸気で唇を温める(蒸しタオルで唇を温めるとより効果的)
  3. 角質がやわらかくなったらラップを外す
  4. 縦シワを伸ばすように、すり込みながらやさしくマッサージする
  5. お風呂から上がったら、もう一度リップクリームを塗って保湿する

リップクリーム以外で乾燥した唇をケアする方法

市販のリップクリームは添加物が気になるという人は、ワセリンやはちみつなどを使ったケアで唇の乾燥を防ぎましょう。また、不足している栄養素を食事に取り入れるのも、唇の乾燥予防に効果的。ここからは、ワセリンやはちみつを使ったケア方法と、積極的に摂りたい栄養素を紹介します。

ワセリンやオイルを使って保湿

リップクリームの代わりに、保湿力の高いワセリンやオイルを使ってケアをしましょう。油分が多いので、保湿後のコーティング剤としてうるおいを保ち、唇の乾燥を防いでくれます。夜、美容液などで水分を補った後にワセリンやオイルなどを塗って寝ると、うるおいが閉じ込められて朝にはプルプルの唇になります。

はちみつワセリンパックでスペシャルケア

豊富な栄養素を含んだはちみつは、肌の乾燥を防いで再生を促す作用があるため、唇のケアにおすすめです。リップクリームが無い時は、はちみつワセリンパックで唇をケアしましょう。

<用意する物>

  • はちみつ
  • ワセリン
  • ラップ

<やり方>

  1. はちみつとワセリンを1:1で混ぜ、唇にやさしくのせてラップで覆う
  2. 5~10分経ったらラップを外す
  3. ティッシュやコットンで軽く拭き取ってから、少量のワセリンを塗る

<注意点>

  • はちみつは国産の無添加を選ぶ
  • ラップをする時間は長くても10分。長時間やらない
  • 唇に刺激を感じた場合はすぐに中止する
  • 目安は週に1回程度。血行が良くなっている入浴中や入浴後がおすすめ

バランスの取れた食事でビタミンを摂取

ケアをしているのに唇のカサつきが気になる時は、原因に挙げたビタミン不足の可能性もあるため、不足している栄養素の摂取を心がけましょう。特に、皮脂の分泌を整え、うるおいを保ってくれるビタミンA、B2、B6、Cなどを毎日の食事から摂るようにしてください。

<栄養素が多く含まれる食材>

  • ビタミンA:レバー、うなぎ、にんじんなど
  • ビタミンB2:豚肉、納豆、ほうれん草など
  • ビタミンB6:まぐろ、かつお、鶏ささみなど
  • ビタミンC:パプリカ、ブロッコリー、いちごなど

乾燥した唇のケアにおすすめのリップトリートメント

カサカサの唇をケアするには、リップクリームを使ったこまめな保湿が重要です。濃密な植物エキスを配合したメゾンレクシアのスキンケア商品から、口紅の下地としても使えるリップトリートメントを紹介します。

メゾンレクシア リップ トリートメント

4.5g 3,300円(税込)

ローズヒップ油やヒマワリ種子油、クロフサスグリ種子油などの植物オイルを贅沢に配合したリップトリートメント。なめらかな塗り心地で、乾燥から唇を守ります。

バニラとベルガモットの甘さと爽やかさをブレンドした香りが微笑みを誘います。

正しいケアで唇の乾燥を改善し、うるおいのある唇を取り戻そう

唇の乾燥は日常的な習慣や紫外線などの外的刺激、栄養不足などさまざまな要因があります。乾燥や外的刺激を防ぐには、こまめな保湿が重要です。また、保湿だけでなく食事の見直しや紫外線対策を行うのも忘れずに。唇の乾燥が気になる時は、ラップパックやスペシャルケアでうるおいのある唇を取り戻しましょう。