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スキンケアアイテムの新ジャンルとして「美容液」が登場した当初、それはあくまでも基本のスキンケアにプラスして使う特別なアイテムという位置づけでした。しかし、今ではスキンケアのルーティンとして日々使用されている方も多いのではないでしょうか。その一方で、種類が多様となったことにより「美容液迷子」になってしまっている人も。美容液の種類にはどういったものがあるのか、使用する際の順番について、ここで再確認してみましょう。
BEAUTY
基礎化粧品とは肌のベースを整えるために欠かせないものです。肌を美しい状態に導くには、基礎化粧品を毎日使うのが基本。また、自分の肌質や年齢に合わせた基礎化粧品を選ぶと、より高い効果を発揮してくれるでしょう。ここでは基礎化粧品の定義と担う役割、使う順番・選び方などを紹介していきます。
目次
基礎化粧品は、メイクアップアイテムとは異なる役割を持っています。まずは、基礎化粧品とは何か、定義や分類されるアイテムについて紹介していきます。
美しい肌を保つための土台づくりを担うアイテムを基礎化粧品と呼びます。基礎化粧品を正しく使えば、乾燥やベタつきのような肌トラブルの解消につながるでしょう。メイクでトラブルを無理に隠すのではなく、基礎化粧品を適切に使って肌の状態を整えることは、スキンケアの基本でもあります。
| 基礎化粧品に含まれるもの | 基礎化粧品に含まれないもの |
|---|---|
| クレンジング 洗顔料
化粧水
導入美容液
美容液
乳液
クリーム
部分用クリーム
パック
シートマスク など
|
化粧下地 コンシーラー
ファンデーション
フェイスパウダー
アイシャドウ
アイライナー
アイブロウ
マスカラ
チーク
リップ など
|
化粧水や乳液・クリームのほか、美容液やシートマスクなども肌の状態を整えるアイテムのため、基礎化粧品に分類されます。対してファンデーションやコンシーラーなどは、肌の上にのせて美しく見せる効果を持つため、基礎化粧品ではなくメイクアップアイテムに分類されます。
クレンジングや化粧水など、基礎化粧品はアイテムによって異なる役割を持っています。ここでは、基礎化粧品の役割と、それに対応するアイテムをチェックしていきましょう。
基礎化粧品の中で、肌の汚れを落とす役割を担っているのは、クレンジングや洗顔料です。クレンジングは、メイクで肌にのった油性の汚れを落とす他に、毛穴の汚れを洗浄する役割も。洗顔料は、皮脂や古くなった角質など、肌から生まれた汚れを落として清潔に整えてくれます。
基礎化粧品には、肌に水分を補給する役割もあります。最も代表的なものは化粧水です。化粧水は肌にうるおいを届けて、保湿のサポートをします。
また、化粧水だけではなく、ブースターも肌にうるおいを与える基礎化粧品に分類されます。ブースターは導入液・導入美容液とも呼ばれるアイテムです。化粧水の前に使うことで、うるおいが浸透※するのを助けてくれます。
※角層まで
シミ※1やシワ、くすみ※2など、抱えている肌トラブルは人によって異なります。トラブルに応じた栄養を与えるのも、基礎化粧品の役目。美容液やパックなどは、悩みに応じた美容成分を補給する役割を担っています。
※1 紫外線による
※2 乾燥による
乳液やクリームなどの油分を含んでいるアイテムは、化粧水などで補給したうるおいを蒸発させないように、蓋をする役割を持っています。油分の量は製品によって異なりますが、一般的に乳液よりもクリームの方が多いです。
その他、アイクリームのように特定のパーツに特化したアイテムもこのカテゴリに属します。
正しい順番で基礎化粧品を使えば、肌の状態がより整いやすくなります。基礎化粧品を使う順番は、朝と夜で少し変わるのがポイント。ここでは、一般的な順番を紹介します。
※こちらで紹介するのは、あくまで一般的な順番です。製品によっては使用する順番が異なる場合もあるため、自身が使用しているアイテムのパッケージなどを見て確認しておきましょう。
就寝中に付着した汚れや皮脂を落とし、日中の外部刺激から肌を守るためにも朝のスキンケアは大切です。朝のスキンケアで使う基礎化粧品は、洗顔→化粧水→美容液→乳液・クリームの順が基本。
また、乾燥が気になる場合は乳液とクリームを併用しても問題ありません。その場合は、乳液→クリームの順番で使いましょう。
日焼け止めや化粧下地は、汚れ落としと保湿を入念に行った後に使うようにします。基礎化粧品を使ってしっかりとスキンケアをしておくと、メイクアップのノリが良くなるかもしれません。
夜のスキンケアでは、メイクなどによる汚れをしっかりと落として、日中に受けたダメージのケアをしてあげましょう。一般的な順番は、クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液・クリームです。朝のスキンケアは洗顔からスタートしますが、夜は最初にクレンジングでメイクや余分な皮脂を落とします。
また、乾燥が気になる場合は乳液とクリームを併用するのがおすすめ。シートマスクやパックといった、スペシャルケアアイテムをプラスするのも効果的です。
基礎化粧品を選ぶポイントは3つあります。ポイントを押さえて、自分に合ったものを見つけましょう。
肌質は普通肌、脂性肌、乾燥肌、敏感肌、混合肌の5種類に大きく分けられます。基礎化粧品は、肌質に合わせたものを選ぶと効果が高くなりますよ。
| 肌質 | 肌質の特徴 | 基礎化粧品の選び方 |
|---|---|---|
| 普通肌 | ・水分と皮脂量のバランスが良い | ・好きなものを選んで問題ない |
| 脂性肌 | ・皮脂や油分が多い
・テカリやべたつきが出やすい
|
・さっぱりとした使い心地のものがおすすめ
・油分の多いものは避ける
|
| 乾燥肌 | ・水分や油分が不足している
・肌がかさつきやすい
|
・保湿効果が高いしっとりとしたものを選ぶ
・皮脂を落としすぎるものに注意
|
| 敏感肌 | ・肌のバリア機能が低下している
・刺激に弱い
|
・肌に優しい低刺激のものを選ぶ
・保湿効果が高いものもおすすめ
|
| 混合肌 | ・Tゾーンはテカり、口周りは乾燥する場合が多い。 （脂性肌と乾燥肌の混合）
|
・油分と水分のバランスを整える効果があるものを選ぶ |
20代の頃に合っていた基礎化粧品でも、30代・40代・50代と、年齢を重ねるごとに満足できなくなっていくことがあります。肌の状態は年々変化していくため、年齢に合わせた基礎化粧品を選ぶことも大事なポイントです。
| 年代 | 多い肌悩み | おすすめケア |
|---|---|---|
| 30代 | ・毛穴の開き、くすみ※1、乾燥 |
・しっかりと保湿をする
|
| 40代 | ・シミ※2、乾燥、小ジワ※3 | ・エイジングケア※4を始める
・保湿に特化した基礎化粧品を使う
|
| 50代 | ・シミ※2、シワ※3、たるみ | ・エイジングに特化した基礎化粧品を使う
・頭皮マッサージを習慣化する
|
※1 乾燥による
※2 紫外線による
※3 乾燥による
※4 年齢に応じたケア
同じメーカーの基礎化粧品をライン使いするのもおすすめ。年齢や肌質に合ったものをライン使いすることで、高い効果を得やすくなるでしょう。まずはトライアルセットなどを活用して、肌に合うか試してみるという方法もあります。
国産オーガニックスキンケアのパイオニアであるメゾンレクシアでは、濃密な植物の力が活きる基礎化粧品を展開しています。北海道にある自社ファーム・エキス工房で原料となる植物から栽培し、徹底した品質志向で作られるメゾンレクシアの基礎化粧品。中でも人気のロングセラー化粧品「オラクル」「アルケミー」、2つのシリーズの特徴を紹介します。
濃密な植物の力で肌本来の美しさを引き出す、その確かな効果で2001年の創業当初から人気のスキンケア「オラクル」。年齢とともに、失われがちなハリやツヤ、うるおい、弾力へ総合的に働きかけ、“強く、美しい肌”へと導きます。
オラクルのフルラインは「メイク落とし」「洗顔料」「化粧水」「化粧水（ミストタイプ）」「美容液」「ナイトクリーム」「デイクリーム」「パック」「シートマスク」「目元用美容液」です。
厳選7アイテムが気軽に試せる、初めての方限定の「オラクル トライアルセット」もあるので、ぜひ試してみてはいかがでしょう。
肌のうるおい貯水力を高める、植物由来の『酵母発酵エキスVEGAL®*』を高配合したスキンケア「アルケミー」。毛穴や肌荒れなどのトラブルから解放された“しなやかに、うるおう肌”へと導きます。
＊整肌保湿成分
アルケミーのラインナップは「メイク落とし」「洗顔料」「化粧水」「美容液」「ナイトクリーム」「デイクリーム」です。これらをフルラインでお試しできる「アルケミー トライアルセット※」も展開しています。
※初めての方限定、約１週間分
基礎化粧品は肌を健やかに、美しく保つために欠かせません。自分に合ったものを選んで正しい順番で使用すれば、メイクのノリもさらに良くなるでしょう。肌質や悩み、年齢などを考慮して基礎化粧品を選んでみてくださいね。
