【皮膚科医監修】朝の洗顔は「水だけ」でいいの?朝洗顔のお悩みを解決

【皮膚科医監修】朝の洗顔は「水だけ」でいいの?朝洗顔のお悩みを解決

BEAUTY

Mar 08, 2023

朝の洗顔を水だけで済ませていませんか?朝の洗顔は「水だけ」という人と「洗顔料を使う」という人に分かれていて、どちらが正しいのか気になるところ。そこで、朝の洗顔の目的や洗顔のポイント、すこやかな肌へ導くおすすめの洗顔アイテムもご紹介します。

目次

  1. 朝にする洗顔の2つの目的
    1. 1. 肌の皮脂や汚れを落とす
    2. 2. スキンケアの効果を高める
  2. 朝の洗顔は「水だけ」「洗顔料を使用」のどちらが正しい?
    1. 基本は洗顔料を使用する
    2. 肌の状態によっては水だけにする
  3. 朝の洗顔で意識したい3つのポイント
    1. 1. 洗顔後につっぱらない洗顔料を使用する
    2. 2. 洗顔料の泡の密度や量を調整する
    3. 3. ぬるま湯を使用して毛穴を開きやすくする
  4. すこやかな肌へ導くメゾンレクシアの洗顔アイテム
    1. [洗顔料]うるおいを守り、毛穴までクリアに
    2. [洗顔料]ワントーン明るい、キメの細かい肌へ
    3. [メイク落とし]美容液のような贅沢処方で、なめらかなツヤ肌へ
  5. 朝は肌状態に合わせて洗顔方法を調整しよう

PROFILE

鈴木稚子先生

1994年東京慈恵会医科大学医学部卒業。同大学皮膚科学教室国立大蔵病院皮膚科臨床研究部を経て、2000年用賀ヒルサイドクリニック院長。2017年六本木スキンクリニックを開院。美肌の予防医療を専門とし、現代女性たちの肌悩みを解消するアドバイス・指導などを行う。

鈴木稚子先生

朝にする洗顔の2つの目的

肌の状態をチェックする女性

朝の洗顔は、夜間に分泌・付着した汚れを落として肌を清潔な状態に保ち、スキンケア効果を高めるために必要です。なぜ必要なのか、朝洗顔の目的を押えておきましょう。

1. 肌の皮脂や汚れを落とす

朝も夜も洗顔の目的は、肌に残る皮脂や汚れを落とし、清潔な肌に導くことです。朝は寝ている間に分泌された皮脂や汗、ホコリなどが肌に付いた状態。日中ほど皮脂や汚れの付着は少ないものの、きちんと洗顔をしないと肌トラブルを招いてしまいます。

2. スキンケアの効果を高める

朝の洗顔はスキンケアの効果を高める目的もあります。洗顔によって肌をクリアな状態にすることで、化粧水や乳液、クリームなどの浸透力が高まります。肌がうるおった状態になることで、メイクのノリやもちも良くなるでしょう。
※角層まで

朝の洗顔は「水だけ」「洗顔料を使用」のどちらが正しい?

泡洗顔をする女性

朝の洗顔は「水だけ」「洗顔料を使う」など、人によってやり方が分かれます。どちらが正しいというよりも、肌の状態に合わせて洗い方を選ぶことが大切です。どのように洗顔方法を使い分ければ良いか紹介します。

基本は洗顔料を使用する

朝の洗顔の基本は、洗顔料を使って洗うことです。水やぬるま湯だけでは落としきれない古い角質や過剰な皮脂、ホコリなど、肌に悪影響を与える汚れを落とせます。毛穴を詰まらせる皮脂は油のため、水やぬるま湯だけでは落としづらいもの。洗顔料を使ってきれいに洗い流すことで、肌トラブルを回避するだけではなく予防もできます。

ただし、洗顔料を使うことで肌に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を招く場合もあります。洗顔料は肌の状態を見極めながら使用しましょう。

肌の状態によっては水だけにする

粉を吹くほど乾燥するような肌状態の時は、洗顔料を使わずに水やぬるま湯でやさしく洗顔しましょう。洗顔料を使うことで、肌の乾燥がひどくなることもあるためです。

ただし、水やぬるま湯だけだと皮脂汚れが肌に残ることがあります。肌に残った皮脂が酸化すると、肌のうるおい成分が生成されなかったり、肌のバリア機能に影響を及ぼしたりすることも。

結果として、くすみ※1やシミ※2、シワ※1、ニキビなどの肌トラブルを引き起こすおそれもあります。特に脂性肌の人は、水だけの洗顔が向かないタイプなので注意してください。水だけの洗顔は敏感肌や乾燥肌の人で、洗顔料の使用が難しい場合の選択肢とするのがおすすめです。
※1 乾燥による ※2 紫外線による

朝の洗顔で意識したい3つのポイント

目覚ましで起きた女性

朝は洗顔料を使った洗顔が基本ですが、肌の状態に合わせて調整したり、ぬるま湯を使用したりと、押さえておくべきポイントがいくつかあります。ここからは、朝の洗顔のポイントについて見ていきましょう。

1. 洗顔後につっぱらない洗顔料を使用する

洗顔料が肌に合っているかどうかは、洗顔後の肌がつっぱらないことが基準となります。肌の汚れをしっかり落としながら、肌に必要なうるおいを残すことでバリア機能が正常に働くのです。

2. 洗顔料の泡の密度や量を調整する

朝の洗顔では洗顔料を使うのが基本ですが、先述した通り肌が粉を吹くなら水、または、ぬるま湯だけの洗顔で肌の様子を見ると良いでしょう。

また「洗顔料を使う・使わない」だけではなく、肌の状態に合わせて泡の密度や量を調整するのがおすすめです。洗顔料を泡立てる時に少し多めの水を使って泡立て、ゆるい少なめの泡で洗うことで肌への負担を軽減できます。洗顔料を使いたいけれどつっぱる、水やぬるま湯だけだとべたつく場合に試してみてください。

3. ぬるま湯を使用して毛穴を開きやすくする

洗顔には、30~32℃のぬるま湯が良いとされています。肌に負担をかけにくい温度で、うるおいを奪わずに洗顔ができるためです。ぬるま湯で洗うと毛穴が開きやすいため、洗顔料の効果が発揮されて毛穴の奥の汚れもきれいに落とせます。

なお、冷たい水で洗うと毛穴が収縮し、洗顔後の化粧水が浸透しにくくなって乾燥につながります。逆に熱いお湯も肌を乾燥させてしまうので注意が必要です。
※角層まで

すこやかな肌へ導くメゾンレクシアの洗顔アイテム

洗顔はスキンケアの基礎となるため、使う洗顔料も肌に良いものを選びたいところ。植物成分を厳選配合したメゾンレクシアの洗顔アイテムには、肌のうるおいを守りながら汚れを落とせるものが揃っています。すこやかな肌へ導くメゾンレクシアの洗顔アイテムを3つ紹介します。

[洗顔料]うるおいを守り、毛穴までクリアに

オラクル エッセンシャル クレンザー
[洗顔料]
オラクル エッセンシャル クレンザー
4,400円(税込)、200g

植物由来のクリーミーな泡で肌のうるおいを守りながら、古い角質や毛穴の奥の汚れまでしっかり落としてくれる洗顔料。天然クレイを含んだきめ細かな泡が汚れを吸着します。ホホバ種子油など、エモリエント効果の高い植物オイルが肌の乾燥やつっぱりを防ぎ、しっとりとキメの整った素肌に洗い上げます。

泡立ったエッセンシャル クレンザー

[洗顔料]ワントーン明るい、キメの細かい肌へ

アルケミー フォーミング クレンザー
[洗顔料]
アルケミー フォーミング クレンザー
3,300円(税込)、100g

きめ細かな泡が、しっとりと洗い上げる洗顔フォーム。古い角質を落とすユキノシタエキスやキウイエキス、タイムエキスを配合しており、洗うたびにくすみを払ってワントーン明るい肌に近づけます。酵母発酵エキス*やブライトニング成分を高配合しているため、毎日洗顔するたびに肌がうるおい、輝くような透明感に満ちた肌に導きます。
※ 汚れや古い角質による *整肌保湿成分

泡立ったフォーミング クレンザー

[メイク落とし]美容液のような贅沢処方で、なめらかなツヤ肌へ

オラクル メイクアップ リムーバー ミルク
[メイク落とし]
オラクル メイクアップ リムーバー ミルク
5,500円(税込)、150mL

植物の力だけでメイクや汚れをしっかり落とすミルククレンジング。濃密なうるおいを肌に与え、スキンケア後のようなしっとりと透明感のある肌へ整えます。植物エキスやオイルを贅沢に配合した美容液級の処方、かつ肌なじみの良いテクスチャーなので、マッサージしながら朝の洗顔がわりに使えば、寝起きのむくみもすっきり。ブースター効果でメイクノリもアップします。

手に塗られたメイクアップ リムーバー ミルク

朝は肌状態に合わせて洗顔方法を調整しよう

タオルで顔を拭く女性

朝の肌は寝ている間に分泌された皮脂や汗、ホコリが付いた状態です。洗顔料を使ってしっかりと落とすことで肌トラブルを防ぎ、化粧水を浸透しやすくできます。ただし、粉を吹くほどの乾燥、肌につっぱりを感じるようなら水だけにしたり、洗浄力を弱めたりと洗顔方法を調整しましょう。朝の洗顔はスキンケアの基礎となるため、肌の状態に合った方法で汚れを落としてくださいね。
※角層まで

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