1
お風呂上がりの肌は乾燥しやすいので、スキンケアをしないと入浴前よりも乾燥して肌トラブルにつながることも。肌・ヘア・ボディのトータルケアの正しい順序とポイント、注意点を紹介します。
BEAUTY
サウナは肌に悪いと言われることもありますが、それは入り方や入った後のスキンケアが間違っているから。正しい入り方と入念なスキンケアを心がければ、美肌づくりに役立ちます。サウナの効果や美肌のために意識したい入り方、スキンケアのポイントを紹介します。
目次
サウナに入った後は、肌がツルツルに感じることがあります。それはなぜかというと、血行や代謝が促進されて肌の調子が整うから。まずはサウナが肌に与える効果について見ていきましょう。
サウナと水風呂の温度変化による刺激は、自律神経を整えると言われています。自律神経が整うと肌の免疫力やバリア機能が正常化するため、肌荒れの改善が期待できます。
また高温のサウナに入ると、体内では「ヒートショック・プロテイン」と呼ばれる、傷ついた細胞の回復や修復を促すタンパク質が増加すると言われています。 この点からも、サウナに入ると肌荒れの改善や肌老化の予防が期待できると考えられます。
サウナに入ると体が温まって血液循環が良くなります。肌の隅々まで酸素や栄養が行き渡ることで、ターンオーバーの正常化が期待できます。 肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーが整うと、古い角質やメラニンが排出されやすい状態に。結果として、肌のごわつきや角栓の改善、シミやニキビ跡の予防につながります。
サウナの血行促進や発汗作用で、くすみの改善効果も期待できます。血行が促進することで酸素が全身に行き渡りやすくなり、血色感を得られて顔色が良く見えるでしょう。また、汗と一緒に毛穴に詰まった皮脂や汚れが排出されるため、肌のトーンアップ効果も実感できます。
サウナで美肌づくりをするには、正しい入り方をすることが重要です。肌への負担を抑えながら、より効率的に効果が得られるサウナの入り方を紹介します。
脱水症の予防と汗をかきやすくするため、サウナに入る前はしっかりと水分補給を行いましょう。冷たすぎる水は体温を下げやすいので、常温に近いものがおすすめです。
マナーの観点とサウナの効果を効率良く得るためにも、サウナに入る前は全身を洗って清潔な状態にしておきましょう。全身の汚れを落としておくと、サウナに入った時に汗をかきやすくなり、毛穴詰まりが解消されやすくなります。
また、サウナは高温で乾燥しているため、髪のキューティクルが開きやすくなります。洗髪の後はインバストリートメントでケアしてからタオルやサウナキャップで髪をまとめて、サウナの熱と乾燥から髪を保護するのもポイントです。
サウナに入る時間は自身の体調に合わせて、5〜12分程度を目安にします。サウナ室は天井に近いほど熱く、床に近いほど温度が低くなります。階段状のサウナの場合、慣れていない人は下の段から始めるのがおすすめです。
サウナ室では足を床につけて座るよりも、あぐらや体育座りの方が全身が温まりやすくなります。体に水滴が残っていると汗をかきにくいため、入る前に肌の水分を拭き取るだけではなく、サウナ中もこまめに汗を拭き取るようにしましょう。
サウナの後に水風呂に入ると、血行や代謝がより良くなります。シャワーやかけ湯で汗を流してから、水風呂に1～2分ほど入ってみましょう。水風呂が苦手な場合、手足を浸けるだけでも問題ありません。長く入っていると体を冷やしすぎてしまうので、短時間に留めるのがポイントです。
ここで紹介した一連の流れを1セットとして、2〜5セットほど繰り返すことで、より効率よくサウナの効果を得やすくなります。
サウナ後の肌は水分が失われているため、スキンケアでしっかりと保湿しましょう。サウナ後のスキンケアのポイントを紹介します。
サウナでたくさん汗をかいた後の肌は、水分が抜けて乾燥しやすい状態です。乾燥によりバリア機能が低下し、肌荒れを起こす場合もあるので、保湿を優先したスキンケアでうるおいを与えることが大切です。サウナの効果で毛穴の汚れも落ちているため、スキンケアアイテムのうるおいや美容成分の浸透も良くなるでしょう。
サウナ後に使うスキンケアアイテムは、保湿成分や美容成分がたっぷり配合されたものがおすすめ。保湿効果に優れている成分として代表的なのは、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどです。高保湿成分が複数含まれている、乾燥肌向けのアイテムを使うのも良いでしょう。
また、化粧水・美容液・乳液・クリームの役割を1本で担う、オールインワンタイプのアイテムはサウナへ持ち運びがしやすく、荷物を少なくできます。
サウナ後は最初に顔のスキンケアをしてから、体と髪にもうるおい補給を。顔のスキンケアは化粧水→美容液→乳液・クリームの順で行います。体は化粧水をつけて、うるおいを補給してからボディクリームやオイルを使うと、より保湿力が高まります。髪はヘアオイルをつけた後、なるべく早くドライヤーで乾かしましょう。
サウナが肌に悪いと言われるのは、誤った入り方や保湿ケア不足による乾燥で肌トラブルが起こることがあるためです。先述した入り方やスキンケア方法とあわせて下記の注意点も押さえ、肌や体への負担を減らしましょう。
サウナに入る時間は短すぎると効果を得にくく、反対に長すぎると体や肌へ負担がかかる点に注意が必要です。体への負担は疲労につながります。またサウナは高温なので、長時間入りすぎると肌が乾燥しやすくなる可能性も。入る時間は先述した5～12分を目安に、休憩や水分補給をしながら自身の体調に合わせて無理をしないことが大切です。
サウナ後はシャワーを浴び、汗や老廃物をしっかりと洗い流してから浴室を出ます。サウナで排出された汗や老廃物が肌に残ったままだと、ニキビや肌荒れの原因になります。また、ニオイが発生する原因にもなるため、シャワーで十分に洗い流して清潔な状態にしてからスキンケアを行いましょう。
サウナにはいくつか種類がありますが、最も一般的なのは高温で湿度の低いドライサウナです。ドライサウナは短時間で汗をかきやすいですが、肌の乾燥が気になっている場合は悪化させないためにも他の種類のサウナを選びましょう。ミストサウナやスチームサウナといった、湿度の高いものがおすすめです。
飲酒後のサウナは危険なので避けましょう。アルコールの摂取とサウナには血圧を下げる作用があるため、飲酒後に入ると体調の悪化や意識喪失のリスクが高まります。
また、症状が悪化するおそれもあるため、体調が悪い時や生理中もサウナを避けます。低血圧や高血圧、持病がある場合は、事前に医師に相談してから利用すると安心です。
メゾンレクシアには、サウナ後のケアにぴったりのアイテムが豊富に揃っています。おすすめのスキンケアアイテムを紹介します。
持ち運びに便利なミスト化粧水。濃密な植物成分が肌にうるおいを与えながら引き締め、キメを整えます。サッとひと吹きするだけで、簡単にうるおいを補給できます。サウナ後の乾いた肌をすばやく保湿できて、全身に使いやすいのも魅力です。
ミニマルラインのために開発した植物の濃縮エキスを贅沢に配合。オールインワンのイメージを覆すパワフルな肌実感を、ぜひお試しください。
1本で化粧水・乳液・美容液・クリーム・目元用美容液の5役をこなす多機能美容液。植物エキスと、肌のうるおい貯水力をサポートする酵母発酵エキス*をダブル配合し、みずみずしくハリのある肌へと整えます。これ1本で入浴後のケアが完了するので、サウナ施設に行く際にも便利です。
*整肌保湿成分
30種類もの植物成分を贅沢にしみこませた、集中エイジングケア※1マスク。肌に濃密なうるおいを届け、ハリ・ツヤ・透明感のあるもっちりとした肌をつくります。日常のスペシャルケアとしてはもちろん、サウナ後のリセットされた肌に美容成分をぐんぐん浸透※2させたい時にもおすすめです。
※1年齢に応じたお手入れ
※2角層まで
サウナ後の汗ばむ肌にもさらりとなじみ、なめらかに保湿するボディミルク。肌荒れを防ぐヤチヤナギや、キメを整えるサフランなど、希少な植物の力で、生まれたてのような柔らかな肌へ導きます。落ち着いたシトラスウッディ調の香りは、サウナ後のリラックスタイムに最適です。
サウナは血行や代謝を促進するため、正しい入り方をすれば美肌づくりをサポートしてくれます。美肌を手に入れるには、水分補給とスキンケアで、内と外からしっかりとうるおいを与えることが大切です。効率的かつ安全な入り方で、健康的な美肌を目指しましょう。
この記事を読んだ人におすすめ
