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スペシャルケアとして人気のフェイスパックは、正しい順番で使用することでより効果を実感しやすくなります。フェイスパックの種類とそれぞれの特徴、効果的な使い方を解説。
お風呂上がりの肌は乾燥しやすいので、スキンケアをしないと入浴前よりも乾燥して肌トラブルにつながることも。さらにスキンケアは正しい順番と方法で行うことが重要です。肌・ヘア・ボディのトータルケアの正しい順序とポイント、注意点を紹介します。
目次
お風呂上がりには、スキンケア・ヘアケア・ボディケアとさまざまなお手入れが必要です。まずは、お風呂上がりに行うケアの順番をおさらいしましょう。
浴室から出る前、またはお風呂から上がってすぐのタイミングでタオルドライします。摩擦で髪にダメージを与えないように注意しながら、タオルで髪を包んで揉みこむように水気を拭き取りましょう。マイクロファイバーのような吸水性の高いタオルの使用がおすすめです。
続いて、体の水分を拭き取ります。タオルは清潔で吸水性の高いものを選びましょう。汚れているタオルを使うと、肌トラブルやニキビの原因になってしまいます。
髪と体を拭いたら、化粧水で顔の乾燥対策を行います。入浴後は、肌がとても乾燥しやすい状態。手早く髪と体を拭き、早めに顔の保湿へ移りましょう。化粧水前に導入化粧水を使ったり、美容オイルを使ったマッサージをしたりするのもおすすめです。マッサージ後に化粧水を使うと、オイルのブースター効果でなじみやすくなります。
<美容オイルを使ったマッサージ方法>
化粧水の後は美容液、乳液、クリームを使います。
<使用する順番>
フェイスパックを使うタイミングはここが理想です。通常は化粧水の直後、乳液の前に使います。ただし、クリームが含まれるシートマスクは美容液の後に使用しましょう。
スキンケアが終わったらボディケアに移ります。入浴後の乾燥した肌にボディオイルまたはボディクリームをつけ、うるおいを補給しましょう。特に乾燥しやすい膝やすね、ひじは入念に保湿します。
ボディケアが終わったら、ドライヤーで髪を乾かしましょう。ヘアオイルをつけてからドライヤーをかけると、髪へのダメージを抑えられます。温風で乾かした後に冷風を当てることでキューティクルが引き締まり、傷みにくくなります。
お風呂上がりに欠かせないスキンケアには、いくつかの注意点があります。実は良かれと思ってやっていることが、逆効果になっている場合も。お風呂上がりのスキンケアの注意点を紹介します。
一般財団法人 日本健康開発財団 温泉医科学研究所の実験(※)によると、皮膚の水分量はお風呂から出て10分後までは入浴前より多いものの、それ以降は乾燥が進み、入浴前と同等の水分量に戻ることが分かっています。
保湿ケアは肌の水分量が多い時の方が効果的であるため、お風呂上がりのスキンケアのタイムリミットは10分と言えます。お風呂から上がったらタオルで水分を拭き取り、肌が乾燥しきらないうちに全身の保湿を行いましょう。自分の肌に合ったローションやボディクリームをやさしく塗って、乾燥を防ぐことが大切です。
お風呂上がりのスキンケアは、汗をかいた状態で行わないようにしましょう。汗をかいていると、化粧水と汗が混じってなじみにくいためです。ただし、汗を引かせようとクーラーの効いた部屋で急激に体を冷ましたり、扇風機の風にあたったりすると、肌が乾燥してしまいます。首周りに冷たいペットボトルを当てるなどして、乾燥に注意しつつ汗を引かせるのが、お風呂上がりのスキンケア効果を高めるコツです。
お風呂上がりに顔や体をタオルでゴシゴシ強く拭くのはやめましょう。肌にダメージを与えたり、バリア機能を壊したりしてしまうこともあります。こするのではなく、タオルでやさしく押さえるようにしてください。
お風呂上がりの肌はとても乾燥しやすい状態です。ちょっとしたコツやアイテム使いで、ケア効果に差が出ることも。ここではお風呂上がりのスキンケア効果を上げるポイントを紹介します。
本来ならお風呂から上がってすぐに保湿するのが理想ですが、暑い時期などは汗が引くまでに時間がかかることも。お風呂上がりの10分後には肌の水分量が減ってしまうため、本格的なスキンケアの前にプレ保湿を行い、ひとまず乾燥を防ぎましょう。
プレ保湿で使うアイテムは、ミスト化粧水や導入化粧水、オールインワンジェルなどがおすすめです。ミスト化粧水ならスプレーするだけで肌全体を均一に保湿できます。顔はもちろん、全身の保湿に使えるので1本持っておくと便利です。
お風呂上がりに着用する衣類として、バスローブがあると便利です。ボディケアをしやすい設計、肌の水分蒸発を防げる、汗の吸収による湯冷め予防など、嬉しいメリットがたくさんあります。お風呂上がりはバスローブを着て肌の乾燥を防ぎ、リラックスした状態でケアするのがおすすめです。
メゾンレクシアには、お風呂上がりのケアに役立つアイテムが豊富です。今回はミスト化粧水、美容オイル、ボディミルク、ヘアオイルの4つを紹介します。
濃密な植物エキスを処方した、保湿力の高いミスト化粧水です。手軽に使えるので、お風呂上がりのスキンケア前に「つなぎ」の化粧水としても活躍します。シュッとひと吹きするだけで、すばやくうるおいをチャージ。細かい粒子のミストが均一に広がり、保湿しながら開いた肌のキメをキュッと引き締めます。
ヒマワリ種子油にじっくり漬け込んだヤチヤナギ、トウキンセンカ、ニンジンから抽出した独自のインフューズドオイルが、肌にたっぷりのうるおいとハリ、ツヤ感を与える美容オイル。洗顔後すぐのブースターオイルとして、乾燥が気になる時はクリームと混ぜてなど、マルチに使えます。紫外線ダメージで肌がごわつきやすい夏だからこそ、オイルケアが効果的です。
お風呂上がりの血行が良い時にマッサージすれば、ふっくら柔らかな肌に。お手入れの最後のスペシャルケアとして、美容オイルとコットンを使った簡単パックもおすすめです。
<コットンパックのやり方>
お風呂上がりの肌をなめらかに保湿するボディミルク。さっぱりとしたテクスチャーで、べたつきやすい暑い夏も心地よく使えます。稀少な植物成分の保湿力で、生まれたてのような柔らかな肌に。落ち着きのあるシトラスウッディ調の香りは、お風呂上がりのボディケアを優雅な時間に感じさせます。
お風呂上がりは肌が乾燥しやすいからこそ、適切なケアを手早く行う必要があります。香りの良いアイテムや使い心地の良いアイテムを選んで、スキンケアタイムを自分へのご褒美の時間に変えれば、気分も上がりそう。お風呂上がりはお気に入りのアイテムを使った正しいスキンケアを行い、うるおいに満ちた素肌を目指しましょう。
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