紫外線はシミやシワの原因に。UVケア効果を取り入れたベースメイクで対策しよう

紫外線はシミやシワの原因に。UVケア効果を取り入れたベースメイクで対策しよう

BEAUTY

Sep 10, 2020

紫外線は太陽からの日射の1つです。肌の老化の原因の8割は紫外線であり、シミやシワの発生にも深く関係しています。シミやシワを防ぐためには、紫外線防止対策を取り入れたベースメイクが有効です。本記事では、シミが発生するメカニズムと紫外線の関係やベースメイク方法を始めとする紫外線対策について紹介します。

目次

  1. 紫外線を浴びてシミになるメカニズム
    1. シミにはメラニンが深く関係している
    2. 紫外線を浴びるとメラニンが生成される
    3. 通常はターンオーバーによってメラニンが排出される
    4. ターンオーバーが乱れるとメラニンが蓄積する
  2. シミやシワを防ぐ紫外線対策
    1. 紫外線は直射光だけではない
    2. 屋内や悪天候でも日焼け止めはマスト
    3. マスクをする時もベースメイクは忘れずに
  3. シミやシワを防ぐ紫外線対策のベースメイク方法
    1. STEP1. 日焼け止めや下地を塗る
    2. STEP2. ファンデーションを塗る
  4. シミ予防に。紫外線対策のメイクに取り入れたいアイテム
    1. メゾンレクシア リファインド メイクアップ ベース
    2. メゾンレクシア アルケミー シルキー ヴェール
    3. メゾンレクシア オラクル フィクス プロテクター
  5. 紫外線対策のベースメイクでシミ予防と美を両立させて

紫外線を浴びてシミになるメカニズム

紫外線はシミができる原因の1つです。まずは紫外線を浴びてシミになるメカニズムを知り、紫外線対策に役立てましょう。

シミにはメラニンが深く関係している

シミとは、メラニンが過剰に蓄積したことが原因で、肌が部分的に茶色く見える状態のことを指します。一方のメラニンは、肌だけでなく髪の毛や瞳の色を構成する、黒または褐色の色素のこと。シミの原因になるメラニンですが、実は紫外線のダメージから肌を守ってくれる存在でもあります。

紫外線を浴びるとメラニンが生成される

紫外線を浴びると、その刺激でメラノサイトがメラニンを生成し始めます。表皮の一番奥の「基底層」にあるメラノサイトは、シミの元となるメラニンを作る工場のようなものです。皮膚内部のメラニン量が多くなると、皮膚は黒く見えます。日焼けによって肌が黒く見えるのはこのためです。

メラニンには、紫外線を吸収して細胞を守る働きがあります。紫外線を浴びると、肌はメラニンを作ることで、紫外線による刺激から細胞を守ろうとするのです。つまり、日焼けで肌が黒くなるのは、紫外線から身を守るためだと言えます。

通常はターンオーバーによってメラニンが排出される

肌が新陳代謝により生まれ変わる仕組みを「ターンオーバー」と呼びます。表皮の基底層で作られた新しい細胞は、上へと押し上げられて肌の表面に達し、最後はアカとして剥がれ落ちるのです。ターンオーバーが正常に行われていれば、紫外線によって作られたメラニンは細胞と一緒に体外に排出されます。

健康的な肌のターンオーバーのサイクルは、約28日周期。日焼けが1ヵ月前後で落ち着くのは、このメカニズムによるものです。

ターンオーバーが乱れるとメラニンが蓄積する

通常はターンオーバーにともなって排出されるメラニンですが、ターンオーバーが乱れると、うまく排出されないことがあります。ターンオーバーが乱れる主な原因は、紫外線の浴びすぎや加齢、生活習慣の乱れ、ストレスなど。

ターンオーバーが乱れた状態で紫外線を浴び、メラニンの生成が活発になってしまった場合、肌は大量のメラニンを排出できません。その状態が続いてメラニンが蓄積していくことで、シミやそばかすになってしまうのです。

シミやシワを防ぐ紫外線対策

紫外線はシミだけではなく、シワの原因にもなります。シミやシワを予防するためには、紫外線に関する正しい知識を持つことも大切です。ここでは、知っておくと役に立つ紫外線の情報や、紫外線対策を紹介します。

紫外線は直射光だけではない

紫外線には、太陽から直接届く「直射光」だけでなく、空気中の分子に当たって散乱して届く「散乱光」、地面や壁などに反射して届く「反射光」があります。3方向からの紫外線をガードするためには、日傘や帽子だけでは不十分です。

サングラスをかける、UVカット機能付きの洋服を着用するなどの対策をしましょう。その他にも、日焼け止めをしっかり塗ったり、UV機能のある化粧品を使用したりして、紫外線から肌を守ることが大切です。    

屋内や悪天候でも日焼け止めはマスト

屋内にいる時や悪天候の時でも、紫外線の影響はあるものです。一般的な窓ガラスは、紫外線の7割ほどを通してしまうため、対策なしでは気がつかないうちに紫外線を浴びています。

曇りの日でも、晴天時の6割ほどの紫外線が降り注いでいるため、日焼け止めは欠かせません。効果を十分に発揮するために、日焼け止めは定められた量を塗ることが大切です。鼻の下や顎の下、耳まわりは塗り忘れやすいので気をつけましょう。

マスクをする時もベースメイクは忘れずに

マスクをする日はベースメイクをしない、という人もいるかもしれません。しかし、一般用の不織布マスクの中には、紫外線を通すものもあります。マスクをする場合もベースメイクで紫外線対策をしましょう。

化粧下地は「SPF」や「PA」という数値が記載されている、紫外線防止効果のあるものがおすすめです。SPFは数値が大きいほど、PAは「+」が多いほど紫外線防止効果が高いことを表しています。

シミやシワを防ぐ紫外線対策のベースメイク方法

日焼け止めだけでなく、メイクでも紫外線対策をしてシミやシワを防ぎましょう。ここでは、紫外線対策を取り入れたベースメイク方法を解説します。

STEP1. 日焼け止めや下地を塗る

日焼け止めと化粧下地を両方使用する場合は、スキンケアの後に日焼け止めを塗り、その上に化粧下地を重ねます。化粧下地はファンデーションを密着させたり、メイクのもちを良くするアイテムです。

この順番で塗ると化粧崩れを防げる上に、日焼け止めの効果が持続しやすくなります。スプレータイプやミストタイプ、パウダータイプの日焼け止めの場合は、ベースメイクの上からでも使えます。

化粧下地は、まず規定量を手に取り、両ほお、おでこ、顎先、鼻すじにのせましょう。その後、顔の中心から外側に向かってムラなく塗り広げます。目や口の周りは付けすぎるとヨレの原因になるので、薄めに仕上げるのがコツです。

STEP2. ファンデーションを塗る

パウダーファンデーションは、紫外線散乱剤と同様に光を反射させる効果があるので、紫外線対策に有効です。

ファンデーションを塗る際は、全体を均一に塗るのではなく、メリハリをつけるのが大切。一番目立つ頬にはしっかり塗ってカバーし、ツヤ感を出しましょう。よく動く目や口の周りはヨレやすいので、なるべく薄く仕上げます。

汗をかく夏場は、ファンデーションにUVパウダーを重ねて仕上げるのも良いでしょう。メイク直しの時は、ティッシュオフしてからUVカット効果のあるパウダーで整えます。

シミ予防に。紫外線対策のメイクに取り入れたいアイテム

毎日のベースメイクで紫外線対策をするなら、アイテム選びにもこだわりたいもの。ここでは、おすすめのUVケアアイテムを3つ紹介します。

メゾンレクシア リファインド メイクアップ ベース

保湿効果の高い植物成分を濃密に配合。SPF38/PA++で紫外線をブロックしながら、肌にハリと透明感を与える化粧下地です。光を乱反射させるソフトフォーカス効果のある、真球状のやわらかなパウダーを採用。肌を美しく見せながら、シワや毛穴を目立ちにくくしてくれます。

メゾンレクシア アルケミー シルキー ヴェール

SPF36/PA+++の化粧下地としても使えるデイクリームです。保湿効果に優れた独自開発の酵母発酵エキスの働きで、乾燥による皮脂の過剰分泌を抑えながら、紫外線からしっかり肌を守ります。みずみずしいテクスチャーで心地よく、肌をなめらかに整えます。
*整肌保湿成分

メゾンレクシア オラクル フィクス プロテクター

UV吸収剤フリーのSPF40/PA+++で、紫外線と乾燥ダメージから肌をしっかりと守るデイクリームです。伸びの良いテクスチャーで、なめらかでツヤに満ちた肌を保ちます。爽やかなフレッシュグリーンの香りも◎

紫外線対策のベースメイクでシミ予防と美を両立させて

シミやシワの原因となる紫外線は、季節や天候により量の違いはあるものの、年間を通して降り注いでいます。夏場や日差しが気になる時だけではなく、日頃から紫外線対策をすることが大切です。紫外線対策をしながら美しく仕上がるベースメイクで、シミ・シワ予防と美を両立させてくださいね。