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今すぐ、このむくみを取りたい!と思う人も多いのではないでしょうか。今回は、エステティシャンとしてゴッドハンドの異名を持ち、芸能人のファンも多い、瀬戸口めぐみさんに、顔のむくみを即効で解消できるマッサージ方法を教えていただきました。
冬は顔のむくみや乾燥を一段と強く感じる季節です。いつものスキンケアでは物足りないと感じた時には、美容オイルを使ったケアがおすすめ。この記事では、むくみや乾燥が冬場に起きやすい理由や、マッサージや保湿などのオイルを使ったケア方法、おすすめのオイルなどを紹介します。
目次
冬になるといつものケアをしているのに、乾燥やむくみなどの症状が出るという人は多いものです。ここでは、冬場にむくみや乾燥が起きやすくなる理由を解説します。
冬にむくみや乾燥を引き起こす1番の原因は、温度と湿度の低下です。
冬になると、シベリアから日本に向かって非常に冷たい空気が流れ込みます。海を渡るうちに湿気を蓄えた冷たい空気は、日本海側に雪を降らせるのです。一方、山を越えるうちに水分を失った冷たい風だけが吹き付ける太平洋側では、空気が乾燥します。暖房を使うと室内の湿度はより低下するため、エアコンの効いたオフィスはとても乾燥しやすいと言えるでしょう。
空気の乾燥により水分が失われると、肌はドライスキンと呼ばれる状態になります。乾燥は、皮膚からハリ・ツヤを奪うだけでなく、かゆみやかさつきといった肌トラブルの原因にもなるのです。
また、冷たい外気によって血管が収縮し、血流が滞ることで新陳代謝が衰えるのも肌の乾燥につながります。
さらに、体が冷えると血液や水分のめぐりが悪くなり、それがむくみとなって表れるのです。
空気が乾燥している冬は、体内から水分が失われがちです。体内の水分量が少なくなると、尿の成分が濃くなるため、頻尿になりやすくなります。この時に水分をしっかり補給しないと、体内にある水分を溜め込もうとする働きが起き、むくみにつながります。
冬の乾燥や顔のむくみ対策におすすめしたいのがオイルです。ここでは、オイルをおすすめする理由を3つ紹介します。毎日のスキンケアにオイルをプラスして、冬の肌悩みにアプローチしましょう。
肌の乾燥を防ぐには、水分と油分のバランスを保つことが大切です。オイルは、水分と皮脂のバランスをうまく保ってくれるアイテム。水分を与える化粧水と、油分を補う乳液を使った「基本ケア」の最後にオイルを使って肌表面を覆えば、水分や油分を閉じ込められて、肌のうるおいをしっかりキープできます。
オイルによって肌の水分が保たれることで、乾燥してゴワついた肌がふっくらやわらかくなります。これは、オイルの油分が肌表面にバリアを作ることで、化粧水の水分が肌にとどまるからです。
オイルは洗顔後のブースターとしても使用可能。肌がやわらかい状態であれば、オイルの後に使うアイテムが浸透しやすくなります。また、オイルを塗る時にマッサージをすれば、むくみを抑えるのにも役立ちます。
肌のバリア機能とは、表皮の表面にある角質層が持つ、肌の水分を保ったり、肌に異物が侵入するのを防いだりする働きのことです。さらに、角質層の上を覆う、汗や皮脂からなる「皮脂膜」が水分の蒸散を防いでいます。
乾燥肌の改善には、バリア機能を高めることが大切です。皮脂の分泌が少ないと、肌は水分を保てず乾燥しやすい状態に。オイルは、皮脂の代わりとして肌表面をコーティングし、水分の蒸散を防いでくれます。オイルが肌の内部で水分と結びつくことで、表面だけでなく肌の内側からの保湿もサポート。これにより、肌のバリア機能が整えられるのです。
オイルは乾燥対策として保湿の役割をしたり、マッサージによってむくみの改善に役立ったりと、さまざまな使い方があります。ここでは、オイルを使ったおすすめのケア方法3つを紹介します。
洗顔後、化粧水と乳液や美容液で肌を整えた後に美容オイルをプラスします。美容オイルは、次のように塗るのがおすすめです。
1. 手のひらにオイルを2~3摘垂らす
2. 手のひらから指にかけて、全体にオイルをなじませる
3. 両手のひらで顔を包み込むようにして、顔全体にオイルを行き渡らせる
4. 余分なオイルが残っている場合は、やさしくティッシュオフする
肌なじみが良いオイルであれば、ブースターオイルとして使うのもおすすめです。ブースターオイルとは、洗顔後すぐに使うオイルのこと。ブースターとしてオイルを使うことで肌がやわらかくなり、その後につける化粧品が行き渡りやすくなるのです。
ブースターとして使う場合、オイルは洗顔後のタオルドライした肌になじませます。その後は、化粧水や乳液、美容液、クリームなどを使って通常のスキンケアをしましょう。
寒い冬は血管が収縮して血流が滞り、肌の乾燥やくすみを引き起こします。血流を良くするにはオイルマッサージがおすすめ。朝のマッサージは、メイクのノリが良くなるのがメリットです。一方、夜のマッサージはリラックス効果が高く、睡眠の質の向上につながります。リンパが流れるので、朝起きた時に顔がスッキリしているのも嬉しいポイント。
マッサージをする時は、下から上に動かすことと、オイルをしっかりつけて肌の摩擦を避けることが大切です。特に、顔はやさしく触り、肌に刺激を与えないようにします。オイルマッサージは、顔の内側から外側に向かって行うのが基本です。
フェイスラインはあごに両手の指先を当て、耳に向かってなで上げます。ほうれい線ケアには、ほうれい線の上を覆うように指を当て、耳に向かってやさしく動かすマッサージがおすすめです。おでこや眉間のシワをケアしたい時は、指全体を使って生え際に向かってなで上げましょう。
ここでは、オイル選びのポイントをチェックしていきましょう。植物の力を生かした、メゾンレクシアのおすすめオイルも紹介します。
オイルを選ぶポイントは、高品質であることと、肌に合っていることです。敏感肌の人は低刺激のオイル、乾燥肌の人は高保湿のオイルというように、自分の肌に合った商品を選びましょう。
植物の力を凝縮した「インフューズドオイル」をリッチに配合した美容オイル。肌の乾燥を防いでくれるトウキンセンカエキスや、うるおいとツヤを与えてくれるヤチヤナギエキス、肌をすこやかに保つニンジン根エキスなど、栄養価の高い植物がヒマワリ種子油にじっくり漬け込まれています。
ワイルドローズやゼラニウムを基調とした、幸福感漂うフローラル調の香りが心まで美しく。すっとなじんで肌をやわらかくほぐして、うるおいやツヤ、ハリを与えてくれます。
オイルを使ったケアと並行して、運動や食事内容、入浴方法などを意識することも、顔のむくみや乾燥を予防する上で大切です。ここでは、むくみ・乾燥の予防法を紹介します。
血流やリンパの流れが悪くなることで、皮膚の下に水分や老廃物がたまるとむくみが起こります。むくみ解消には、血行が良くなる運動が有効です。階段を登る、つま先とかかとを交互に上げる、ストレッチやウォーキングをするなど、簡単にできる運動を取り入れましょう。
食べ物を見直すことも大切です。むくみを解消してくれる栄養素である、カリウム、クエン酸、ビタミンE、サポニン、ビタミンB6を積極的に摂取しましょう。
一方、塩分を多く含む食品の摂りすぎには注意が必要。脳が体内の塩分濃度を下げるために水分を取り込もうとするので、むくみにつながってしまいます。
体が冷えるとむくみや乾燥につながります。マフラーや帽子、手袋などで肌を覆い、冷えと乾燥を防ぎましょう。下半身の冷えには、カイロや腹巻、タイツやレッグウォーマーなどの活用がおすすめです。また、根菜類や生姜、発酵食品など体を温めてくれる食べ物を摂るのも効果的。生姜には水分代謝を促進する働きがあるので、むくみ予防に特におすすめです。
シャワーや湯船のお湯の温度が高すぎると、皮脂が必要以上に落ちてしまい、うるおいも一緒に失われてしまいます。38~40℃のぬるめのお湯につかり、入浴後はなるべく早く保湿ケアをしましょう。
乾燥した冷たい空気に負けず、冬場も美しい肌で過ごしたいもの。いつものアイテムにオイルをプラスして、顔のむくみや乾燥をケアしましょう。リラックス効果も高く、むくみ予防にもつながるオイルマッサージをぜひ試してください。