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HEALTH
オーガニックのハンドクリームは、有機栽培で育てられた植物や精油で作られているため肌にも優しいです。美しい手を保つためにハンドクリームは欠かせませんが、正しい塗り方をすることでより高い保湿力を期待できます。本記事では、ハンドクリームの正しい塗り方やマッサージ方法を紹介します。
目次
水仕事や乾燥などで、女性の手は荒れやすいものです。そんなダメージを受けやすい手指のケアには、肌にやさしいオーガニックのハンドクリームがおすすめ。ここではオーガニックハンドクリームの選び方のポイントを紹介します。
オーガニックハンドクリームとは、有機栽培された原材料を使用して作られているハンドクリームのことです。肌の保護機能をサポートしながら優しくケアできる優れもの。敏感肌の人も安心して使えます。
ただし、オーガニックハンドクリームと謳っていても、成分の種類や含有量はさまざまです。オーガニック成分がどれだけ入ったものか、添加物を使っていないかなど吟味して選ぶと良いでしょう。
ハンドクリームを選ぶ時には、含まれている成分を確認してください。例えば保湿力を重視したいなら、シアバターやスクワランなどの成分が含まれているものが人気です。
皮膚をやわらかく整えるなら、ミツロウやホホバオイル入りのものがおすすめ。手荒れを改善したいなら、カモミールエキスや天草エキスを配合したものを選択すると良いでしょう。
ハンドクリームのテクスチャーは、商品によってさまざま。シアバターやミツロウなどの植物性オイル成分を配合しているハンドクリームは、こっくりした質感のものが多いです。保湿力に優れていますが、その分べたつきが気になるかもしれません。
軽い付け心地が好みなら、オイル成分が少ないハンドクリームを選ぶのがおすすめです。
天然由来の自然な香りも、オーガニックハンドクリームの魅力の一つです。ハンドクリームがほのかに香れば、リラックスした気分になれるでしょう。
さまざまな香りがブレンドされているハンドクリームもあり、バリエーションが豊富。使い心地を気に入ったハンドクリームは、数種類の香りをまとめ買いするのもおすすめです。
オーガニックハンドクリームの保湿効果を高めるには、正しく使用することが大切。ここでは、正しいハンドクリームの塗り方を解説します。
ハンドクリームを塗るのに適したタイミングは、手を洗った後や寝る前、水仕事の後などです。塗布後に手を使わない時や、手から油分が失われた時に塗ってみてください。
顔と同じように化粧水で保湿を行ってから、ハンドクリームを塗るのがおすすめ。化粧水を取り入れることでハンドクリームの浸透率がアップし、もっちりとした手になれるでしょう。
ハンドクリームは温めてから塗ることで、伸びが良くなって浸透率が高まります。手を温めることでも、同じ効果を得られます。手を洗った後など皮膚が冷えているとハンドクリームが浸透しにくいため、しばらく左右の手を握り合わせて手のひら側を人肌程度に温めると良いでしょう。
ハンドクリームを使用する時は適量を守ってください。量が少ないと皮膚に摩擦が生じて、角質を傷めてしまうことがあります。反対に量が多すぎると、ベタつきが気になるでしょう。
ハンドクリームの適量は、チューブタイプなら3～4cm、缶タイプはこっくりとしたテクスチャーのものが多いため1.5～2cmが目安。適量のハンドクリームを手の甲側に乗せて、両方の手をこすり合わせながらなじませます。
ハンドクリームや肌質によっても適量は多少変わるため、塗った後にベタつきを感じたり、量が多いと感じたりすることもあります。その場合は、腕やひじまで伸ばすと良いでしょう。
ハンドクリームを塗る時は、手のすみずみまでクリームを伸ばします。指と指の間の水かきや、爪の周り、関節のシワなどの細かい部分まで、丁寧に塗り込んでください。
寝る前などゆっくりと時間がとれる時は、より丁寧なハンドケアをしてみてはいかがでしょうか。ここではオーガニックハンドクリームを使った夜のケアを紹介します。
夜のハンドケアには朝までしっとりと保湿してくれるような、こっくりとした油分の多いハンドクリームが適しています。ハンドクリームをたっぷりと使ってケアをしましょう。
手全体にハンドクリームを塗り込んだら、ハンドマッサージを行いましょう。
➀手首までしっかりクリームを塗ったら、親指の腹を使い手のひら全体を指先に向かって押し揉む。（むくみ改善に効果あり）
②指先から根元まで、指の脇部分を反対の親指と人さし指で押し流す。（中指を重点的に流すことで頭痛に効果あり）
③親指の付け根を、反対の手で手の甲側から包み込むように揉む。（子宮の血流改善に効果あり）
④手のひらのくぼみを指圧する。（内臓の冷え改善に効果あり）
➄手首を反対の手で握りほぐす。（婦人科系のトラブルに効果あり）
➅手首を掴み、腕の筋肉に沿って手首から肘まで圧をかけながら流す。（肩こり改善に効果あり）
➀～➅までを1～2分かけて進めれば、体を内から温めリラックスできるでしょう。
特に手荒れがひどい時や乾燥が気になる時は、ハンドケア用の手袋を着用して寝るのも良いでしょう。手袋を着けていれば、ハンドクリームの油分で寝具を汚す心配もありません。手袋の素材は保湿効果の高いシルク製がおすすめです。
メゾンレクシアには、ハンドケアにぴったりなアイテムが揃っています。ここでは、おすすめのハンドクリームやハンドウォッシュを紹介します。
50g 3,000円＋税
保湿効果のあるヒマワリ芽エキス、肌を柔らかくするテオブロマグランジフロルム種子脂などの植物成分を配合したハンドクリームです。べたつかず、肌に心地よくなじみ、時間が経ってもしっかりうるおいを保ちます。天然香料を主体に調香されたフローラルの香り。
300mL 全4種 各3,500円＋税
手洗いが多いと肌は乾燥しやすくなります。そんな時はうるおいを与えながら洗うハンドウォッシュを使うのがおすすめ。メゾンレクシア ボディ&ハンドウォッシュには植物エキスがふんだんに配合されており、きめ細やかな泡が優しく肌を洗い上げます。
香りは、フルーティフローラルの香り（ロージーパリュール）、フローラルオリエンタルの香り（マジョレルブルー）、シトラスの香り（フレッシュスクイーズ）、グリーンフローラルの香り（パストラルアーチ）の4種類です。
意外と知られていませんが、ハンドクリームは手に塗る以外にもさまざまな使い方ができます。ここでは、その一例を紹介します。
髪の毛にハンドクリームを少量つければ、ツヤ出しやクセ直しに使えます。外出時にわざわざスタイリング剤を持ち歩かなくても、ハンドクリームで代用できることを覚えておくと便利です。
ハンドクリームは靴擦れの防止にも使えます。おろしたての靴が合わないと感じたら、ハンドクリームを塗ってみましょう。ただし、靴の素材によってはシミになる恐れもあるため注意してください。
ハンドクリームをボディクリームのように体に使うこともできます。テクスチャーが固めなので、広い範囲には塗りにくいですが、ひじやひざなどの乾燥しやすいところにポイント使いすると良いでしょう。ただし、顔への使用は避けてください。
自宅でヘアカラーをする時に保護剤としてハンドクリームを塗っておくと、カラーの薬剤によるかゆみや炎症を防げます。ハンドクリームには油分が多く含まれるため、もし皮膚にカラー剤が付いてしまっても落ちやすいです。おでこや襟足など髪の生え際にまんべんなく塗りましょう。
美しい手は女性をより魅力的に見せます。今回紹介したオーガニックハンドクリームの選び方や塗り方を参考にしながら、ハンドケアを行ってきれいな指先を保ちましょう。
