ツヤ髪を叶えるヘアオイルの正しい使い方。朝・夜に効果的に使う方法も

ツヤ髪を叶えるヘアオイルの正しい使い方。朝・夜に効果的に使う方法も

BEAUTY

Oct 28, 2022

髪にツヤを与えてくれるヘアオイルは、毛先のパサつきに悩む女性の強い味方です。しかし、正しい使い方をしないと、せっかくの効果を感じられないことも。基本を押さえた上で、朝と夜で目的に合わせて使い方を変えるのがツヤ髪づくりの近道です。この記事ではヘアオイルの効果や正しい使い方と選び方、おすすめのヘアオイルについて紹介します。

目次

  1. ヘアオイルの効果と基本の使い方
    1. ヘアオイルの主な効果
    2. ヘアオイルを使うタイミング
    3. 1回に使うヘアオイルの量
  2. ヘアオイルの効果的な使い方【朝】
    1. 乾いた髪に使って摩擦から守る
    2. コテやアイロンの前に使って熱から守る
    3. スタイリングの仕上げに使ってツヤ髪をつくる
  3. ヘアオイルの効果的な使い方【夜】
    1. シャンプー前の髪のケアに使う
    2. お風呂上り後、ドライヤー前に使う
    3. ドライヤー後の髪に使って明日のツヤ髪につなげる
  4. 【お悩み別】ヘアオイルを使ったおすすめのヘアセット方法
    1. ①横への広がりを防ぎたい
    2. ②毛先や前髪に束感を出したい
    3. ➂カールを長持ちさせたい
    4. ④ふんわりヘアをキープしたい
  5. 【髪質・お悩み別】ヘアオイルの選び方
    1. 柔らかい髪:さらさらタイプのヘアオイル
    2. 硬い髪:しっとりタイプのヘアオイル
    3. ダメージ※が気になる髪:髪の補修効果のあるヘアオイル
    4. パサついてツヤがない髪:保湿成分入りのヘアオイル
  6. 髪に自然なツヤを与えるおすすめヘアオイル
    1. メゾンレクシア ヘアオイル グリーンレメディ
  7. ヘアオイルの使い方をマスターして、ツヤ髪を手に入れよう

PROFILE

監修者:日本化粧品検定1級•コスメコンシェルジュ 中村(曲尾)光世

WEBメディアプロデューサー、編集者•美容ライター。元国内大手化粧品メーカー宣伝部員。過酷なサッカー少年ママライフを支える時短スキンケアとエイジングケアが得意分野。

監修者:日本化粧品検定1級•コスメコンシェルジュ 中村(曲尾)光世

ヘアオイルの効果と基本の使い方

髪のダメージケアやスタイリングをしながら、うるおいやツヤを与えるヘアオイル。まずは、ヘアオイルを使うことで期待できる効果や1回に使う量など、ヘアオイルの基礎知識について解説します。

ヘアオイルの主な効果

ヘアオイルは髪にツヤを与える以外にも、次のような効果があります。

<ヘアオイルの主な効果>

  • 髪にツヤを与える
  • まとまりやすくする
  • 髪をコーティングして乾燥から守る
  • 摩擦や静電気によるダメージを防ぐ
  • ヘアセット時のスタイリング剤代わりになる

髪の悩みに合わせて、ヘアオイルを活用してみましょう。

ヘアオイルを使うタイミング

ヘアオイルは「髪にツヤを与えたい」「髪を保護したい」など、目的別に使用タイミングが異なります。

<主な使用タイミング>

  • ドライヤーやアイロンの使用前
  • スタイリング時
  • シャンプーの前
  • お風呂上がり
  • ドライヤーの使用後

使用シーンに合わせた、より効果的な使い方は、この後詳しく紹介します。

1回に使うヘアオイルの量

使用するヘアオイルの量の目安は髪の長さで変わります。

<使用量の目安>

  • ショート~ボブヘア:1~2滴
  • ミディアムヘア:2~3滴
  • ロングヘア:3~4滴

※正式な使用量は、各アイテムのパッケージで確認しましょう。

ヘアオイルをたっぷり付けすぎるとベタつきの原因になります。一般的にヘアオイルは少量でもパサつきをしっかりと抑えてくれるので、付けすぎには注意してくださいね。

ヘアオイルの効果的な使い方【朝】

ヘアオイルは、朝も夜も使える便利なアイテムです。効果を最大限に引き出すには、使用シーンに合わせた付け方をすることが大切。ここでは朝のヘアオイルの効果的な使い方を紹介します。

乾いた髪に使って摩擦から守る

寝ぐせで絡まった髪を、そのままブラッシングすると摩擦が生じます。摩擦は髪のパサつきやダメージの原因となるため、朝のブラッシング前にヘアオイルを使って防ぎましょう。適量のヘアオイルを手に出し、毛先に付けてからブラッシングをすると、摩擦によるダメージを抑えられます。

コテやアイロンの前に使って熱から守る

コテやアイロンを使った後の髪のパサつき、ツヤのなさが気になる人も多いのではないでしょうか。そんな人は、コテ・アイロンの前にヘアオイルを使いましょう。髪の表面をヘアオイルがコーティングしてくれるので、熱によるダメージを防げます。特にダメージを受けやすい、毛先から中心に向かってオイルを少しずつなじませるのがポイントです。

スタイリングの仕上げに使ってツヤ髪をつくる

スタイリングの仕上げにヘアオイルを使えば、簡単にツヤ髪が完成します。

<使い方>

  1. 手のひらに、ヘアオイルを適量なじませる
  2. 毛先から付ける
  3. 最後に前髪の毛先に付けて完成

ヘアオイルの効果的な使い方【夜】

タオルドライをする女性

夜は、髪のダメージをケアするためにヘアオイルを使用しましょう。しっかりとケアをすることで、パサつきとは無縁のツヤ髪に近づけます。

シャンプー前の髪のケアに使う

髪に適量のヘアオイルを付け、ブラッシングをして髪の絡まりを取った後にシャンプーをすると、摩擦が軽減されてダメージの防止につながります。

また、植物性のアルガンオイルは、インバストリートメントとしても使用できます。ヘアケアと同時に頭皮マッサージもできるため、ツヤ髪を叶えるために、より丁寧なケアをしたい人におすすめです。

正しいシャンプーの方法や、ケアにおすすめのアイテムは以下の記事で詳しく紹介しています。

お風呂上り後、ドライヤー前に使う

シャンプー後の濡れた髪は、キューティクルが開いて内部の水分が抜けやすい状態です。そのままドライヤーをすると、髪がパサついてツヤが失われてしまいます。タオルドライの後、ドライヤーを使用する前にヘアオイルを付けましょう。

<使い方>

  1. タオルドライをする
  2. 適量のヘアオイルを手のひらに出して温める
  3. 毛先から全体になじませる
  4. 目の粗いコームで髪の流れを整えて、髪全体にオイルを行きわたらせる
  5. 髪の内側→トップ→前髪の順にドライヤーで乾かす
  6. 髪全体をドライヤーでしっかり乾かしたら完成

ドライヤー後の髪に使って明日のツヤ髪につなげる

ドライヤーで乾かした後の髪にヘアオイルを使う方法もあります。ドライヤー後に使うヘアオイルの役割は、髪の表面にツヤを与えること。使う量は通常より少なめに、毛先に軽く付ける程度にしましょう。ツヤ出しの他に、睡眠中の摩擦から髪を守る効果もあります。

【お悩み別】ヘアオイルを使ったおすすめのヘアセット方法

ヘアオイルは、お出かけ前のヘアセットに使うこともできます。今回は横への広がりを抑える方法、毛先や前髪に束感を出す方法、アイロンでセットした巻きを長持ちさせる方法、ふんわりヘアをキープする方法の4つを紹介します。

①横への広がりを防ぎたい

微笑むセミロングの女性

髪が横へ広がるのを防ぎたい時は、濡れた状態からヘアオイルを使います。

<セット方法>

  1. 髪が濡れた状態でヘアオイルを全体に揉み込む
  2. 髪を下から手のひらで持ち上げながらドライヤーで乾かし、ボリュームが出すぎないようにスタイリングをする
  3. 手のひらにヘアオイルを取り、手ぐしでなじませてボリュームを調整したら完成

②毛先や前髪に束感を出したい

ヘアセットをする女性

毛先や前髪に束感を出したい時は、アイロンとヘアオイルを併用するのがおすすめです。

<毛先に束感を出す場合>

  1. カールアイロンで内巻きにする
  2. 毛先だけ外巻きにする
  3. 手のひらにヘアオイルを出し、毛先→中間の順でなじませて束感を出したら完成

<前髪に束感を出す場合>

  1. アイロンで前髪をセットする
  2. 少量(通常より少なめ)のヘアオイルを手のひらに出す
  3. 前髪の毛先をつまむようにオイルを付け、束感をつくる
  4. 全体のバランスを見つつ、ランダムに散らしたら完成

➂カールを長持ちさせたい

ロングヘアの女性

アイロンでセットした巻き髪を長持ちさせたい時は、ヘアオイルとワックスを併用しましょう。

<セット方法>

  1. ヘアオイルと硬めのヘアワックスを1:1で混ぜ、両手のひらに取る
  2. アイロンを使った後の毛先に、揉み込むように付けたら完成

④ふんわりヘアをキープしたい

紅葉の葉を持つ女性

髪の毛がぺたんとしてしまう人は、スタイリング時にヘアオイルとセット力のあるワックスを混ぜてみてください。空気を含ませるように髪全体に揉み込めば、ツヤ感と抜け感のあるふんわりニュアンスヘアを長時間キープできます。ショートでもロングでも使えるテクニックなので、ぜひ一度試してみてくださいね。

【髪質・お悩み別】ヘアオイルの選び方

ヘアオイルを正しく使っているのにスタイリングがまとまらない人は、髪質に合ったアイテム選びができていないのかもしれません。ヘアオイルを選ぶ時は、自分の髪質を考慮することが重要です。ヘアオイルは使用している原料やテクスチャーなど種類が豊富。これらを比較しながら、それぞれの髪質に合うアイテムを選びましょう。ここでは、髪質別にヘアオイルの選び方を解説します。

柔らかい髪:さらさらタイプのヘアオイル

髪が細くて柔らかく、ボリュームのない、いわゆる猫っ毛タイプの人はテクスチャーのさらさらとしたオイルがおすすめです。重めのオイルは、髪がぺたっとつぶれやすいため避けてください。アルガンオイルのような植物オイルのみでできているものなら髪になじみやすく、軽い質感に仕上がるため使いやすいでしょう。

硬い髪:しっとりタイプのヘアオイル

髪が太い、硬い、広がりやすいタイプの人は、しっとりした重めのテクスチャーのヘアオイルを選びましょう。オリーブオイルやヒマワリ種子油など、髪を柔らかくする効果が期待できるオイルを選ぶのもおすすめです。

ダメージ※が気になる髪:髪の補修効果のあるヘアオイル

髪のダメージが気になる人は、ダメージ補修成分が入ったオイルを選ぶと良いでしょう。自然由来の植物性オイルもダメージが気になる髪におすすめです。
※乾燥による

パサついてツヤがない髪:保湿成分入りのヘアオイル

髪のパサつきが気になる人には、馬油やスクワランなど、比較的揮発性の低いヘアオイルがおすすめです。髪にうるおいを与えて、乾燥によるパサつきを防げます。

髪に自然なツヤを与えるおすすめヘアオイル

植物の持つ力を活かしたコスメや、ボディケアアイテムが人気の国産ブランド・メゾンレクシアでは、ヘアオイルの取り扱いもあります。ここでは毎日のヘアケアに取り入れたい、メゾンレクシアで人気のヘアオイルを紹介します。

メゾンレクシア ヘアオイル グリーンレメディ

乾燥によりパサつく髪のダメージケアや、スタイリング時のツヤ髪仕上げにも使えるヘアオイル。ブラッシングによる摩擦やドライヤーの熱ダメージから髪を守り、毛先までしっかりとまとまる美しいツヤ髪に導きます。

髪にツヤを与え、なめらかな手触りを実現するアルガニアスピノサ核油や、髪のうるおいを保つユズ種子油など、濃密な植物成分を贅沢に配合。さらりとしたテクスチャーでべたつきが少なく、軽い仕上がりが叶います。

香りは、シトラスにマジョラムやベチバーをブレンドしたスパイシーで温かみのある香り。心地よい香りに包まれながらヘアケアができます。

ヘアオイルの使い方をマスターして、ツヤ髪を手に入れよう

毎日のヘアケアやスタイリングに使えるヘアオイル。自分に合ったヘアオイルを購入したら、さっそく正しい使い方でケアをしましょう。ヘアオイルを使って、ツヤツヤでまとまりのある美しい髪を目指してくださいね。

ツヤ髪を目指すにはヘアオイルに加えて、髪の毛の土台とも言える頭皮ケアも大切です。頭皮ケアに関しては以下の記事をチェックしてみてください。