【美容皮膚科医師監修】日焼け止めの塗り直しに適したタイミングは?メイクの上から塗る方法も紹介

【美容皮膚科医師監修】日焼け止めの塗り直しに適したタイミングは?メイクの上から塗る方法も紹介

BEAUTY

Mar 07, 2022

日焼け止め効果を持続するには、正しい塗り方でこまめに塗り直すことが必要です。今回は、日焼け止めの塗り直しに適したタイミングや塗り直す方法を紹介。併せて、日焼け止めの塗り直し時のポイントや、正しい塗り方、おすすめの日焼け止めも紹介します。塗り直しに適したタイミングと正しい塗り方で、紫外線をブロックしましょう。

目次

  1. 日焼け止めの塗り直しどうしてる?おすすめのタイミングと方法
    1. 日焼け止めはこまめな塗り直しが必要
    2. 日焼け止めを塗り直すタイミング
    3. メイクの上から日焼け止めを塗り直す方法
  2. 【シーン別】日焼け止めを塗り直す時のポイント
    1. 屋内にいることが多い場合
    2. 屋外にいることが多い場合
    3. アウトドアの場合
    4. 時間がない場合
  3. 【パーツ別】日焼け止めの正しい塗り方
    1. 顔・首
    2. ボディ
  4. UVカットしながら保湿もできる、メゾンレクシアの日焼け止め
    1. メゾンレクシア オラクル フィクス プロテクター
    2. メゾンレクシア アルケミー シルキー ヴェール
  5. こまめな塗り直しで日焼け止めの効果をキープしよう

PROFILE

玉城 有紀 先生

帝京大学医学部卒業。日本医科大学武蔵小杉病院での研修を経て、東京女子医科大学皮膚科学教室に入局。 町田市民病院皮膚科勤務を経て、溝の口駅前皮膚科、自由が丘ファミリー皮ふ科、二子玉川ファミリー皮ふ科を開院。 皮膚科専門医を取得しており、日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本臨床皮膚科医会に所属。

玉城 有紀 先生

日焼け止めの塗り直しどうしてる?おすすめのタイミングと方法

毎日の紫外線対策として日焼け止めを塗っていても、正しいタイミングと塗り方をしなければ効果を発揮できません。まずは、日焼け止めの塗り直しにおすすめのタイミングと方法から解説します。

日焼け止めはこまめな塗り直しが必要

「日焼け止めは、朝に塗れば日中の塗り直しは不要」と思っていないでしょうか。実は、SPF値やPA値の高い日焼け止めを使っても、塗り直しをしなければ十分な効果は得られません。きちんと日焼け止めを塗っているのに肌が黒くなってきた、シミやそばかすが増えてきたという人は、適切なタイミングと方法で塗り直しをしましょう。

日焼け止めを塗り直すタイミング

日焼け止めを正しく塗っていればすぐに効果を発揮するため、出かける直前に塗っても大丈夫です。しかし、日焼け止めは汗や摩擦で落ちてしまうため、こまめに塗り直しをしなければ効果を持続できません。日焼け止めの効果を持続するためには、2~3時間ごとのタイミングで塗り直すと良いでしょう。

また、夕方でも紫外線は強いため、お昼に化粧直しをした後、14時頃にも塗り直しをするのがおすすめです。外出先でも塗り直せるように、日焼け止めを携帯していると安心です。

メイクの上から日焼け止めを塗り直す方法

体と違い、顔はメイクをしているため塗り直しが難しいと思われがちですが、正しい方法で塗り直せばキレイに仕上がります。ファンデーションの上にそのままクリームやミルクタイプの日焼け止めを重ね塗りすると、メイクが崩れて汚い仕上がりになってしまいます。ちょっとしたコツで、簡単にキレイをキープしましょう。

<メイクの上から塗り直す方法>

  1. 顔全体に乳液やオールインワンジェルなどを塗り広げる
  2. ティッシュを顔にあて、浮き・落ちかけている日焼け止めやファンデーションを取る
  3. 乳液やオールインワンジェルなどで保湿する
  4. 日焼け止めか日焼け止め効果のある化粧下地を塗る
  5. 日焼け止め効果のあるパウダーかパウダーファンデーションで軽くおさえ、仕上げる

【シーン別】日焼け止めを塗り直す時のポイント

屋外に何時間いるか考慮して塗り直すタイミングを変えるのが、日焼け止めを塗り直す時のポイントです。ここでは、屋内にいる場合やアウトドアを楽しむ場合など、塗り直す時のポイントをシーン別に紹介します。

屋内にいることが多い場合

朝の通勤やお昼のランチタイムに紫外線を浴びる程度、洗濯や買い物など家事で外出する程度の場合、紫外線を直接浴びる時間は短いため、塗り直しは3~4時間を目安にします。SPF20~30、PA+~++程度の日焼け止めを使い、お昼休憩や外出前に塗り直すようにしましょう。

屋内にいることが多い日にメイクをする際は、日焼け止めや日焼け止め効果のある化粧下地とパウダーの組み合わせがおすすめです。崩れにくく、メイク直しも簡単になりますよ。

屋外にいることが多い場合

屋外に半日以上いる場合や、窓の近くなど屋内でも紫外線を浴びる時間が長い場合は、2~3時間を目安に塗り直しましょう。使う日焼け止めはSPF30、PA++~+++程度のものが適しています。

屋外にいることが多い日のメイクは、日焼け止めや日焼け止め効果のある化粧下地と、日焼け止め効果のあるパウダーファンデーションの組み合わせがおすすめです。

アウトドアの場合

屋外でのレジャーやアウトドアなど、紫外線を浴びる時間が長い場合は、汗をかいた時か2時間おきを目安に塗り直します。SPF30~50、PA+++~++++程度の日焼け止めがおすすめです。紫外線カット効果のある上着や帽子などを利用し、手足にもしっかりと日焼け止めを塗って紫外線をブロックしましょう。

時間がない場合

顔全体を塗り直す時間がない場合でも、目元だけは塗り直すのが理想的です。日焼けしてしまわないよう、注意が必要です。

<塗り直し方法>

  1. 乳液やオールインワンジェルなどを目元に塗り広げる
  2. 落ちかけている日焼け止めやファンデーションをティッシュで取る
  3. 目元に乳液を塗って保湿する
  4. 薬指に日焼け止めを適量取り、軽く叩くようになじませる
  5. パウダーファンデーションでおさえて仕上げる

【パーツ別】日焼け止めの正しい塗り方

日焼け止めをきちんと塗っているのに日焼けの跡がついていたり、ムラ焼けしたりするのは塗り方に問題があるのかもしれません。ここでは、正しい日焼け止めの塗り方をパーツ別に紹介します。

顔・首

日焼け止めの塗りすぎによるベタつきや、化粧崩れを気にして薄塗りしてしまう人は意外と多いようです。頬や鼻、あごの裏、首などは日焼けしやすい場所のため、きちんとカバーしなければシミやシワができてしまいます。日焼け止めを正しく塗り、しっかりカバーすることが大切です。

<顔や首の塗り方>

  1. 日焼け止めをよく振る(かく拌タイプの場合)
  2. ミルクタイプの場合は1円玉1枚分、ジェルやクリームタイプの場合はパール粒1個分を目安にして手に取る
  3. 両頬、おでこ、鼻、あごの5ヵ所に置く
  4. 指全体を使って、顔全体へ均一に塗る
  5. 再度、同じ量を同じように重ね塗りする
  6. 10円玉大を手に取って首の数ヵ所におき、首全体に広げたら下から上へ向かってなじませる

ボディ

顔のようにメイクをしない体は、直接日焼け止めをのせてムラのないように塗ります。手のひらに取って少量ずつ付け足す塗り方だと均一になりにくく、ムラになった部分は日焼けしやすくなるためです。日焼け止めを体に塗る場合は、たっぷりと肌へのせ、手のひらで大きく円を描くように、まんべんなく広げるように塗るのがポイントです。

<体への塗り方>

  1. 日焼け止めをよく振る(かく拌タイプの場合)
  2. 腕や足など、塗りたい部分に直接のせる
  3. 手のひら全体を肌にフィットさせながら、ムラにならないよう優しく塗り広げる

UVカットしながら保湿もできる、メゾンレクシアの日焼け止め

濃密な植物エキスを配合したメゾンレクシアのスキンケアアイテムには、UVカットをしながら保湿効果も期待できる日焼け止めが揃っています。PAやSPF値だけでなく、配合されている保湿成分にも注目してみてください。

メゾンレクシア オラクル フィクス プロテクター

ベタつかず伸びの良いテクスチャーのため、顔だけでなく首筋や腕にも使えるデイクリーム。乾燥と紫外線、両方のダメージから肌を守り、みずみずしくツヤに満ちた肌に整えます。化粧下地としても使えるので、紫外線を防ぎながらスキンケア効果もほしい人におすすめです。

メゾンレクシア アルケミー シルキー ヴェール

メゾンレクシアが独自に開発した酵母発酵エキス*が、肌の保湿力を高めてくれるデイクリーム。高い保湿力と浸透性で、乾燥による過剰な皮脂の分泌を抑え、紫外線から肌を守ります。アクアリッチなテクスチャーで肌に良くなじみ、なめらかでみずみずしい肌へ整えます。
*整肌保湿成分 ※角層まで

こまめな塗り直しで日焼け止めの効果をキープしよう

日焼け止めは、正しい塗り方でこまめに塗り直すことで、紫外線から肌を守る効果を発揮します。メイクをしていても、こまめな塗り直しは必要です。室内や屋外、紫外線にあたる時間などに合わせて塗り直しをしましょう。メイクの上からだと難しく感じるかもしれませんが、今回紹介した方法を参考にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。