ノンシリコンとは髪にやさしいシャンプー。洗いあがりや向いている人は?

ノンシリコンとは髪にやさしいシャンプー。洗いあがりや向いている人は?

BEAUTY

Sep 30, 2022

ノンシリコンシャンプーは、その名の通りシリコンが含まれていない製品です。どのようなメリットがあるのか、またシリコン入りシャンプーとの違いが曖昧な人もいるかもしれません。この記事では、ノンシリコンシャンプーの特徴や使用に向いている人、メリット・デメリット、選び方などを紹介します。

目次

  1. ノンシリコンとはどんなシャンプー?
    1. ノンシリコンシャンプーとは、シリコンが含まれていない製品
    2. シリコン入りシャンプーとの違いは髪の仕上がり
    3. ノンシリコンシャンプーの使用が向いている人
  2. ノンシリコンシャンプーのメリット
    1. 頭皮トラブルの防止を期待できる
    2. ふんわりとした軽い仕上がりになる
    3. カラーやパーマが長持ちする
  3. ノンシリコンシャンプーのデメリット
    1. 髪質によってはパサつきを感じる場合がある
    2. 外部からのダメージを受けやすい
  4. 自分に合うノンシリコンシャンプーの選び方
    1. シリコンの有無を成分表で確認して選ぶ
    2. 洗浄成分の効果で選ぶ
    3. 補修成分に注目して選ぶ
    4. 髪や肌への刺激を考慮して選ぶ
  5. ノンシリコンシャンプーと併せて使いたい!おすすめのヘアケアアイテム
    1. メゾンレクシア スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス
  6. ノンシリコンシャンプーと自身の髪質の相性を見極めよう!

ノンシリコンとはどんなシャンプー?

シャンプーをする女性

ノンシリコンシャンプーとはどのようなシャンプーなのか、シリコン入りシャンプーとの違い、使用が向いている人を紹介します。

ノンシリコンシャンプーとは、シリコンが含まれていない製品

ノンシリコンシャンプーとは、シリコンの入っていないシャンプーのこと。シリコンの正式名称はシリコーンと言い、ケイ素、酸素、有機基で構成されています。

ノンシリコンシャンプーは、髪をコーティングするシリコンが含まれていないため、トリートメントやコンディショナーの美容成分が浸透しやすいのが特徴です。髪の奥まで有用成分が浸透することで、ダメージをケアしながらすこやかな髪へ近づけます。最近では、ヘアケアへの関心や自然派志向の高まりとともに、ノンシリコンシャンプーの認知度が上がってきています。
※キューティクルまで

シリコン入りシャンプーとの違いは髪の仕上がり

シリコン入りシャンプーとノンシリコンシャンプーの主な違いは髪の仕上がりです。

シリコン入りシャンプー ・シリコンがキューティクルをコーティングする
・まとまりの良い、しっとりとした仕上がりになる
ノンシリコンシャンプー ・さらりとした柔らかな指通り
・軽い仕上がりになる

ノンシリコンシャンプーの使用が向いている人

シャンプーの種類は、髪質や好みの仕上がりで選ぶことが大切です。ここでは、それぞれのシャンプーが向いているタイプを紹介。ぜひ、選ぶ時の参考にしてください。

<ノンシリコンシャンプーが向いている人>

  • 頭皮をすこやかにし、フケやかゆみ、薄毛などを防ぎたい
  • 低刺激なシャンプーを使用したい
  • べたつきのない軽やかな仕上がりにしたい
  • 髪のボリュームを出したい

<シリコン入りシャンプーが向いている人>

  • 髪の量が多く、髪が広がりやすい
  • 髪の傷みが気になる
  • ドライヤーやアイロンをよく使用する
  • 髪のまとまりを良くしたい
  • 髪の毛にツヤを出したい

ノンシリコンシャンプーのメリット

髪に触れて微笑む女性

続いて、ノンシリコンシャンプーのメリットを紹介します。髪や頭皮に対し、どんな影響があるのかを見ていきましょう。

頭皮トラブルの防止を期待できる

頭皮に残ったシリコンは、フケやかゆみなどを引き起こす原因に。また、シリコンの成分が肌に合わないと、シャンプーの使用によって頭皮トラブルを引き起こす場合もあります。その点、ノンシリコンシャンプーはシリコンが含まれないため、トラブルのリスクを抑え、頭皮をすこやかに保ちやすいでしょう。

ふんわりとした軽い仕上がりになる

ノンシリコンシャンプーはシリコンの重さがない分、軽やかな仕上がりになります。そのため、髪が少ない・細い人でも、ふんわりとしたヘアスタイルが楽しめます。

カラーやパーマが長持ちする

ノンシリコンシャンプーを使用している髪は、シリコンによってコーティングされていないため、カラーやパーマを行った際にパーマ液などが浸透しやすいです。
※キューティクルまで

一方、シリコン入りシャンプーを使用している髪は、パーマ液が浸透しにくいだけでなく、シリコンの重さでパーマが取れやすいとも言われています。カラーやパーマを長持ちさせたいなら、ノンシリコンシャンプーの使用を検討すると良いでしょう。
※キューティクルまで

ノンシリコンシャンプーのデメリット

ダメージを受けた髪

ここでは、ノンシリコンシャンプーのデメリットについて紹介します。デメリットを知っておくことで、ノンシリコンシャンプーをより理解できます。

髪質によってはパサつきを感じる場合がある

ノンシリコンシャンプーはシリコンによって髪の毛がコーティングされないため、髪質によってはシャンプー後に髪のきしみやパサつきを感じたり、手触りが悪くなったと感じる場合があります。

外部からのダメージを受けやすい

ノンシリコンシャンプーを使用した髪は、シリコンによるコーティングがない分、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱が直接伝わってダメージを受けやすいと言われています。ダメージから守るためにも、ドライヤーやヘアアイロンの使用前にアウトバストリートメントやヘアスタイリング剤を髪につけましょう。

また、ノンシリコンシャンプーは、しっかりと泡立ててから使わないと、髪の毛同士の摩擦で髪のダメージが進行しやすいので注意をしてください。

自分に合うノンシリコンシャンプーの選び方

シャンプーを手にもつ女性

ここからは、自分に合うノンシリコンシャンプーの選び方を紹介します。髪の洗い上がりはシリコンの有無だけでなく、洗浄成分や補修成分などによっても変わります。選び方のポイントを押さえて、理想のノンシリコンシャンプーを見つけましょう。

シリコンの有無を成分表で確認して選ぶ

ノンシリコンシャンプーには、「ノンシリコン」や「シリコンフリー」などの表記がありますが、なにも書かれていない場合は成分表を見て確認すると良いでしょう。メチコン、ジメチコン、シロキサン、シリル、シランなどが表記されている場合は、シリコンが配合されています。

また、ノンシリコンシャンプーと同じシリーズでも、トリートメントやコンディショナーにシリコンが配合されている場合もあるため、ノンシリコンで揃えたい場合はしっかりと成分表を確認するのがおすすめです。

洗浄成分の効果で選ぶ

シャンプーは、洗浄成分によって洗い上がりや特徴が異なります。

アミノ酸系 頭皮にやさしく、汚れだけを落とす
ベタイン系 もっちりとした泡立ちで、髪と頭皮にやさしい
高級アルコール系・石油系 洗浄力が高くさっぱりとした洗い上がり

シャンプーは洗浄成分が強すぎると肌に刺激を与えてしまいます。場合によってはかゆみやフケなどの頭皮トラブルが発生し、「自分には合わない」と感じることがあるため、購入する際は洗浄成分による特徴を理解して選びましょう。

なお、敏感肌や頭皮トラブルが気になる人は、洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

補修成分に注目して選ぶ

シャンプーに含まれる補修成分は、髪や頭皮にうるおいや栄養を与えます。髪や頭皮のダメージなど、悩みに合った補修成分を含むものを選んでみてくださいね。

植物オイル
ヒアルロン酸
セラミド
保湿効果があり、髪のパサつきやきしみを改善する
ケラチン
アミノ酸
髪のダメージや広がりを抑える
イソフラボン
プラセンタ
髪が細い人、薄毛が気になる人に適している
ピロクトンオラミン
グリチルリチン酸ジカリウム
フケやかゆみへの効果が期待できる

髪や肌への刺激を考慮して選ぶ

髪や肌への刺激が気になるなら、防腐剤や着色料などの添加物が入っていないものを選ぶと良いでしょう。植物由来や天然由来など、肌への刺激が少ない成分を選ぶのもおすすめです。

ノンシリコンシャンプーと併せて使いたい!おすすめのヘアケアアイテム

ノンシリコンシャンプーと併せて使いたい、メゾンレクシアのノンシリコンヘアケアアイテムを紹介します。北海道の自社ファームで栽培されている植物から抽出された植物エキスを惜しみなく配合したアイテムで、しなやかな髪を手に入れましょう。

メゾンレクシア スカルプ&ボディトリートメント プレイフルエッセンス

濃密な植物エキスを配合し、頭皮とボディの両方に使え、マッサージにも使用できる新発想のスカルプエイジングトリートメントです。シリコン、着色料、合成防腐剤を始め、10項目のフリーを実現。
※年齢に応じたお手入れ

厳選された植物のエキスが、髪と頭皮に浸透して、乱れた頭皮環境を整えながらパサつきのないすこやかな髪へと導きます。ウッディ―スパイシーの香りに癒されながらケアができるアイテムです。
※角層まで

ノンシリコンシャンプーと自身の髪質の相性を見極めよう!

花を散りばめた髪

頭皮にやさしく、髪のダメージをケアしながらすこやかな髪へと導いてくれるノンシリコンシャンプー。頭皮トラブルを抱えていたり、ふんわりとした軽い仕上がりが好みの人にぴったりです。ただし、髪のまとまりを重視したい人や髪が傷みやすい人はシリコン入りシャンプーの方が合っている場合もあるため、自分の髪質などをふまえながらシャンプー選びをしてみてくださいね。