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ネロリとは、ビターオレンジの花から抽出される精油のこと。美容や健康に良い効能効果があり、化粧品などさまざまなアイテムに取り入れられています。ネロリの特徴や香りの効能・効果、相性の良い香り、ネロリのおすすめフレグランスを紹介します。
女性の胸は、加齢や出産などによって下垂や萎縮など、さまざまな変化が現れます。そのため、年齢を重ねても美しい胸を保つためには育乳が欠かせません。本記事では、胸が垂れたり縮んだりする原因、効果的な育乳とバストアップ方法、おすすめのマッサージの仕方や産後の変化対策などを紹介します。
目次
胸が垂れたり縮んだりする原因は複数あります。まずは代表的な原因をチェックして、自分に心当たりのあるものを探しましょう。
一般的に女性の胸は、20代から下垂し始めると言われています。年齢を重ねるごとに、ホルモンバランスの変化や皮膚の弾力低下が進むためです。
また、胸のボリュームを作っている乳腺が、閉経などが影響してやわらかい脂肪に置き換わることで、胸が萎縮したり下垂したりするとも言われています。
猫背は、胸を垂れさせる大きな原因の一つです。猫背になると、肩甲骨が左右に広がって胸部が縮まってしまいます。その状態が日常的に続くと、大胸筋が衰えて胸も下垂してしまうのです。
また、猫背になると血管が圧迫されやすくなります。血管が圧迫されることで胸に栄養や女性ホルモンが十分に行き渡らなくなり、きれいな形を保てなくなる可能性も考えられるでしょう。
胸はクーパー靭帯と呼ばれる結合組織に支えられています。しかし、クーパー靭帯は生涯一定を保てるものではありません。胸の重力や運動などによる揺れが原因で伸びてしまう恐れがあります。
普段から自身のバストに合ったブラを着けていなかったり、スポーツブラなどの支えがない状態で激しい運動をしたりすると、クーパー靭帯に負担がかかって胸が下垂してしまうかもしれません。
産前産後は胸に大きな変化が現れやすくなります。妊娠中は胸のボリュームが増し、一時的にサイズも大きくなりますが、その分クーパー靭帯への負担はかかるもの。さらに、授乳後は発達した乳腺が退化するので、胸のハリが失われて萎縮したり、下垂が起こったりしやすくなります。
育乳やバストアップは、日々継続的に行うのが何より大切。ここからは、日常に取り入れられる効果的な育乳方法を紹介します。
女性ホルモンの分泌は、育乳に効果的と言われています。分泌を促す規則正しい生活を心がけるのは、育乳の基本とも言えるでしょう。
食事や運動ももちろん大切ですが、加えて意識してほしいのが睡眠です。就寝時はリラックスできる環境で、睡眠の質を向上させましょう。眠りが浅かったりストレスが溜まったりしている時は、アロマの力を借りるのもおすすめです。
姿勢を正すのは、今すぐにできる育乳・バストアップ方法です。背筋を伸ばすことで血行不良の改善につながります。また、胸を張った状態になることで胸筋の発達を促せます。正しい姿勢を習慣化して、血流やホルモンの流れの改善、筋力アップを目指しましょう。
自分の体に合ったブラで胸をしっかりと支えるのは、育乳やバストアップの基本。体に合っていないブラや、しっかり支えるのが難しいカップ付きインナーの多用は、胸の下垂を早めてしまうかもしれません。心当たりのある人は、買い替えを検討してみましょう。
ブラは、ワイヤー入りでストラップの調整ができるタイプがおすすめです。選ぶ時は試着をして、サイズが合っているかチェックすることも忘れずに。
マッサージやストレッチは胸周りの血流を良くするため、育乳に効果があると言われています。また、大胸筋が鍛えられる運動を取り入れるのもおすすめです。大胸筋を鍛えることで、胸を支えるクーパー靭帯を今より丈夫にできるかもしれません。
セルフで簡単にできるマッサージ方法を紹介します。血行やホルモンの流れを促進して、胸周りに栄養を行き渡らせましょう。
まずは、胸周りのリンパの流れを良くしていきましょう。
胸と反対側の手で、胸の外側を下から脇に向かってくるくると撫でていきます。強く押さえずに、軽く行うのがポイントです。片側ずつ5〜6回ほど優しくマッサージしていきましょう。
次に、鎖骨の下部分に手のひらを持っていき、内側から外側に向かってさすります。左右10回ずつ、右手で左の鎖骨を、左手で右の鎖骨をさすってリンパを流します。
ツボの中には、女性ホルモンの分泌を促すと言われているものがあります。それが、胸の谷間辺りにある膻中(だんちゅう)です。左右のバストトップを結んだ中央にあります。
さっそくツボを押してみましょう。まずは、両手の人差し指か中指を膻中に当て、深呼吸をします。息を吐く時に、ゆっくりと3秒ほどかけて押してください。これを10回程度行えば、マッサージ完了です。
胸と反対側の手で、脇のうしろ側をほぐしていきます。そこから胸に向かってゆっくりとスライドさせましょう。スライドさせる時は、脇や背中の肉を胸に寄せ集めるような感覚で行います。この動作を、左右5回ずつを目安に行ってください。
最後は両手を胸の前で交差させ、胸の外側に手のひらを添えます。先ほどと同様に、背中や脇腹の肉を集めるように中央に向かって手をスライドして、胸の中央で10秒間キープ。これを10回程度繰り返しましょう。
胸周りのマッサージについてはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
女性の胸が大きく変化する産後。ここからは、産後の胸の下垂や萎縮を予防する方法を3つ紹介していきます。
授乳する際、赤ちゃんを低い位置にすると胸が下に引っ張られた状態になってしまいます。バストトップを下垂させないために、授乳時は赤ちゃんを高い位置に持ち上げ、胸が引っ張られない体勢で行うようにしましょう。
また、いつも同じ胸で授乳していると、左右の胸の大きさに差がつきやすくなることも考えられます。育乳に配慮するなら、授乳は左右の胸でバランス良く行うのがおすすめです。
カップ付きインナーは着心地が良く楽なものですが、育乳やバストアップにはあまり向いていません。ワイヤーがないため胸が支えきれず、形の変化や下垂を招きやすいためです。育乳をしたい場合は、産後であってもワイヤー入りのブラを着けるようにしましょう。
顔と同様に、胸もスキンケアすることでハリと弾力を得られます。ボディクリームやジェル、オイルなどを使って胸を保湿してあげましょう。クリームやオイルを塗りながらマッサージをするのもおすすめです。
育乳を考えている人の中には、育乳ブラやナイトブラの存在が気になっている人も多いのではないでしょうか。そこでここからは、育乳に関するよくある疑問について解説していきます。
育乳ブラやナイトブラは、胸を大きくするのではなく、形をキープする点において効果的なアイテムと言えます。
仰向けで寝ていると胸の肉が左右に流れやすく、胸が離れていく可能性があります。また、寝返りによってさまざまな方向から胸に負荷をかけてしまうことも。そんな時に役立つのが育乳ブラやナイトブラです。胸をしっかりと包んで正常な位置と形でキープしてくれます。クーパー靭帯を守ることにもつながるでしょう。
乳腺を発達させる働きを持つ栄養分は、育乳に効果的と考えられています。該当するのは、食物繊維や大豆イソフラボン、アミノ酸、コラーゲン、ビタミンEなど。しかし、過剰摂取は禁物です。適量を無理のない範囲で摂るようにしましょう。
また、育乳だけでなく健康面全体のことも考えて、他の栄養もバランス良く摂ることを意識してくださいね。
育乳は短期間だけでは効果を感じられません。日々継続的に、習慣化して行うことが何より大切なポイントです。簡単に取り入れられる方法が多いので、できることからコツコツと実践してみてください。日々のケアで、美しく若々しい胸を手に入れましょう。