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夏は紫外線や汗、エアコンによる乾燥の影響で肌荒れしやすい季節。スキンケアや生活習慣に注意して、夏の肌荒れを防ぎましょう。夏に肌荒れが起こる原因や対策方法の他、肌荒れを予防するおすすめケアを紹介します。
仕事や人間関係など、日常生活で避けられないストレス。実はストレスと肌荒れには密接な関係があります。ストレスと肌荒れの関係や、ストレスによって起こる肌トラブル、外側・内側からの肌ケア、肌荒れ改善におすすめのスキンケアアイテムを紹介します。
目次
ストレスとは、日常で受けるさまざまな要因によって心身に負担が生じることです。ストレスが溜まると自律神経が乱れ、肌荒れの原因に。ストレスとは何か、なぜ肌荒れにつながるのか説明します。
ストレスとは、外部から刺激を受けた時に生じる心身の反応を指します。外部からの刺激をストレッサーといい、ストレッサーと心身の反応を合わせてストレスと呼ぶことも。
ストレッサーは、人間関係による不安や悩みといった心理的・社会的な要因だけではなく、暑さ・寒さといった環境的要因、病気や睡眠不足などの生理的・身体的要因も含みます。
ストレスを受けると自律神経のバランスが乱れ、肌荒れが起きやすくなります。自律神経とは、脈拍や体温、臓器などの働きを調節する神経のこと。自律神経には起きている時や緊張状態の時に働く交感神経と、リラックスしている時に優位になる副交感神経があります。
ストレスを受けると心身が緊張した状態になり、交感神経が優位になるのが肌荒れにつながる原因です。交感神経が働くと血管収縮や覚醒反応を招き、長く続くと自律神経のバランスにも影響を与えて、ターンオーバー(肌の生まれ変わりサイクル)やホルモンバランスを乱れさせます。
ストレスによる肌荒れは、頬やあご、口周りといったフェイスラインに起きやすいのが特徴です。ストレスから血行不良や女性ホルモンの減少が起こり、肌の乾燥を促します。頬はもともと皮脂量が少なく、あごや口周りは皮膚が薄いため、乾燥のダメージを受けやすいのです。
また、ストレスを受けると男性ホルモンの分泌量に影響があるといわれています。あご、口周りはヒゲが生える場所なので、男性ホルモンの影響を受けやすいと考えられています。
ストレスによる肌荒れにはいくつかの種類があります。ここではニキビや乾燥、敏感肌といった代表的な症状と原因を紹介します。
ストレスにより、男性ホルモンの一種であるアンドロゲンの分泌が多くなるといわれています。アンドロゲンは、皮脂の分泌促進や、角化異常(角質細胞の過剰生成)を生じさせます。そして過剰になった皮脂や角質が毛穴を塞ぎ、毛穴詰まりを起こすのがニキビや吹き出物の原因です。特にあごや口周りなど、同じ場所に繰り返すなかなか治らない大人ニキビは、ストレスの影響が疑われます。
ストレスを受けて交感神経が優位になると、血管が収縮して血行不良を招きます。血行不良に陥ると肌の温度が下がり、バリア機能を低下させます。バリア機能が低下すると、水分が上手く保てなくなり肌が乾燥しがちに。乾燥によってボロボロと皮がむける、粉を吹くなど、さまざまな肌トラブルに悩まされる人は少なくありません。
自律神経の乱れは、ターンオーバーの乱れも引き起こします。ターンオーバーとは、肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みのこと。ターンオーバーが乱れると肌のバリア機能が低下して外的刺激に敏感になったり、古い角質が肌に残りやすくなったりと、肌荒れしやすい状態になります。赤みやかゆみなどの症状を感じる人もいるようです。
ストレスと肌荒れの関係がわかったところで、改善方法をみていきましょう。まずは洗顔や保湿、紫外線対策といった外側からのケアを紹介します。
肌荒れ改善には、ほこりや余分な皮脂を洗い流して肌を清潔に保つことが大切です。洗顔のポイントは、肌をこすらずにやさしく洗うこと。肌をゴシゴシこすってしまうと、バリア機能の低下を加速させ、かえって肌荒れを悪化させるおそれがあります。泡立てネットなどを使って洗顔料をしっかり泡立て、きめ細かい弾力のある泡で顔を包み込むように洗うのがコツです。
洗顔後は、化粧水やクリームなどの基礎化粧品を使ってしっかりと保湿します。保湿には、ストレスによって低下した肌のバリア機能を整える効果が期待できます。
基礎化粧品は、ヒアルロン酸やセラミドといった保湿力の高い成分が配合されたものや、敏感肌用のものを選ぶのがおすすめです。ニキビや吹き出物が気になる人は、抗炎症作用を持つグリチルリチン酸や、殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノールなど、厚生労働省から医薬部外品の承認を得ている成分配合のものを選ぶのも良いでしょう。
バリア機能が低下して荒れた状態の肌は、紫外線の影響を受けやすいため紫外線対策は必須。基本の対策は、毎日しっかりと日焼け止めを塗ることです。日焼け止めは低刺激や敏感肌用のものを選び、塗る前には保湿ケアをしておきましょう。日焼け止めは時間の経過とともに落ちてくるので、2~3時間おきに塗り直してください。
その他、外出時は日傘やつばの広い帽子などで日よけ対策するのも効果的です。
続いては食事や運動、睡眠といった体の内側からのケアを紹介します。生活習慣を整えて、ストレスに負けない肌を目指しましょう。
すこやかな肌を目指すには、栄養バランスの良い食事も大切。肌荒れ改善に効果があるとされる栄養素と食材は以下の通りです。
栄養素 | 主な働き | 豊富に含まれる食材 |
タンパク質 | 肌や筋肉、骨などをつくる素になる | 鶏肉、魚、卵、乳製品、大豆 |
ビタミンA | 肌や粘膜を健康にし、うるおいを保つ | レバー、卵黄、緑黄色野菜 |
ビタミンB群 | 皮脂の分泌を整える | レバー、肉、豆類、乳製品 |
ビタミンE | 血行を促進し、ターンオーバーを整える | ナッツ類、アボカド、うなぎ、卵 |
ウォーキングやストレッチのような気持ち良く汗をかく適度な運動は、筋肉の緊張をほぐして心身のリラックスを招きます。さらに運動により血流が改善し、肌のターンオーバーも促進されます。汗には抗菌ペプチドが含まれ、美肌をつくる表皮ブドウ球菌のエサになるなど、肌にとって良いことづくしです。
ストレス対策には、十分に睡眠をとり、リラックスできる時間を持つことも有効です。睡眠不足だと心身ともに疲れた状態になって、ストレスが溜まりやすくなります。ストレスを感じたら、いつもより早く就寝しましょう。音楽を聴いたり、瞑想やヨガ、アロマテラピーを楽しんだりして緊張をほぐすのもおすすめです。
メゾンレクシアには濃密な植物のエッセンスを惜しみなく配合した、肌荒れ予防に効果的なアイテムが揃っています。その中から特におすすめの3品を紹介します。
もっちりと弾力のある濃密泡で、しっとりとクリアに洗い上げる洗顔フォーム。肌の保水力を補う酵母発酵エキスVEGAL[ベガル®]*が配合されているので、乾燥肌に悩む人に特におすすめです。ターンオーバーの乱れで溜まった古い角質や汚れもしっかり落とし、バランスの整ったすこやかな肌に導きます。
*整肌保湿成分
植物由来の酵母発酵エキスVEGAL[ベガル®]*など、11種類の保湿成分がたっぷりと配合された化粧水です。美肌に欠かせない成分をバランスよく含んでいるため、乾燥に悩む肌をうるおいで満たし、肌荒れや毛穴トラブルを寄せつけない、なめらかな肌に整えます。高保湿なのにさらりとしたつけ心地なので、特に肌荒れが気になる部分には、しっかり重ねづけしてうるおいをキープしましょう。
*整肌保湿成分
ふっくらとしたすこやかな肌に導くナイトクリーム。アンズ核油やカニナバラ果実油など、複数のビタミン類※1が肌サイクルを整え、肌本来のすこやかな働きをサポート。バリア機能を正常に保つ3種のナノセラミド※2とナイアシンアミド※3配合で、トラブルの起こりづらい肌環境を育みます。
※1 整肌成分
※2 セラミドNP、NG、AP(保湿成分)
※3 整肌成分
ストレスを受けると自律神経のバランスが乱れ、肌荒れにつながります。肌荒れを改善するには適切なスキンケアと、ストレスをためない生活習慣を心がけることが大切です。どうしても避けられないストレスとは上手に付き合いながら、すこやかな肌を目指しましょう。
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