頭皮を保湿する方法って?乾燥の原因とトラブル、おすすめケア【毛髪診断士監修】

頭皮を保湿する方法って?乾燥の原因とトラブル、おすすめケア【毛髪診断士監修】

BEAUTY

Dec 01, 2023

顔と同じで、頭皮も乾燥しているとバリア機能が低下し、フケやかゆみ、抜け毛などのトラブルにつながります。頭皮を保湿する方法は、正しいシャンプーと自分に合った保湿ケアを行うこと。まずは乾燥につながる間違った洗髪や習慣を見直しましょう。頭皮が乾燥する原因や保湿ケアの方法、アイテムの選び方、おすすめアイテムを紹介します。★★記事の最後に、頭皮&髪、さらにボディまで1本で簡単にケアできる、『洗い流すトリートメント(本製品)』プレゼントのお知らせもあるので、お見逃しなく!★★

目次

  1. 頭皮が乾燥する4つの原因
    1. 1. 間違った洗髪をしている
    2. 2. 洗髪後に頭皮や髪が半乾きになっている
    3. 3. 加齢によって頭皮に必要な皮脂・水分が不足している
    4. 4. 生活習慣が乱れている
  2. 頭皮の乾燥で起こるトラブル
  3. 頭皮に優しい保湿ケア&心がけたい習慣
    1. 自分に合ったシャンプーを使う
    2. 丁寧な洗髪で頭皮をいたわる
    3. 頭皮用の保湿ケアアイテムを使用する
    4. お風呂上がりは髪と頭皮をしっかりと乾かす
    5. 栄養バランスのとれた食生活を意識する
  4. 頭皮の保湿ケアアイテムの選び方
    1. 頭皮の悩みに合わせて選ぶ
    2. 刺激の少ないものを選ぶ
    3. 使いやすさも意識して選ぶ
  5. 頭皮&髪の保湿ケアができるおすすめアイテム
    1. [頭皮用トリートメント]頭皮と髪&ボディまで、1本で簡単エイジングケア※1
    2. 【プレイフルエッセンス プレゼントキャンペーン】応募はこちら
    3. [ヘアオイル]濃密な植物の力で、しなやかな美しい髪へ
  6. トラブルを防ぐには正しい頭皮の保湿方法を守ることが大事

PROFILE

山口 史恵

フェイシャル&育毛専門サロン「ビオトナス」オーナー。日本毛髪科学協会 毛髪診断士。エイジングケアのサロン経営に加えて、美容家としてメディアにも多数出演。

山口 史恵

頭皮が乾燥する4つの原因

鏡を見て頭皮をチェックする女性

頭皮が乾燥する大きな原因として考えられるのは、シャンプーの仕方や乾かし方。また、生活習慣も影響しているかもしれません。まずは頭皮が乾燥する原因を詳しく見ていきましょう。

1. 間違った洗髪をしている

洗髪が正しく行えていないと、頭皮の環境が悪化しやすくなります。

<間違った洗髪の例>

  • 一日に何度もシャンプーをしている
  • 40度以上の熱いお湯ですすいでいる
  • すすぎが不十分である

複数回のシャンプーや熱いお湯でのすすぎは、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまい乾燥を招く原因に。また、すすぎがしっかりとできていないと、汚れや余分な皮脂、シャンプーが頭皮に残って肌トラブルにつながります。

2. 洗髪後に頭皮や髪が半乾きになっている

洗髪の後、髪が半乾きのまま放置すると頭皮が乾燥しやすくなります。また、頭皮が濡れている間は雑菌が繁殖しやすく、頭皮環境が悪化する原因に。頭皮のターンオーバーが乱れて乾燥やかゆみ、ニオイなどのトラブルを引き起こすことがあります。

3. 加齢によって頭皮に必要な皮脂・水分が不足している

年齢を重ねると、頭皮も顔と同じように皮脂量と水分量が減少します。

皮脂量が減少する主な原因は、加齢に伴う代謝機能の低下や、ホルモンバランスの乱れです。水分の維持や保湿といった役割を担う皮脂量の不足は、頭皮の乾燥につながります。その結果、頭皮のかゆみやフケ、髪の乾燥やハリ・コシのなさといったトラブルが発生することも。

また、頭皮は他の部位の皮膚よりも水分維持の力が弱いと言われています。水分の維持機能が衰えると頭皮のバリア機能が低下するため、頭皮の乾燥や髪のトラブルの原因となります。頭皮の保湿やエイジングケアは、これらの頭皮・髪のトラブル予防として欠かせません。

※年齢に応じたお手入れ

4. 生活習慣が乱れている

偏った食生活や睡眠不足、運動不足といった生活習慣の乱れも頭皮の乾燥を招きます。栄養不足や血行不良によって、頭皮までしっかりと栄養が行き渡らなくなるためです。ストレスや過度な飲酒、喫煙も頭皮環境を悪化させる原因になります。

頭皮の乾燥で起こるトラブル

髪の状態に悩む女性

頭皮の乾燥によって起こるトラブルとしてよく見られるのが、フケとかゆみ、髪のエイジングトラブルです。

<フケ>
フケは剥がれた角質に汗や汚れが混ざったものです。通常、古い角質は自然に剥がれ落ちます。しかし、頭皮が乾燥していると皮膚のターンオーバーが乱れ、古い角質と一緒に余分な角質まで剥がれ落ち、フケの量が増える傾向があります。

<かゆみ>
頭皮が乾燥して水分量のバランスが崩れると、バリア機能が低下してかゆみを感じやすくなります。かゆみを放置していると炎症を起こす可能性もあるため、保湿ケアで頭皮の乾燥を防ぐことが大切です。

<髪のエイジングトラブル>
頭皮は乾燥や加齢、血行不良によって硬くなります。頭皮が硬くなると、髪を育てる細胞や毛根に必要な栄養素が行き届かず、すこやかな髪が生えにくくなります。その結果、年齢を重ねるにつれて白髪やうねり毛、薄毛が気になり始める人も少なくありません。

頭皮に優しい保湿ケア&心がけたい習慣

頭皮の乾燥を防ぐには、自分に合ったシャンプーで正しい洗髪をすることが大事。併せて、内側からのケアも行いましょう。頭皮の保湿ケアの方法を紹介します。

自分に合ったシャンプーを使う

髪が巻き付いたシャンプーボトル

シャンプーは自分の頭皮の状態に合ったものを使うことが重要です。頭皮が乾燥している時に洗浄力が強すぎるものを使うと、必要な皮脂まで洗い流されてしまい、より乾燥しやすくなるおそれがあります。

乾燥した頭皮におすすめなのは、優しい洗浄力で低刺激のアミノ酸系シャンプーや、ベタインが多く含まれたベタイン系シャンプーです。アミノ酸系の洗浄剤は肌に優しい弱酸性で、頭皮や髪の毛の元であるタンパク質と同じ成分でつくられています。ベタインは植物や海産物に含まれるアミノ酸系の天然由来成分で、刺激が少なく保湿力に優れています。

一方、アルコール系や石けん系は洗浄力や脱脂力が強いので、頭皮が乾燥している時は避けた方が無難です。

丁寧な洗髪で頭皮をいたわる

シャンプーをする女性

必要な皮脂や水分を損なわないよう、頭皮をいたわる洗髪をしてすこやかな状態に導くことも大切です。

<正しい洗髪方法>

  1. 乾いた状態で髪を軽くブラッシングしておく
  2. 38度程度のぬるま湯で、髪と頭皮をまんべんなく予洗いする
  3. 適量のシャンプーを手のひらに取り、軽く泡立てる
  4. 頭皮に指の腹を当てて、襟足から後頭部、耳の周りから頭頂部、額やこめかみの生え際から頭頂部へと、泡を揉み込むように広げていく
  5. 38度程度のぬるま湯で3分ほどすすぎ、しっかりとシャンプーを洗い流す

<ポイント>
シャンプーの適量は製品や毛量によって異なりますが、一般的なポンプタイプの場合はショートヘアで半プッシュ~1プッシュ、セミロングヘアで1.5~2プッシュ、ロングヘアでは2~3プッシュが目安です。また、シャンプーの後にコンディショナーやトリートメントを使う際は、頭皮につかないように注意しましょう。

頭皮用の保湿ケアアイテムを使用する

頭皮用のオイル

化粧水やクリームで顔のスキンケアをするように、頭皮も専用のケアアイテムを使って保湿しましょう。頭皮ケア用のオイルやローション、クリームでのうるおい補給は、乾燥が気になる時の応急処置としてもおすすめです。

ケアアイテムは、シャンプー後の清潔で柔らかくなった状態の頭皮に使うのがベストなタイミング。マッサージをしながらつけると血行も促進されます。

お風呂上がりは髪と頭皮をしっかりと乾かす

ドレッサーに座りドライヤーをする美しい髪の女性

髪と頭皮は濡れた状態で放置せず、タオルドライとドライヤーですばやく乾かしましょう。

<髪と頭皮の乾かし方>

  1. タオルで髪を優しく挟み込むようにして水気を取る
  2. ドライヤーの風を髪から10センチ以上離れた位置から当て、手ぐしで頭皮と髪の根本を乾かす
  3. 根本が半乾き程度になったら、毛先に向かって乾かしていく
  4. 髪の毛が8~9割ほど乾いたら、冷風に切り替え頭頂部から毛先に向かって乾かす

<ポイント>
1ヵ所にドライヤーの風を長時間当てないよう、まんべんなく乾かします。

栄養バランスのとれた食生活を意識する

スプーンに入ったサプリメントとビタミン豊富な食べ物

ターンオーバーが正常で健康的な頭皮をつくるには、食事で栄養をしっかりと摂ることも必要です。頭皮の乾燥をケアするために積極的に取り入れたいのは、新陳代謝を促すビタミンAやカロテン、血行を促進するビタミンC、E、Pです。油っぽいメニューや甘いもの、アルコールの摂りすぎは避け、バランス良く栄養を摂取しましょう。

頭皮の保湿ケアアイテムの選び方

頭皮にオイルを垂らす女性

頭皮のケアアイテムは、刺激が少なく悩みに合ったものを選ぶと効果を実感しやすくなります。頭皮向けの保湿ケアアイテムの選び方を紹介します。

頭皮の悩みに合わせて選ぶ

頭皮の乾燥によるフケに悩んでいる場合は、保湿力が高く、うるおいをしっかりと補給できるものを選びましょう。グリセリンなどの保湿成分が配合されているものだと、重点的に乾燥ケアできます。

かゆみが気になる場合は、保湿成分に加えて肌荒れ防止効果が期待できるグリチルリチン酸2Kや、ツボクサエキス、アラントインなどが含まれているものがおすすめです。

刺激の少ないものを選ぶ

頭皮が乾燥していると、ちょっとした刺激にも敏感になります。頭皮の保湿ケアとしては、カチオン界面活性剤が不使用で、刺激の少ないフリー処方のものがおすすめ。アルコールやエタノールが含まれているものは洗浄力が高く、さっぱりとした洗い上がりですが、頭皮に刺激を与えやすいので乾燥が気になる人は避けた方が良いでしょう。

使いやすさも意識して選ぶ

頭皮ケアの継続が面倒に感じないように、自分に合ったタイプのアイテムを選ぶことも大切です。例えば頭皮用ローションの場合、スプレー、エアゾール、ノズル、スポイトなどいくつかの種類があります。扱いやすさに加えて、しっかりと頭皮にうるおいを届けられるか、量の調整がしやすいかなどをチェックしておきましょう。

頭皮のケアアイテムは使うタイミングによってもいくつかのタイプに分けられますが、インバスアイテムなら洗髪のついでに気軽に保湿と頭皮マッサージができて便利です。

頭皮&髪の保湿ケアができるおすすめアイテム

メゾンレクシアには髪や頭皮を保湿して、すこやかな状態へと導くアイテムが揃っています。頭皮の保湿ケアにおすすめのアイテムを紹介します。

[頭皮用トリートメント]頭皮と髪&ボディまで、1本で簡単エイジングケア※1

デリケートな頭皮と髪をいたわる、洗い流すタイプのスカルプエイジングケア※1トリートメント。肌荒れ防止が期待できるクマザサエキスや、ターンオーバーをサポートするオタネニンジン根エキスなど、すこやかな頭皮環境をつくるために必要なボタニカル成分を贅沢に配合しています。

また、シリコンやカチオン界面活性剤、パラベンなどの10項目※2が無添加なのも見逃せないポイント。かゆみがある頭皮にも安心して使いやすく、ニオイや髪のボリュームダウンに悩む人にもおすすめです。頭皮マッサージだけではなく、ボディにも使えます。

※1.年齢に応じたお手入れ
※2.シリコン、カチオン界面活性剤、石油系界面活性剤、鉱物油、パラベン、紫外線吸収剤、着色料、サルフェート(硫酸系界面活性剤)、合成保存料、合成防腐剤

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トラブルを防ぐには正しい頭皮の保湿方法を守ることが大事

鏡を見ながらブラッシングをする女性

頭皮の乾燥は、フケやかゆみといった頭皮トラブルにつながります。乾燥を感じたら放置せず、丁寧に保湿ケアすることが大切です。正しい洗髪と保湿アイテムを使ったケアで、健康的な頭皮を維持しましょう。

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