自律神経のバランスを整えるプチグレン。特徴や効能、おすすめの香水も紹介

自律神経のバランスを整えるプチグレン。特徴や効能、おすすめの香水も紹介

LIFESTYLE

Mar 01, 2024

さまざまな効果や用途のあるプチグレン。ウッディさとフローラルな甘さを感じられる香りが魅力です。女性に嬉しい効果のある成分が多く含まれており、マッサージやアロマバスなど毎日の生活で幅広く使えます。そんなプチグレンの効果や使い方、相性の良い精油などを紹介します。

目次

  1. プチグレンとは
    1. プチグレンの概要
    2. プチグレンの名前の由来
    3. プチグレンの香りの特徴
    4. プチグレンの仲間
  2. プチグレンの効果
    1. メンタルへの効果
    2. 健康への効果
    3. 肌や美容への効果
  3. プチグレンの使い方
    1. リラックスタイム
    2. アロマバス
  4. 心を美しく満たしてくれる、おすすめフレグランス
    1. 香水の樹、Bigaradier
  5. プチグレンと相性の良いアロマ
    1. 安眠したい時【プチグレン×ラベンダー】
    2. 気持ちが落ち込んだ時【プチグレン×マンダリン】
    3. 心を落ち着かせたい時【プチグレン×レモン】
  6. プチグレンの香りで不安定な気持ちを和らげよう

プチグレンとは

フローラルな甘さと、みずみずしいグリーンを感じるプチグレン。男性にも好まれるユニセックスな香りが特徴です。ここでは、プチグレンについて概要から名前の由来、香りの特徴まで詳しく紹介します。

プチグレンの概要

プチグレンの原料であるビターオレンジは、ミカン科の常緑樹に分類され、日本ではダイダイと呼ばれています。原産地はインドやヒマラヤ。高さ2~4メートルほどに成長し、庭木として育てられることも多いです。

プチグレンは、ビターオレンジの葉や小枝から抽出されます。その他に、スイートオレンジやレモン、マンダリンなどの葉や小枝から抽出された精油もプチグレンと呼ばれることがあります。しかし、使われる植物によって香料や精油成分が全く違うものになってしまうため、購入時はビターオレンジから抽出されたものか確認してみてください。

プチグレンの名前の由来

フランス語でプチは小さい、グレンは果実の実という意味があります。現在では葉や小枝から抽出されているプチグレンの精油ですが、もともとは熟す前の小さな青い実を材料として抽出していたことからプチグレンと名づけられました。抽出方法や材料が変わった現在でも、そのままプチグレンの名前が定着したようです。

プチグレンの香りの特徴

「プチグレン=小さい果実の実」の名前の通り、少し青臭い、未熟な果実を思わせる香りが特徴です。柑橘系の植物から抽出されるため、爽やかで甘酸っぱい香りと、葉や枝の持つウッディな香りを楽しめます。生活になじみやすく、香水に用いられることも多い香りで、イライラした気持ちを鎮めてリラックスタイムをより豊かにしてくれます。

プチグレンの仲間

ビターオレンジの木は実用的な果樹で、花、葉、果実からそれぞれ異なる精油が抽出されます。プチグレンの他に採取される精油は、ビターオレンジとネロリです。それぞれの香りの特徴は以下を参考にしてみてください。

  • ビターオレンジ:熟した果実の皮から抽出される精油です。オレンジの皮をむいた時のようなフレッシュな香りに、少し苦みが感じられます。
  • ネロリ:花から抽出される精油。柑橘系の爽やかさを感じられるフローラルで優雅な香りが特徴です。

プチグレンの効果

プチグレンの香りにはさまざまな効果のある成分が多く含まれています。心を鎮めたり、リンパの流れを良くしたりと、心と体の両方に効果を発揮してくれるでしょう。ここでは、プチグレンの効果について詳しく紹介します。

メンタルへの効果

プチグレンには、鎮静作用と高揚作用の両方の働きがあります。心がパニックになった時や落ち込んだ時など、心のバランスを取りたい時におすすめの香りです。交感神経を落ち着かせる働きもあるため、心地良い眠りへと導いてくれます。

自分の気持ちが分からなくなってしまった時や、考えが煮詰まってしまった時などには、プチグレンの香りが気持ちを開放して、新しい可能性やアイディアを引き出すきっかけとなってくれるでしょう。

健康への効果

プチグレンの香りは筋肉のこわばりを和らげてくれるので、マッサージオイルとして使用すれば体の循環を助け、リンパの流れをスムーズにします。体をリラックスモードへ導くため、ストレスや自律神経の乱れによる消化系の不調や頭痛、動悸、耳鳴りなどを和らげる効果が期待できます。また過呼吸や浅い呼吸などストレス性の呼吸疾患、月経前症候群などの女性特有の症状にも効果的です。

肌や美容への効果

プチグレンには皮脂のバランス調整作用や抗菌作用があるため、ニキビ肌や脂性肌のケアに使われます。皮膚組織の再生を活性化する働きもあるため、ニキビ跡を早く治したい時、シミやシワの予防にも役立つでしょう。デリケートになった肌のケアにも使えるため、日焼けで乾燥してしまった肌の栄養補給にもおすすめです。

プチグレンの使い方

プチグレンの精油は、アロマ専門店などで手軽に入手できます。香りを楽しむだけでなく、マッサージやお風呂などさまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。ここでは、リラックス効果の高いプチグレンの使い方を紹介します。

リラックスタイム

柑橘系の爽やかで甘酸っぱい香りは自律神経の乱れを整え、心と体をリラックスさせます。睡眠前のリラックスタイムにプチグレンの香りを楽しめば、心地の良い深い眠りにつけるでしょう。アロマディフューザーを使うと、香りが効率良く部屋に広がります。

強すぎる香りが苦手な人は、プチグレンの精油を染み込ませた布やティッシュを枕元に置いておくと、ほのかな香りを感じられます。

アロマバス

ぬるめのお湯にプチグレンの精油を1~2滴たらしたアロマバスもおすすめです。香りを楽しみながらゆっくりと1日の疲れを癒すと、気持ちもリフレッシュできます。さらに、プチグレンの精油には筋肉のこわばりを和らげる効果もあるため、慢性的な肩こりや筋肉痛なども解消してくれます。

心を美しく満たしてくれる、おすすめフレグランス

メゾンレクシア フレグランス

稀少な天然香料をふんだんに用いたメゾンレクシアのフレグランスは、心を美しくする香り。そんなメゾンレクシアから、プチグレンが香るおすすめのフレグランスを紹介します。

香水の樹、Bigaradier

[オードパルファム]ビガラディエ 50mL / 10mL

「ビガラディエ」とは、フランス語で「ビターオレンジの木」という意味です。

青く澄みわたる地中海、黄金の果実が輝く木々。南仏の旅で出会った絵画のような情景を香りで描いた清々しいオードパルファム。ビターオレンジの木から採れる多彩な香料を調香し、爽やかで甘美な表情の中にフローラルの余韻が広がります。

プチグレンと相性の良いアロマ

プチグレンは他のアロマとのブレンドにも適しています。豊かな香りを楽しめるだけでなく、さまざまな効果に期待できるので、求めるものに合わせてブレンドしてみてください。ここでは、プチグレンと相性の良いアロマを紹介します。

安眠したい時【プチグレン×ラベンダー】

気分が落ち着かず安心したい時や、心地良い眠りにつきたい時におすすめの組み合わせです。どちらもリラックス効果や安眠作用があるため、相乗効果が期待できます。ラベンダーの強い香りが苦手な人でも、プチグレンと組み合わせることで香りをやわらかく感じられます。

気持ちが落ち込んだ時【プチグレン×マンダリン】

季節の変わり目にゆらぎやすい心を落ち着かせて、明るい気分にしてくれる組み合わせ。デトックス効果もあるため、リンパマッサージやアロマバスとして使うのもおすすめです。

心を落ち着かせたい時【プチグレン×レモン】

疲労回復や炎症を抑える働きのあるレモンと、リラックス効果のあるプチグレンの組み合わせは、心を落ち着かせたい時におすすめです。酸味と爽やかさのあるレモンの香りが、落ち込んだ気持ちを前向きにリセットしてくれます。

プチグレンの香りで不安定な気持ちを和らげよう

女性に嬉しい効果の多いプチグレンは、心と体の両方を癒してくれるおすすめの香りです。香りを楽しむだけでなく、アロマバスやマッサージなどさまざまな使い方ができます。ストレスの多い毎日にプチグレンの香りを取り入れて、心と体の不調を取り除きましょう。