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2024年7月、限定発売。巷で話題のハーブピーリングをメゾンレクシア流に再解釈して生まれた、剥離&ダウンタイムなしの限定品「ピーリング ハーブス」。コンニャクイモ由来のゴマージュ剤が、肌を傷つけることなく、古い角質や毛穴汚れをすっきりオフ。なめらかな素肌へ導きます。
肌のすこやかなターンオーバーを促すには、スキンケアや生活習慣でのサポートが必要です。肌に負担を与えないスキンケアや食事、睡眠などで、ターンオーバーを正常な周期に整えましょう。ターンオーバーが乱れる原因や促進する方法、おすすめのアイテムなどを紹介します。
目次
肌が生まれ変わるサイクルであるターンオーバーが乱れると、あらゆる肌トラブルが起こりやすくなります。まずはターンオーバーの仕組みや周期をチェックしていきましょう。
ターンオーバーとは新しい皮膚が生まれ、古い皮膚が角質となって剥がれ落ちる肌の代謝サイクルのこと。皮膚は「皮下組織」「真皮」「表皮」の3つの組織に分かれていて、ターンオーバーは一番外側にある表皮で起こります。
表皮を構成しているのは「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角層」の4つの層です。一番内側の基底層で表皮を形成するためのケラチノサイト(角化細胞)がつくられると、それよりも前にあった古いケラチノサイトが外側に押し出されます。やがて新しいケラチノサイトが表皮の一番外側の角層まで到達すると、古いケラチノサイトが垢や角質として剥がれ落ちる仕組みです。
上記のサイクルを一定周期で繰り返すことで、肌の細胞は生まれ変わっています。
ターンオーバーの周期は、健康な20代の場合で約28日、30~40代になると約45日です。年齢を重ねると徐々に代謝が落ちていくため、ターンオーバーにかかる日数は延びる傾向にあります。また原因は後述しますが、年齢以外の要因でターンオーバーが遅くなったり早くなったりと、周期が乱れる場合もあります。
ターンオーバーは早すぎても遅すぎても肌に影響を与えてしまいます。
<ターンオーバーの乱れで起こるトラブル>
まだ新しい皮膚がつくられていないのに表面の皮膚が剥がれ落ちてしまうのは、ターンオーバーが早すぎる状態です。肌のバリア機能が十分に整っていない状態で新しい皮膚が表面に出てきてしまうことで、水分を蓄えられず乾燥しやすくなります。
反対に、新しい皮膚がつくられているのに古い皮膚が剥がれ落ちないのは、ターンオーバーが遅すぎる状態。古い角質が蓄積されて表面の凹凸が大きくなるため、ごわつきやくすみ※1の原因となります。
※1 乾燥による ※2 紫外線による
ターンオーバーは不規則な生活習慣や肌への負担など、さまざまな要因で乱れてしまうことがあります。原因を知っておくことで対策もしやすくなるので、当てはまるものがないか日常生活を振り返りながら確認していきましょう。
スキンケアはターンオーバーを整える上で大切なものですが、間違ったやり方だと逆効果になってしまいます。
<ターンオーバーの乱れにつながりやすい間違ったスキンケア>
肌に必要な角質まで落としてしまうとターンオーバーが乱れる原因に。また摩擦による刺激は、肌がダメージを受けないように角質を厚くしてしまう恐れがあります。
肌の乾燥は、ターンオーバーを乱す大きな原因の一つ。乾燥した肌の表面は水分を蓄える力が弱く、バリア機能が低下している状態です。バリア機能が低下した肌は、紫外線や摩擦などの外的刺激でダメージを受けやすくなります。ダメージによって肌の水分量や皮脂量のバランスが崩れることで、結果的にターンオーバーが乱れてしまいます。
また、紫外線による日焼けも乾燥を招き、ターンオーバーが乱れる原因となるため注意が必要です。
年齢を重ねるとともに成長ホルモンの分泌量が低下すると、ターンオーバーは遅くなります。加齢だけではなく、女性ホルモンの分泌量が減少する生理前もターンオーバーが乱れやすい傾向にあります。
不規則な生活習慣で起こりがちな栄養不足や血行不良、睡眠不足もターンオーバーを乱す大きな原因です。
生活習慣 | トラブル例 |
偏った食生活/過度なダイエット | 栄養が不足して肌荒れが起こりやすくなる |
運動不足/喫煙 | 血流が悪くなり、肌に必要な栄養や酸素が行き渡りにくくなる |
睡眠不足 | 成長ホルモンが分泌されにくくなる |
肌のターンオーバーを促進するには、うるおいを与えて肌に負担をかけないことが大切。スキンケアで意識したいポイントを紹介します。
汚れや不要な角質は洗顔やクレンジングでしっかり落とし、清潔な肌を保ちます。洗浄力が強すぎる化粧品は避けて、必要な角質まで落とさないようにするのがポイントです。クレンジングはメイクの濃さに合うものを選びましょう。
洗顔料はよく泡立てて優しく洗い、すすぎはぬるま湯で行います。タオルで拭き取る時は擦るのではなく、軽く押さえるようにすると摩擦を軽減できます。
スキンケアでは保湿を重視して、肌に十分なうるおいを与えます。化粧水をたっぷりとつけた後は、水分が蒸発しないように乳液やクリームで蓋をしましょう。乾燥が気になる部分は、化粧水や乳液・クリームを重ねづけしても問題ありません。保湿に優れた美容液や、日中の乾燥や紫外線によるダメージをケアできるナイトクリームを取り入れるのもおすすめです。
日焼けすると肌がダメージを回復させようとターンオーバーが早まり、周期が乱れる原因に。日焼け止めや日傘、帽子などを使った紫外線対策は欠かさないようにしましょう。紫外線は夏だけではなく1年を通して降り注いでいるため、季節を問わず対策するのがポイントです。
スキンケアだけではなく、体の内側からもケアすることで、より効率的にターンオーバーを促進できます。即効性はありませんが習慣化することで、すこやかで美しい肌へと近づけるのでぜひ取り入れてみてください。
すこやかな肌を保つために必要な栄養素を積極的に摂取すると、体の内側からターンオーバーをサポートできます。
栄養 | 働き | 多く含まれる食べ物 |
タンパク質 | 肌をつくるのに必要なコラーゲンの元 | 肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品 |
ビタミンC | コラーゲンの吸収促進、皮膚や粘膜の健康維持 | キウイフルーツ、みかん、かぼちゃ |
ビタミンB群 | 代謝の促進、皮膚や粘膜の健康維持 | 卵、大豆製品、レバー、豚肉、魚介類、乳製品 |
食事だけだと栄養が足りない場合は、サプリメントで補うのも良いでしょう。
睡眠中は成長ホルモンが分泌されて、ターンオーバーが活発化します。成長ホルモンが分泌されるピークは入眠から3時間前後で、ターンオーバーが活発化するのは22時から深夜2時と言われています。そのため夜更かしは避けて、十分な睡眠時間を確保することも大切です。
運動で体を動かすと、血流が良くなって新陳代謝が高まります。ターンオーバーを促進するのにおすすめなのは、ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動です。「1日10分程度を毎日行う」など、無理のない範囲で習慣化してみましょう。
新陳代謝が活発化する夜にナイトクリームで肌をケアすると、すこやかなターンオーバーにつながります。毎晩のスキンケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
エイジングケア成分※1として注目のヤチヤナギをはじめ、すこやかな肌リズムをサポートする植物エキスやオイルを濃密に配合したナイトクリーム。新陳代謝が活発化する睡眠中の肌に美容成分が浸透※2し、内から弾むようなハリを。肌の恒常性を高め、本来の美しさを引き出します。
※1.年齢に応じたお手入れ ※2.角層まで
アルケミー独自の酵母発酵エキス*をはじめ、肌のバリア機能を整える3種のナノセラミド※1や、ナイアシンアミド※2を配合したナイトクリーム。ビタミン類※2も豊富に配合し、乱れがちなターンオーバーをすこやかに整えます。トラブルの起こりにくい肌環境を育み、内側から輝くハリのある肌へ。
*整肌保湿成分 ※1 セラミドNP、NG、AP(保湿成分) ※2 整肌成分
ターンオーバーが整っていると、すこやかで透明感※のある肌を維持しやすくなります。乱れてしまった時は、スキンケア・食事・睡眠・運動で整えましょう。ぜひ、ここで紹介したターンオーバーを促進する方法を日常生活に取り入れてみてください。
※うるおいを与えることによる肌印象
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