【コスメコンシェルジュ監修】女優のようなツヤ肌の作り方とは?基本のメイク・スキンケア術

【コスメコンシェルジュ監修】女優のようなツヤ肌の作り方とは?基本のメイク・スキンケア術

BEAUTY

Mar 29, 2023

みずみずしく健康的なツヤ肌は、メイクやスキンケアで叶えられます。うるおいを意識して、日々のスキンケアやメイクに気を配ってみましょう。下地やファンデーションなどの使い方や選び方のポイントを押さえておくと、ツヤ肌を作りやすくなります。上品で透明感のある、女優のようなツヤ肌の作り方を紹介します。

目次

  1. メイクでツヤ肌を作るために知っておきたいポイント
    1. 1.ツヤ肌はうるおいのある肌で作られる
    2. 2.ツヤの出しすぎ・厚塗りは避ける
  2. 【ツヤ肌を作るベースメイク】下地のポイント
    1. ツヤ肌メイクに役立つ下地の選び方
    2. ツヤ肌メイク│下地の使い方
    3. 【化粧下地】ハリを仕込み、化粧ノリの良い肌に
  3. 【ツヤ肌を作るベースメイク】ファンデーションのポイント
    1. ツヤ肌メイクに役立つファンデーションの選び方
    2. ツヤ肌メイク│リキッドファンデーションの塗り方
    3. 【ファンデーション】美容成分配合のリキッドファンデーション
    4. ツヤ肌メイク│パウダーファンデーションの塗り方
    5. ツヤ肌メイク│クッションファンデーションの塗り方
  4. 【ツヤ肌を作るベースメイク】フェイスパウダーのポイント
    1. ツヤ肌メイクに役立つフェイスパウダーの選び方
    2. ツヤ肌メイク│フェイスパウダーの使い方
    3. 【フェイスパウダー】光のベールで肌を包み、ツヤやかな仕上りに
  5. 【ツヤ肌を作るベースメイク】ハイライト・チークのポイント
    1. ツヤ肌メイクに役立つハイライトの選び方
    2. ツヤ肌メイク│ハイライトの使い方
    3. ツヤ肌メイクに役立つチークの選び方
    4. ツヤ肌メイク│チークの使い方
  6. ツヤ肌になるためのスキンケア方法
    1. 正しい洗顔で汚れを落とす
    2. しっかり保湿をして乾燥を防ぐ
    3. コットンパックでさらにうるおいをチャージ
  7. メイクやスキンケアで美しいツヤ肌を叶えよう

PROFILE

監修者:日本化粧品検定特級•コスメコンシェルジュ 中村(曲尾)光世

WEBメディアプロデューサー、編集者•美容ライター。元国内大手化粧品メーカー宣伝部員。過酷なサッカー少年ママライフを支える時短スキンケアとエイジングケアが得意分野。

監修者:日本化粧品検定特級•コスメコンシェルジュ 中村(曲尾)光世

メイクでツヤ肌を作るために知っておきたいポイント

メイク中の女性

ツヤ肌メイクが上手くいかない場合、正しいポイントが押さえられていないのかもしれません。まずはナチュラルでツヤのある肌を作るポイントから見ていきましょう。

1.ツヤ肌はうるおいのある肌で作られる

ツヤ肌を作ってくれるファンデーションも、乾燥したカサカサ肌ではポテンシャルを発揮できません。さらに、乾燥が原因となってテカリを招く場合もあります。

メイクの前には、化粧水や美容液で十分なうるおいを与えましょう。次にクリームなどを手に取り、手のひら全体を使って肌をやさしく押さえ、うるおいを閉じ込めます。手に肌が吸い付くような感触になったら、うるおい肌の完成です。

また、うるおいのある肌は生活習慣でも作れます。湯船に浸かってしっかりと入浴して血行を良くする、質の良い睡眠をとって成長ホルモンを分泌させるなど、肌を労る生活も意識してみてください。

2.ツヤの出しすぎ・厚塗りは避ける

ツヤの出しすぎはベタつきやギラつき、さらにはテカリに見えてしまうことも。ツヤを出すのは頬骨、鼻の頭、あごの先など、一部分だけに留めましょう。

また、目元のクマや口元のほうれい線があると、影ができて疲れた印象に見えるため、コンシーラーを使って肌色を補正します。ファンデーションで無理にカバーしようとすると、厚塗りになってツヤ感が出にくくなります。

【ツヤ肌を作るベースメイク】下地のポイント

クリームを顔にのせる女性

ツヤ肌メイクは、ナチュラルに仕上げるのがポイント。女優のようなツヤ肌の作り方をアイテム別にチェックしていきましょう。

ツヤ肌メイクに役立つ下地の選び方

ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が配合された下地でうるおいをキープすると、ツヤを保ちやすくなります。くすみが気になる、血色感が足りないなど、うるおい以外の悩みがある場合はコントロールカラー下地を選ぶのがおすすめです。
※乾燥による

<悩み別・コントロールカラーの種類>

  • 血色感がほしい:ピンク
  • 赤みが気になる:グリーン
  • 色ムラがある:イエロー
  • クマが目立つ:オレンジ
  • トーンアップ:パープル

また、パールが配合されていてハイライト効果がある下地もツヤ肌作りに効果的です。パーツごとに下地を使い分けるのも良いでしょう。

ツヤ肌メイク│下地の使い方

化粧下地を使う時は、塗り方や量をパーツごとに調節してみてください。まずは額、両頬、鼻、あごの5点に必要な量をのせて、面積の広いパーツから塗り広げるようにすると、塗りすぎやムラを防ぎやすくなります。額は崩れやすいので、頬よりも少量にするのがきれいに塗るポイントです。

<ツヤ肌を作る化粧下地の塗り方>

  1. 頬にのせた化粧下地を顔の中心から外側に向かって指の腹でやさしく伸ばす
  2. 額とあごにのせた化粧下地も同様に、顔の中心部分から外側に向かって伸ばす
  3. 鼻にのせた化粧下地は上から下方向に、鼻のラインに沿うように伸ばす
  4. 小鼻周りは小さな円を描くように、指を小刻みに動かしながら密着させる
  5. 目元や口元はよれやすいので、指の腹で軽く叩きこむように薄くのせる

【化粧下地】ハリを仕込み、化粧ノリの良い肌に

リファインド メイクアップ ベース
[化粧下地]
リファインド メイクアップ ベース
4,950円(税込)、30mL SPF38/PA++ 全2色

保湿効果のある植物成分を贅沢に配合した化粧下地。軽く肌なじみの良いテクスチャーで、ツヤ肌メイクの土台を整えます。カラーはくすみを飛ばして血色のよいツヤ肌へ導く「ピンク」と、カバー&補正力が高く、均一でなめらかな肌に仕上げる「ライトベージュ」の2色です。
※乾燥による

【ツヤ肌を作るベースメイク】ファンデーションのポイント

ファンデーションを塗る女性

下地の次は、ファンデーションです。選び方と塗り方、おすすめアイテムを紹介します。

ツヤ肌メイクに役立つファンデーションの選び方

ファンデーションは、好みの仕上がりや肌質に合わせて選びましょう。

<ファンデーションの選び方>

  • 自然なツヤ肌に仕上げたい:リキッドファンデーション
  • みずみずしさがほしい:クッションファンデーション
  • サラッとした質感が好み:パウダーファンデーション

上記を踏まえた上で、肌が乾燥している時は保湿力の高いタイプを選ぶのがおすすめです。反対に、脂性肌の場合は油分が少なく、さっぱりとした使い心地のものが良いでしょう。

また、ファンデーションの色が肌色に合っていないと仕上がりが不自然になりやすいので、なるべく自分の肌色に近いものを選ぶのも大切なポイントです。

ツヤ肌メイク│リキッドファンデーションの塗り方

ファンデーションの種類に合わせて塗り方を変えると、仕上がりがより美しくなります。まずは基本となる、リキッドファンデーションの塗り方を紹介します。

<リキッドファンデーションの塗り方>

  1. 下地と同様に額、両頬、鼻、あごの5点にファンデーションをおく
  2. 塗る順番も下地と同様に、頬や額は顔の中心部をしっかりと、外側は薄めに伸ばす
  3. 小鼻や目の周り、口元は指先を使って丁寧にのせる
  4. 清潔なスポンジで軽くパッティングをするようにぽんぽんと叩いて、肌に密着させる

【ファンデーション】美容成分配合のリキッドファンデーション

エッセンス ファンデーション リキッド
[ファンデーション]
エッセンス ファンデーション リキッド
5,500円(税込)、30mL SPF24/PA++

濃密な植物エキスがエイジングケアも叶えてくれるリキッドファンデーション。肌補正パウダーと光沢パウダーをW配合し、シミやくすみなどの気になりがちな悩みをカバーしながら、素肌の美しさを活かしたツヤやかな肌に仕上げます。カラーはピンクオークル、オークル、ベージュオークルの3色です。
※年齢に応じたお手入れ

ツヤ肌メイク│パウダーファンデーションの塗り方

パウダーファンデーションの場合は塗る順番が少し異なります。ツヤ肌に仕上げたい時は、スポンジよりも薄づきのブラシがおすすめです。

<パウダーファンデーションの塗り方>

  1. ブラシにファンデーションをつけ、右頬、右額、左頬、左額の順で顔の中心から外側に向かってブラシを滑らせる
  2. 頬と額に塗り終わったら目、鼻、口周りにブラシを滑らせて残っているファンデーションを塗る
  3. 毛穴をカバーしたい部分は、ブラシにファンデーションをしっかりとつけて毛先で軽く叩き込むように塗る
  4. ブラシについたファンデーションをティッシュオフして、ムラや厚塗りになっている部分を払うようにブラシを滑らせる

ツヤ肌メイク│クッションファンデーションの塗り方

クッションファンデーションも、パウダーファンデーションのように頬、額、あご、鼻の順で塗っていきます。

<クッションファンデーションの塗り方>

  1. スポンジの3分の2程度の量を取り、頬に軽く押し当てる
  2. 中心部分から外側に向かって、トントンとパフをやさしく動かして額やあごまでなじませる
  3. 小鼻や目元などの細かい部分は、パフを折り曲げてファンデーションをのせる

【ツヤ肌を作るベースメイク】フェイスパウダーのポイント

メイクブラシを使う女性

ツヤ肌を作るためにはフェイスパウダーも欠かせません。選び方と使い方、おすすめアイテムを紹介します。

ツヤ肌メイクに役立つフェイスパウダーの選び方

基本的には固形のプレストパウダーよりも、軽い仕上がりで薄づきな粉状のルースパウダーの方がツヤ肌に仕上げやすい傾向にあります。マットタイプではなく、パール配合など光沢感のあるものを選んでみてください。ヒアルロン酸、グリセリン、コラーゲンなどの保湿成分が配合されたものは粉っぽくなりにくく、しっとりとした質感です。

ツヤ肌メイク│フェイスパウダーの使い方

フェイスパウダーはブラシやパフを使って、軽くのせるのがポイントです。

<ブラシを使ったフェイスパウダーの塗り方>

  1. ブラシ全体にフェイスパウダーを取り、毛先を手の甲やケースの縁に当てて余分な粉を落とす
  2. 顔の中心から外側に向かってブラシを滑らせる
  3. 小鼻のキワなど細かい部分にブラシの先端を使ってパウダーをのせる

プレストパウダーの場合はサッとひと塗りする程度に留め、ルースパウダーは部分ごとにクルクルと円を描くように少しずつのせていきます。

<パフを使ったプレストパウダーの塗り方>

  1. パフの上半分にパウダーをつけ、手の甲に押し当てて余分な粉を払う
  2. パフを軽く肌に押し当てるようにしてパウダーをのせる(滑らさないように注意)

【フェイスパウダー】光のベールで肌を包み、ツヤやかな仕上りに

ルーセント フェイスパウダー
[フェイスパウダー]
ルーセント フェイスパウダー
4,400円(税込)、13g 全2色

ヒアルロン酸でコーティングした微粒子のパウダーが、しっとりとした質感とツヤ肌を両立。軽いつけ心地で、透明感のある仕上がりを叶えます。カラーはナチュラルとグローの2色です。

【ツヤ肌を作るベースメイク】ハイライト・チークのポイント

チークを塗る女性

ハイライトとチークも使い、さらにツヤ感をプラスしてみましょう。

ツヤ肌メイクに役立つハイライトの選び方

みずみずしく濡れたようなツヤ肌に仕上げたい時は、クリームタイプのハイライトがおすすめです。サラッとした仕上がりが好みの場合は、パウダータイプを選ぶと柔らかいツヤ肌に仕上がります。なお、血色感をプラスしたい時は淡いピンク系のハイライトを選びましょう。

ツヤ肌メイク│ハイライトの使い方

ハイライトはパーツに合わせたのせ方を意識してみてください。

<ハイライトの塗り方>

  1. 額の中央部分とあごの先にハイライトをのせる(全体ではなく部分的に塗ると立体感が出やすい)
  2. 鼻の付け根に細くのせる
  3. 頬骨の上、目の下のくぼんでいる部分にハイライトを入れる
  4. 唇の山部分に、トントンと軽くハイライトをのせる

ツヤ肌メイクに役立つチークの選び方

ツヤ肌メイクにおすすめなのはクリームタイプのチークです。リキッドファンデーションとの相性が良く、粉っぽさを感じにくい仕上がりになります。柔らかい質感にしたい時はパウダータイプを選びましょう。

ツヤ肌メイク│チークの使い方

パウダータイプのチークはブラシを、クリームタイプのチークは指を使って塗っていきます。

<パウダーチークの塗り方>

  1. ブラシにチークを取ったら、フェイスパウダーのように手の甲で量を調整する
  2. 頬の一番高い部分の中央、内側、外側の3点にチークをのせる
  3. 笑って高くなる部分に、ブラシを立てた状態でチークを軽くのせる

<クリームチークの場合>

  1. 中指と薬指の腹にチークを取り、親指で軽く擦るようにして指の腹に均一になじませる
  2. 中指と薬指の腹で頬の高い部分から外側に向かって、トントンと軽く叩き込むようにチークを塗る

ツヤ肌になるためのスキンケア方法

洗顔中の女性

化粧ノリが良くなってメイク時間が短縮できる、女性としての自信につながるなど、ツヤ肌にはメリットがたくさん。こちらでは、ツヤ肌になるためのスキンケアを紹介します。

正しい洗顔で汚れを落とす

スキンケアの基本となる洗顔は、清潔な手でやさしく行います。力を入れてゴシゴシ洗うのではなく、キメの細かいたっぷりの泡でやさしく汚れを落とすイメージです。洗顔料は泡立ちが良く、洗った後にうるおいの感じられるタイプがおすすめです。洗顔ネットを使って、もっちりとした泡を作ってみてください。

また、すすぎのお湯が熱すぎると、肌に必要なうるおい成分まで落としてしまう可能性があります。洗顔後はぬるま湯でやさしく洗い流しましょう。

しっかり保湿をして乾燥を防ぐ

ツヤ肌と言えば、乾燥知らずのうるおった肌。乾燥を防ぐためには、肌の奥までうるおいを届け、その状態を保ってくれるスキンケアアイテムを選ぶのが重要です。

スキンケアの仕上げには、乳液やクリームなど油分のあるものでうるおいを閉じ込めます。乾燥しやすい目元や口元は重ね塗り、皮脂が気になるTゾーンは少なめにするなど、肌の状態に合わせて使いましょう。

コットンパックでさらにうるおいをチャージ

乾燥しやすい時期やカサつきが気になる時は、スペシャルケアで肌にうるおいをチャージしてあげましょう。

<用意するもの>

  • コットン(割けるタイプ)
  • 化粧水

<やり方>

  1. コットン2枚を水で湿らせて絞る
  2. その状態のコットンを化粧水でひたひたに湿らせる
  3. 1枚のコットンを4枚に割き、両頬と額に1枚、残りの1枚を半分に割いて鼻とあごにのせる
  4. もう1枚も4枚に割き、そのうちの2枚を半分に割いて両こめかみ、鼻筋、鼻の下にのせる
  5. 残りの2枚はあごから耳の下に向かって引き上げるようにのせる
  6. 5~10分おいてからパックを外し、美容液やクリームで保湿する

パックの途中でコットンが乾いてきたら、化粧水を足してくださいね。

メイクやスキンケアで美しいツヤ肌を叶えよう

あごに手を添える女性

女優のようなツヤ肌は、メイクとスキンケアの両方を意識することで叶えられます。メイク方法やアイテムの選び方をツヤ肌向きにするだけでも、仕上がりは大きく変わるはず。今回紹介したポイントを参考に、メイクやスキンケアでツヤ肌を作ってみてくださいね。